Fukunosukeです。
6月29日(金)/7日目の朝
夜中の3時頃、目が覚めてしまった。
旅の最後にとっておいたピクニックブレックファーストに行けるかどうか
心配なのだ。ここまでの旅は完璧だったのに、、、。
暗闇に耳を澄ます、、、。雨音は聞こえないようだ、、、。
浅い眠りの後、また目が覚めた。
あっ! 東の空が明るい。昨日おとといはこんな事なかったのに!
外に出てみる。いや、空全体としては厚い雲。だけど、東の空だけは、
そこだけくり抜いたように青空が覗いている。
雲が流れつつ、遮られつつ、それでも更に明るさを増してゆく。
あぁ! 朝日だ!
考えてみれば、アマンキラでは初めて見る日の出。
その時、東の山から海に向かってひと筋の光の矢が放たれた。
まるで、山の神と海の悪魔が行き交う「光の橋」が渡されたかのよう。
神々の島バリ、それは本当のことなのか? 思わず息を飲んだ。
この光景が見えたのはつかの間。再び厚い雲が空を覆い、「光の橋」は
ひと時の間にかき消された。
我に返る僕ら。今のうちならなんとかピクニックブレックファーストに
行けそうだ。早く仕度をしよう!
「バリの神様が、僕達に微笑んでくれたのかな」
慌てて着替えをしながら、一瞬だけ本気でそう思った。
6月29日(金)/7日目の朝
夜中の3時頃、目が覚めてしまった。
旅の最後にとっておいたピクニックブレックファーストに行けるかどうか
心配なのだ。ここまでの旅は完璧だったのに、、、。
暗闇に耳を澄ます、、、。雨音は聞こえないようだ、、、。
浅い眠りの後、また目が覚めた。
あっ! 東の空が明るい。昨日おとといはこんな事なかったのに!
外に出てみる。いや、空全体としては厚い雲。だけど、東の空だけは、
そこだけくり抜いたように青空が覗いている。
雲が流れつつ、遮られつつ、それでも更に明るさを増してゆく。
あぁ! 朝日だ!
考えてみれば、アマンキラでは初めて見る日の出。
その時、東の山から海に向かってひと筋の光の矢が放たれた。
まるで、山の神と海の悪魔が行き交う「光の橋」が渡されたかのよう。
神々の島バリ、それは本当のことなのか? 思わず息を飲んだ。
この光景が見えたのはつかの間。再び厚い雲が空を覆い、「光の橋」は
ひと時の間にかき消された。
我に返る僕ら。今のうちならなんとかピクニックブレックファーストに
行けそうだ。早く仕度をしよう!
「バリの神様が、僕達に微笑んでくれたのかな」
慌てて着替えをしながら、一瞬だけ本気でそう思った。