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ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

まーさん沖縄2024_04_アロー・エデッセ

2025-01-07 23:21:46 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

 

金武(きん)と聞くと社交街かキンタコくらいしか思いつきませんでした。ここへ行くまでは。

 

ジャンボタクシーを調達して、みんなで金武の外れにあるASBO STAY HOTELという所へやって来ました。近くには野球場や運動施設もあって、楽天イーグルスのキャンプ地だったりするようです。

 

 

なんだか宇宙的なホテルロビーです。沖縄感はゼロというか、マイナスに近い。

 

というホテルの中に、アロー・エデッセというレストランがあります。

 

レストランも個性的な。レストランというか、なにか。なんだろう。おしゃれなIT系企業のキャンティーンみたいです。

 

 

それより、お客さんが我々だけなんですが、いいのでしょうか。

 

 

 

気を取り直して、イェイ!

 

厨房では調理スタッフが忙しく働いています。手前左がシェフ、その右がスーシェフだそうです。厨房はちゃんとしてるよね。。。

 

という変なドキドキ感の中、食事スタートです。 

 

アペリティフ。金アグー豚のハムは自家製。アグーにもいろいろあって、金武で育てている金アグーという豚だそうです。めちゃおいしいじゃないですか。

 

続いてパスカードというクレープスフレ。表面のつぶつぶはトリュフ。パスカードもクレープスフレもなんだか知りませんが、とにかくびっくりするくらい美味しかった。これは記憶に残る美味しさ。

 

真ん中に浮いているのはゆし豆腐。周りのスープはレモングラスやライムが爽やかなアジアンなスープ。意外性がありながら全体がよくまとまっていておいしいです。

 

スーシェフは厨房に入ったりホールに出たりで大忙し。ワインの説明もしてくださいます。見た目通りとても人当たりがよく、和ませてくれます。

 

季節の温野菜。

こういう感じの野菜料理を見てハッとする人がいるかも知れませんが(私はしませんが)、シェフは洞爺湖ウィンザーホテルのミシェルブラスで経験を積み、フランスで修行をされた方なのだそうです。そりゃあただ者ではないはずです。

 

魚は赤まち(ハマダイ)。

 

魚2つめの皿はマクブ。

 

沖縄の魚というと、柔らかいというか食べ応えがないような気がしてあまり美味しい印象がなかったのですが(すみません)、ちょうどよい火の通し加減なら食感もしっかりあるし、淡白な味がソースによく合ってどちらの皿も美味しかったです。

 

 

龍宮エビ自家製ベーコン巻。沖縄というと車エビのイメージですが、龍宮エビというのはパナメイエビだそう。最近金武の辺りで養殖が始まったそうです。

 

メインは再び金アグーのフィレ。今どきアグー豚は東京でも流通していますが、いまいちグッと来るものは少ないように思います。でも現地に来るとびっくりするほど美味しいアグーに出会えたりして「やっぱり美味しいじゃないか」ってなる。そういえば鹿児島の黒豚もそうだった。豚というのはそういうものなのでしょうか。

 

デザートの前に食後酒を。なんと国産のラム酒です。しかも伊江島で作っているのだそう。伊江島というのは本部の沖合の島で、美ら海水族館の対岸にあるような場所です。

サトウキビからバイオエタノールを作る工場の稼働が終わり、不要となったサトウキビを使ってラムの醸造を始めたとのこと。2011年に始まったそうでまだそれほど歴史はないらしいですが美味しかったです(あんまりラムの味はわかりませんが)。いずれ沖縄がラムの産地として有名になるのかも。いやもうなっていたりして。

 

 

パッションフルーツアイスのデザート。こういうの好き。

 

季節のチョコレート。なんと専門のショコラティエもいるのだそうです。

 

食後はシェフがやって来ていろいろお話をしてくださいました。

 

最初はドキドキしたのですが、蓋を開けてみたらびっくりの本格フレンチです。しかもリーズナブル。

場所が不便なためか、ディナーよりランチの方が混んでいるそうです。でもわざわざ行ってみる価値はあると思いました。

 

 

初めて沖縄に行ったのは20年以上前。その時は(沖縄料理以外に)美味しものがないと思ったのですが、進化する沖縄を実感しました。美味しいものを食べに行く沖縄旅行、ありだと思います。

 


