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ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

北米2010(その14) izolaさん大ピンチ

2010-08-18 21:40:42 | 北米旅行2010
Fukunosukeです。



izolaさんもアメリカレポートあっぷちゅう





Fallingwaterからピッツバーグのホテルに戻ったのは夜の9時。


さすがにもう寝るかと思いきや寝ない。やはりバウワーなのか。
もしかして、変な薬飲んでいませんか? それも2倍くらい。




一足先に日本に帰るizolaさんとはここでお別れなので、打ち上げをしました。izolaさん、
長年の夢が叶ってよかったですねー。これからの仕事もグレードアップするといいですね。



旅の中締めの余韻に浸ろうと思ったけど、アメリカンな味の料理は、なぜかちょっと食べただけで
お腹いっぱいになってしまいました。
  



お疲れ会も終わり、いよいよizolaさんとはここでお別れです。
あらー楽しかったのぉ、そぉ、よかったねー。



むー。いいかげん、あなた達変です。僕は用があるのでお先に失礼。





この後、Fukunosukeは先に部屋に帰り、ほっと一息、トイレで今日のノルマに取り
組んでいたら、「入りますよー」の声と共に、お二人がガヤガヤ部屋に入って来ま
した。

おぉ、焦るぜ。なんだなんだ。

仕事を七分方で切り上げてバスルームから出ると、izolaさん鼻をつまんでおります。
いやそうじゃない。そうじゃないけど、どうしたんですか。

なんでも、廊下で別れの抱擁中に背後でドアが閉まってしまい、自分をロックアウトして
しまったと。むー。izolaさん、そりゃぁhiyoko並のズッコケです。「だから姉妹」と言われ
ればそれまでですが。


とりあえずフロントにスペアキーを頼んで、izolaさんを部屋に押し込んで落着。




、、、ところがizolaさんとの旅の徒然は、まだ終わりませんでした、、、。









翌朝。hiyoko&Fukunosukeは、一足先に早朝の便でペイジに向けて大移動を開始します。
(ちなみにこの飛行機に乗ろうってわけじゃありません)




ところが、フライト30分前、空港のラウンジに入ったところで、ホテルにいるizolaさんから
SOSメールが飛び込んで来ました。




メールを読みだして顔が蒼ざめるhiyoko。なんと、izolaさんが乗るデルタ便がキャンセル、
代替便は明日になると。しかもUSデルタからの一方的な英語通達だそうで、izolaさん
大弱り。英語が苦手のizolaさんをこんな所に一人残してどうなる!? ひょっとすると
izolaさん、一生日本に帰れないかもしれませんよ(そんなに頼りないか(笑))。


我々のクレジットカード会社のエージェントを通じてizolaさんのエアー
手配をしていたので、hiyokoは、慌ててエージェントに電話をかけ、
「何とかしなさいこの野郎」とねじ込みます。


ちょっとした「できる女」の体ですが、まさに↑この瞬間、電話口の
相手を「そんなこともできないんじゃ、お宅は何にも役にたたないじゃ
ない!」と叱り飛ばしているところです(笑)


、、、よくもまあ、僕はこの人の夫が務まるものだ、、、。


と思いつつ眺めていた事は、内緒にしておいてください。




何とかizolaさんが今日発てる便を押さえたものの、アップグレードの
ことやら差額運賃を取られたら大変とか、諸々積み残しのまま時間切れ。
我々はizolaさんを放置して機上の人とならざるを得ませんでした。
hiyokoは、興奮を鎮めようと思ったのか、できもしない機内誌のクロス
ワード(当然英語)に挑戦して、一問も解けず玉砕。




で、結末はどうなったかというと、


同じくSOSを受信したdaniellaさんの機転で、デルタの日本語対応デスクの電話番号を入手
したizolaさん、あっさり日本語で残りの手続きをクリアし、無事帰国の途に着いたのでした。
何だ、そういう手があるなら、最初からそこに電話すればよかったじゃない。
さすがdaniellaさん。しっかりしてるね!

hiyokoより:だって、知らなかったんだもん。デルタにそんなのがあるなんて。
      A○EXの人だって教えてくれなかったし。


とりあえずよかった。izolaさん、旅の最後に大変でしたね。




フェニックス空港でその報告を受け取り、安堵するhiyoko。
「不毛地帯」で石油を掘り当てた時の、壹岐正の顔にちょっと似てます。




で、このお話しの教訓は?と言えば、「3匹の子豚」で語られる、「結局、末っ子が一番
しっかり者で頼りになる」という教えが、現代においても充分通用しているという、、、

なんか違うだろ、、、だいたい、Fukunosukeは何にも役にたっていないじゃん。自分は
どうなのだ。

hiyokoより:そんなことないよん。izolaちゃんへの連絡係してくれたでしょ。




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北米2010(その13) the Fallingwater後編

