Fukunosukeです。
まずは、ロンボク島そのもののこと、移動のことなど。
<ロンボクって?>
ロンボク島は、バリ島のすぐ右隣にあります。へえ。バリ島に馴染みがなければ
知りませんよね。僕らも名前くらいしか知りませんでした。バリと似たようなものかと
思っていたのですが、調べるとかなり違いがあるみたいです。たとえば、
・民族が違う。バリはバリ族、ロンボクはササック族が主体。
※ササック族の源流は遠くミャンマーに行きつくとの説もあるそうです
・宗教が違う。バリはバリ・ヒンドゥー、ロンボクはイスラム教。
※街中のワルンでは、お酒を置いていないお店も多いみたいです(泣)
・植生物の生態系がバリとロンボクでは異なる。
※ウォレス線という電車、じゃない生態系分布の境界線が両島の間にあり、
その東西で自生する植物等が異なるそうです。
・その昔、ロンボクはバリ族に支配されていた(驚)。
※支配から逃れるためオランダに支援してもらったけど、結局そのオランダに
バリもロンボクも支配されてしまったという、残念な歴史も。
・インドネシア独立後も、観光地として経済発展するバリを横目に、ロンボクは
長く困窮の時代が続いたと、、、
なかなか複雑な事情もありそうです。
ともあれ、90年代後半以降は、観光開発に注力し、発展しつつあるというのが
現在。そんな所がロンボクの立ち位置です。
でも海やビーチはバリよりきれいだし、バリに比べまだのどかさもあるし、
とてもいい所です。
<ロンボクへのトラベル>
移動については、当然直行便はないのでどこかを経由して行きます。今回は
ジャカルタ経由。ジャカルタまではANA、ジャカルタからはガルーダという
組み合わせです。ジャカルタ⇔ロンボクの路線は、スターアライアンスのANAと
スカイチームのガルーダの共同運航便ということになってます。意味わからん。
羽田→ジャカルタのANAは新機材の787でした。でもエコノミー利用には難あり。
我々が予約した時は、機材は787-800でエコノミーの座席は2-4-2の8席配列
だったのですが、直前に最新の787-900に変更になり、3-3-3の9席配列に。
しかもシートピッチが狭くなっているそうです。
なんでこのような時代逆行をするのかと思ったら、ビジネスとエコノミーの
間に無理やりプレミアムエコノミーを設けて、更に席数を稼ぐためにエコノミーを
窮屈にしたらしい。hiyokoはおかんむりでした。
辛いなあ。でも修行と思って我慢するしかない。
機内食はこんな感じでした。写真ではわかりませんが、いろいろ小サイズ化や
軽量化が図られていて、いちいち感心(半ば呆れ)。
7.5時間ほどでジャカルタに到着。海の中に「高原」って、おもしろいなぁ。
イミグレを済ませ、荷物をピックアップして国内線ターミナルで荷物を再度預けます。
フードコートにバリの中華有名店LAOTA(老大)の出店を発見。
ちょっとこの時点でバリが恋しくなります(笑)。
ローストチキンご飯。なかなかおいしいです。ちなみに帰路でも
ここに寄ってお粥を食べたのですがおいしかった。さすが。
乗り継ぎの時間を利用してロンボク島の予習。へえ、こんな形か。
そして、ガルーダで1.5時間。ようやくロンボクに到着しました。
朝7時半に家を出て、現在夜の10時。チャベ・スカリ(とても疲れました)。
しかしホテルまではここからさらに車で2時間。
天国に着くまでの修行なのだー。