まーさん沖縄2024_03_ハレクラニ

2024-12-27 20:00:39 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

またやって来ました。

ハレクラニ。今回は2泊です。

出来たときは「なんで沖縄にハレクラニ?」って思いましたけど、すっかり馴染みました。

4年ぶりですが、まだどこもきれいで素敵です。

冬のハレクラニは静か。 人けが少ないのもいいです(夏を知りませんけど)。

気持ちいいですね。

ハワイに来たみたいです。いや、沖縄に来ました。

プールの底のオーキッドがかろうじて見えます。もっと高所から見下ろすとよく見えるのかな。

ビーチにも降りてみました。 結構北風が強くて寒かったですが、ビーチも海もきれいでした。

寒くてもいいの。海は見るものだから。

ハレクラニに泊まるのは3回目ですが、3回とも部屋は同じでした。希望を出すと可能な限り融通してくれるようです。

カーテンではなく、ブラインドの引き戸がハレクラニ感を増してくれます。

開ければこんな。これもまた素晴らしい。

今回は寒気が日本を覆うタイミングだったので、沖縄も北風が強かった。白波が立っています。

ちなみに、写真の下のプールは冬でも入れる様になったそうです。でも水温は31℃だそう。根性要ります。

ウェットエリアはこんな感じ。手前の仕切りが解放できるので広々します。

朝食のシステムが少し変わり、クラブの朝食はエッグステーションがなくなった代わり、レストランでの朝食に振り替えることができるようになりました。クラブアクセスのプラス料金を払えば、朝食抜きプランでもレストランでの朝食が食べられるというのはいいですね。

その他はほぼ4年前とおんなじでした。


まーさん沖縄2024_02 首里城で5グスクコンプ!

2024-12-21 15:01:32 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

 

沖縄には有名な城(グスク)が5つあって、世界遺産に登録されています。

そのうち、今帰仁、座喜味、勝連、中城の4城は行っているのですが、一番有名な首里城は周辺をかすめただけで未踏でした。

 

というわけで、ちょっと寄ってみることにしました。

 

 

おお、二千円。

 

門がたくさん続きます。「瑞泉」と書いてあるので瑞泉門。ということは、泡盛の瑞泉はこの瑞泉からとっているのですか。酒蔵もすぐ近くですしね。そういうことだったのか―。

 

 

2019年に正殿が焼失し現在は再建中。本当だったらこんな風ですっていう見取り図ですね。

 

ところで、首里城はこれまでに5回焼失しているそうです。焼失の大ベテラン。呪われているのかな。なんか気になりますね。

 

 

 

正面の門は残っていました。

 

 

そこをくぐると、工場のような大きな建物が現れます。再建中の正殿は大きな建物の中で作られているのです。これじゃあ見えませんねー。

 

 

と、思ったら、なんと見学できるのですね。これは見逃せません。

 

素屋根というのですね。

 

 

1階見学エリアからはこんな。

ほう。なるほど。よくわからないですね。

 

2階見学エリア。

独特な屋根のカーブが見て取れます。何とも気持ちの良い形をしています。へー。こうなっているんだ。

 

3階見学エリア。

およそ6万枚の瓦をふきはじめたのは今年の7月だそうです。12月時点でほぼ出来上がっているみたい。頑張りました。

 

作業中の人がいました。お疲れ様です。とってもきれいに瓦を並べています。これだけで見ていて気持ちがいいです。

 

 

という感じで沖縄5城をコンプリートしました。やったー!

 

それに、人生のうちで「城を作っているところ」を見られるのはそんなにチャンスはないですからね。行ってみてよかったです。

 

完成は26年だそう。できあがったら是非また見に来ましょう。

 

 

首里城見学の後は、すぐ隣の首里城石畳地区へ。

 

昔は首里城から那覇港へ向かう道だったそうです。今でこそ古めかしい風情ですが、土の道や砂利道でない石畳は、当時は先進の道路だったのでしょうね。

 

これはデイゴの木でしょうか。

 

那覇は都会ですけれど、ちょっとした自然が南国の風情。いいと思います。

 

勇ましいシーサー。沖縄の人はのんびり穏やかで優しいイメージですが、なんでこんなおっかない顔にするのかな。

 

次はホテルです。

 

 


まーさん沖縄2024_01 久々の沖縄注入

2024-12-18 22:43:19 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

すみません。しばらくさぼっていました。記事にするネタがなかったのです。

4年ぶりに沖縄に行ってきました。とても楽しかったー。2泊3日では楽しみつくせないくらいでした。すぐにでもまた行きたいくらい。特に今回は色々と「まーさん(おいしい!)」でした。というわけでしばらく沖縄編やります。

12月の朝6時。タクシーは羽田に向かっています。

眠るhiyokoを運んでいきます。

行きの飛行機は結構年季が入っていて、エコノミーの座席にはモニターがありませんでした(帰りは最新のモニターがついてた)。こういうので料金変わらないのだろうか。ちっと安くしてくれたらいいのに。まあ、今どきは機内Wi-Fiが無料なので、youtubeくらいは自分のスマホで見られますけどね。

朝8時半の便で那覇に向かいます。ぴゅーっとひとっ飛び。

那覇到着。到着したらやることがあるよねー。

そうです!外車レンタカー!