2010-08-16 19:33:46 | 北米旅行2010
Fukunosukeです。



izolaさんもアメリカレポートあっぷちゅう




Fallingwaterでは、ガイド付きのツアーに参加しました。館内をくまなく回ります。

hiyokoより:つい、左右の女性に目が行ってしまいそうですが、実は奥のベンチに座っている
      金髪でサングラスの女性に目が釘付けです。何がって、外人の年齢ってわかりにくい
      ですが、恐らく60歳くらいでは、、、!?後ろ姿ではガイドさんのお話を一生懸命聞いて
      いるように見えますが、実は奥の女性が気になって仕方ない私です。



本館のリビングルーム。床は天然石だそうですよ。へー。





と、ここからは諸事情により小さめサイズでお届けします。















いやあ、僕なんかじゃなく、もっとその道に明るい人であれば、ここに
来る甲斐があるのでしょうが、すみません、僕なんかが来て。上手に
説明できません。でも、本当に素敵な建物でした。



たっぷり2時間の見学を終えたところ。izolaさんは放心状態なのかな?
この感想はいずれizolaさんのブログでご本人が語られるでしょうから、
皆さんもお楽しみに。(少し圧力をかけておこう)






さぁ帰りましょう。うわ、またオレですかい。しゃーねぇな。



もうやけくそだい。130キロを一気に駆け戻りました。でもなんだか行きよりも帰りの方が好調。



タフだねー。でもこんな過酷な旅はもうゴメンだよ。



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北米2010(その12) the Fallingwater前編

2010-08-14 20:00:13 | 北米旅行2010
Fukunosukeです。



izolaさんもアメリカレポートあっぷちゅう





あぁ、着いた。ここだここだ。ふぅ。Fallingwater。


世界的に有名な建築物があるというのに、サインはこの石版だけ。
何kmにも渡って看板やお土産物屋がずらり並ぶ日本の観光地とは、
根本的に何かが違いますね。



駐車場で車を止め、森の奥に進んで行きます。




ようやく、その姿が見えてきました。誰もが見たことのあるこの風景。
言うまでもなく、フランク・ロイド・ライトのマスターピース。


僕はこの建物の価値を語る知識も資格もないですが、さすがに
「おー!」と唸りましたよ。何の“おー”かは、自分でも謎ですけど(笑)。
でも、少なくとも、ベルギーで小便小僧を見た時の「あー、、、(絶句)」
とは全然違いました。

(もう、最低なコメントだな)





それでも、はじめは「普通に素敵なお屋敷(はぁと)」と眺めていた程度なのですが、
つぶさに観察するにつれ、「これが70年以上も前に発想され、建築されたものですか!」
と興奮の度合いが増していきます。無知も意外な感動をもたらすものです。



そういう興奮の元は、例えば間接照明の取り入れ方だったり、鉄と岩の組み合わせや、
屋外と屋内の関係の作り方だったりします。何より、この建物は単純な直方体の反復
だけで構成されているはずなのに、複雑で美しく、観る者に様々な意味を感じさせる
ことに大ビックリです。

すべてのものが充分に今に通用しているし、むしろ現代においても、これを超えていない
ものは沢山ある、、、んじゃないのかな、たぶん。それがこの建物の価値なんでしょうね。




リビングは川の上に張り出しています。どういうわけか、リビングから、
川面に向かって階段。へー。




これは「自然との調和」の意思表示かな(←調べる気なし)。



建物の形の都合上、テラスが沢山あるのですが、上手に居室と繋がっており、住まう空間の
一部であることを主張しています。




直方体をリフレインする中心軸に、石の塔の様な構造物があり、
安定感をもたらしています。そう言えば、有名な電気スタンドも、
こんなコンセプトじゃないかな。




本館の奥に、あとから建てられたゲストハウスがあります。



本館とゲストハウスは、こんな回廊でつながれています。



回廊の屋根は片持ち式。強度は大丈夫? びっくり。



本館ほどのインパクトはないですが、とても雰囲気の良いゲストハウスです。



後編では、ちらと中の様子も紹介します。





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北米2010(その11) ピッツバーグへ

2010-08-11 20:19:57 | 北米旅行2010
Fukunosukeです。



izolaさんもアメリカレポートあっぷちゅう





昨日の夕方アトランタに着いた気がしますが、翌朝7時、既に空港に向かっています。えー!?



空港に着いてしまいました。あらー。daniellaさんさよなら~~。



飛行機に乗せられてしまいました。おいおい、僕の滞在時間は正味16時間だよ。
僕はアトランタをまだ何ひとつ見ていないよ。ステーキ食っただけだよ。




体は強引に運ばれて、昼前にピッツバーグに着いちゃいました。
あぁ。アトランタの思い出はステーキだけか。



すぐにホテル(ハイアットリージェンシー)にチェックインです。とりあえず一休みしますか、、、。
え?しない?