今回はMINI カントリーマンという車を借りました。今年出たばかりの最新モデル。東京じゃこんな車は高くて借りる気もしない。沖縄だとちょっと安めなので、頑張って借りてしまうのです(多分カムリと同じくらいの料金でした)。もちろん少し古めの車ならプリウス料金で外車を借りられます。

ホントに最新。いろいろと物珍しい。なんで車の中にレコードがついているのかと思ったらナビでした。

しかも最新のARナビです。全然わかりやすくはないので迷惑でしたが。その他、シートにマッサージ機能なんかもついてた。ある時勝手にシートが動き出してびっくりした。

最新の車ですが、hiyokoには「車がユラユラ揺れてスマホが操作しにくい」と不評でした。

それでは参りましょう。

・・・

沖縄に着いて移動手段を手に入れたらまずは腹ごしらえ。富久屋という沖縄料理屋にやって来ました。

メニューはこんな感じ。むー。半分くらいしかわからないぞ。

hiyokoはむじぬ汁定食。むじなじゃないです。むじぬです。むじぬ汁とは、田芋の茎(ずいきですね)や三枚肉、島豆腐など具材がもりもり入った味噌汁で、お祝いの席で出される料理だそうです。これに赤飯といろいろおかずがついて定食になっています。1600円ですからちょっとした高級定食です。味はどれも優しくておいしい家庭料理という感じです。

これがむじぬ汁ね。そういえば初めて食べたと思う。

スマホを捧げ持っています。祈禱か何かでしょうか。

祈祷が終わったみたいです。どうぞ召し上がれ。

hiyoko「んめー!」

Fukunosukeは沖縄そば定食。汁が沖縄そばに変わる他は同じです。沖縄そばなら他所でも食べられるって思うのですが、4年ぶりの沖縄ですからね。我慢できませんでした。

なんだか沖縄で食べる沖縄そばって美味しいんですよね。不思議です。

美味しかったです。ここは良店だと思います。沖縄めし上々の滑り出しです!

さあて、沖縄成分注入しましたので、ホテルに行く前にちょっと寄り道しましょうか。


22年GW奄美大島23_鶏飯の元祖

2022-08-06 10:15:04 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

 

最後の日はパラパラと雨になりました。予報では旅の間中雨と思っていたので、雨が帰る日だけでよかった。

鶏飯の心残りがあったので、最後に鶏飯の元祖のお店に行ってみることにしました。

 

鶏飯みなとや。

 

 

おっといきなり終了ってどういうことよ!?

 

ここは11時半に開店するのですが、我々がお店に行ったのは開店前の11時20分。その時点で既に一時間待ち。さらに開店した11時半過ぎにはこの札が出て当日分は売り切れ。店前を素通りするしかない観光客がひっきりなし。

なんでも厨房を一人で回しているらしく量が出せないのだそうです。にしてもなんとかならないのかなあ。

 

幸い我々はありつくことができました。

 

ふうん。ひさ倉に比べると具の量はやや控えめな感じ。海苔も刻みのりではなく、味付けのりをハサミで半分に切ったものが添えられています。。。

 

とりあえずいってみよー。

 

ま、このあたりの作法はどこも同じです。

 

できました。見た目も他と差はないですね。。。

 

なんですが、なんですがー!

 

食べてびっくり。これはおいしい! これを名物というなら確かにそうだと思いました。

スープが決め手です。ひさ倉のスープも濃厚な鶏スープで美味しかったですが、個人的にはみなとやの方が一枚上手に思いました。鶏の滋味、コクがあって、それでいて臭みがありません。ひさ倉の方が鶏臭は強かった。

人を使ってもっと大きくやればいいのに、なんて無責任に思っていましたけど、このスープを作るには人任せに出来ないのかもしれません。

 

いやあ美味しかった。最後にこの鶏飯を食べたことで、奄美大島の印象が3割増しに良くなりました。そんなにか。

人に話を聞いてみると、奄美大島最高の鶏飯は居酒屋の〆メニューだという噂もあるそうです。そうかー、最高の鶏飯を探す奄美旅、いつかやってみたいなあ~。

というところで今回の旅は終了。

 

奄美空港で買い忘れがないか確認です。いつものルーチン。

 

 

ひとつ豆を。

奄美空港はエアラインのラウンジもカードのラウンジもありません。が、有料待合室というのがあって、空いていれば2千円で借りる(貸切です)ことができます。hiyokoはよくもまあそんなものを見つけたものです。

というのがこれ。なんかスゴイ。皇族か政治家みたいな待遇にも動じないhiyoko。

ふんぞり返るとはこういうことをいう。 

以上豆でした。

 

帰りの飛行機は都心上空を飛ぶやつでした。これは大変面白い。

 

旅行らしい旅行って本当に久しぶりでした。手足がぎゅーっと伸びたような解放感を味わいました。

 

ただいまねねちゃん。

玄関まで飛んできたくせによそよそしい。

ねね「誰よ。何よ」

 

ねね「なんなよ。どういうことよ」

 

ごめんねー。