こりゃあ、なんですか、フリーウェイですね。




で、どうしてFukunosukeが運転してるんですか? タフですね。ジャック・バウアーに
なりましたか? それとも、何か罰を受けているのですか?




これは僕が組んだ計画ではない、、、もちろんhiyokoだ。
旅の最中には考える余裕もなかったが、これはあまりにも人使いが荒いぞ。


なんでも、izolaさんが「アメリカに行くならFallingwaterに行きたい」と言ったのを、
hiyokoがほいほい安請け合いした結果こうなっているらしいです。基本的に、今回の
旅行に「僕は必要なかった」らしいのですが、この日の運転係のために、呼びつけられ
ていた様です。

会社で白い目で見られつつ、無理をして休んだんだけどな、、、。


アメリカには大して興味がなかったので、旅程をほとんど予習せず来てしまったの
ですが、ここへ来てこの旅の過酷さを体感しつつあります。




ともあれ、Fukunosukeはひたすら130km南下して行きます。



おぉ! こえーよ。寄るなよ。



130km走って目指したのは、ピッツバーグ名物のマクドナルド。



なわけない。




僕は疲れていたので、おざなりにクォーターパウンダーを頼んでしまった
のですが、女子2名は余裕ぶっこいて熟考したあげく、アンガスビーフの
グルメバーガーをチョイス。段違いの旨さに、Fukunosuke密かに落ち込む。
過酷だ。



ちぇ。なんだいなんだい君達は。いい身分じゃないか。



むー。なかなか着かないなー。



どこにあるんだFallingwater。無いんじゃないのか。あっても今日は休みだろ。
もう帰りませんか?「行った」ということにすればいいじゃない。誰も見てないよ。


、、、なんて言ったら、鉄拳制裁だろうなー。



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北米2010(その10) Fukunosuke訪米を邸宅レストランで祝う

2010-08-09 19:48:54 | 北米旅行2010
Fukunosukeです。



izolaさんもアメリカレポートあっぷちゅう





ここから、Fukunosukeが引き継ぎます。hiyokoファンの方、すみません。
、、、そんなのいないか。




hiyokoがアトランタで大暴れしていると聞きつけ、Fukunosukeは取り締まりに向かいます。




なんなく到着。


取り締まりの前に、Fukunosuke訪米を歓迎するパレードがあり、
街一番のお屋敷で晩餐会が催されました。



、、、なんだかむなしくなってきたので、普通にやります。





Anthony's。築270年の建物を利用したレストラン。写真では、
いかにも郊外の一軒家レストランの様に見えますが、市街地の
ど真ん中にあります。すごいなアメリカ。




女子三人組に、daniellaさんのご主人(danielさん)とFukunosukeが参戦。なかなか優雅じゃ
ないですか。しかし、danielさんは、なぜフルヒヨコなのか(笑)



でっかいですねー。水平にでかいだけでなく、垂直にでかい。やっぱり
アメリカのボリュームってこうなんだなー。



Fukunosukeは、朝めし代わりにゲンコツのようなテンダーロイン
ステーキ。ことステーキに関しては、僕は日本で食べる和牛よりも、
アメリカで食べるステーキの方が好きなのだ。ウハー!うまーい!



デザートは、おじいがフランべして作ってくれます。コンロはIWATANI
とか書いてありそうな年季物。


ちなみに僕は、(朝から)濃厚なデザートは無理なので、「注文にセン
スがない」とhiyokoに罵倒されながらもソルベを頼んだのですが、この
おじいは注文を忘れた挙句、最終的に出てきたのはチョコミントのアイ
スクリームでした(涙)。


けれど、「風と共に去りぬ」に出てきそうなお屋敷で、クラシックな
南部アメリカ料理というのは、非日常への切り替えには最高の舞台。

「おー!アメリカ来たー!」という感じ。






食事の後は、レストランのジャーマネがお屋敷の中をツアーして
くれました。



予想以上に大きなお屋敷で、宴会場の他、昔のままのダイニング
ルームや暖炉、大きなワインセラーなんかもあります。こんなところで
レストランウェディングなんて、ちょっといいかも。




アトランタ三姉妹。楽しかったそうで何よりです。hiyokoは親分気分を満喫したのでしょう。
だけど、僕が来たからには、もう買い物はさせないぞ。




、、、しかしまあ、何がそんなに楽しいんでしょう、この人達。



danielさんdaniellaさん、その節はご馳走様でした。

daniellaさんに至っては、腕白hiyokoがたくさんご迷惑をおかけ
したことと思います。大変すみませんでした。無事、身柄確保
しましたので、これよりアトランタから退却いたします。


以上、えへん、hiyoko編からFukunosuke編に変わった途端、まるで
別の旅行話の様になってしまいましたが、今後はこの方針でやら
させていただきます。石とか投げないでください。




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