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ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

バリ2007(その28):トレッキング

2007-07-28 18:10:39 | バリ旅行2007
Fukunosukeです。
6月29日(金)/7日目の朝



ピクニックブレックファーストを終えた僕らは、すぐに車で帰らずに、
下まで歩いていくことにした。






あれ、さっきもあの子犬あそこに居たんだよねー。





なつくでなく逃げるでなく、かといって手を差し出すと“わんわん”吠え
立てる。結構可愛い顔しているのに気難しいんだから。





子犬ちゃんさようなら。またね。



さあ、出発だ。
※ ジャングルや田畑の中を歩くプランもあるのですが、この日は雨の後で
  ぬかるんでいたので、道路を歩いて帰りました。




片づけを終えたアマンカーが僕らを追い越して行く。でも先に帰っちゃう
のではなくて、少しずつ先で待っていてくれる。





今度は牛さんがご挨拶。モー。




オバサンもご挨拶。パギー。





少し大きな家が立ち並ぶ一画に差し掛かる。




ぶたは寝る。犬はこっちに気付いて吠える。





通りをそれて路地に迷い込んでみる。





今度はネコがお出迎え(2匹います。見つけてください)。




田舎の風景もいいなぁ。





ここのライステラスには、水がはってある。もうすぐ田植えでしょう。





かと思いきや、こちらでは脱穀の真っ最中。三毛作のバリならでは。




だいたい下まで降りた頃、雨が降り出した。“弱ったなー”と思って
いたら、アマンカーがさっと現れ、僕らをひろってくれた。
どっかで見ていたんだろうか。


ピクニックブレックファーストはこれでおしまい。
じゃぁ、ホテルに戻りましょうか。





バリ2007(その27):ピクニック・ブレックファースト

2007-07-27 23:31:49 | バリ旅行2007
Fukunosukeです。
6月29日(金)/7日目、最終日の朝





約束の7時に、車は山の中にあるアマンキラのバレ(ティルタ・サリ・バレ)に
向けて出発した。






集落を抜けると、細い山道になる。ここからひたすら登って行く。





アマンキラからおよそ15分。どうと言う事のない無い道端に車は止まって
しまった。目的のバレは、この道をそれて分け入った所にある。






「じゃぁ、バレの仕度をするから、ちょっとだけここで待ってて」
アマンのスタッフは、荷物を抱えて消えて行った。





ぽつねんと取り残されてしまった僕達。




ここは何だろうねと来た道を振り返って、思わず叫び声をあげてしまった。
まったく予想もしなかった景色が、僕らの眼下に広がっていたのだ。
















ただ感動するだけだった。「わぁっ」と叫んだきり、続く言葉はなかった。





熱帯の森、田畑と集落、それを柔らかに覆う霧、その先には海。そして、
重層的な雲が空に立体感を与え、圧倒的な量感で迫ってくる。




「高台のバレでの朝食」というからには、それなりに夢想して来たけど、
現実の風景は僕らのイマジネーションを簡単に吹き飛ばしてしまった。







バレの方から「用意ができましたよ」と声がかかった。

「私は車の方で待っていますから、食事が済んだら木のベルを鳴らして
 呼んでください。ではごゆっくり」そう言って彼はいなくなった。




バレには、僕ら二人だけになった。






わー、食べきれない程いろんな物があるよー。



「あー、こりゃいいねー。ゴキゲンだねー」


さっきまで、大いなる自然への畏敬の念で充満していたはずなのに、
そういう詩的な感動が長続きしない我々。




ペストリー、サンドイッチ、シリアル、フルーツ。キンキンに冷えた
オレンジジュースとコピ。






食べ物はこの行李のようなお洒落な箱に入っていた。これを担いでいる
さまは結構絵になる。





hiyoko:「いいでしょーう!」
Fuku:「いいねぇー!」





谷の向こう側には、「ライス・テラス」と言うか「ライス・ステアケース」。






もう一枚パチリ。来られてヨカッタねー。






ピクニックブレックファースト、旅の最後に取っといてよかった。




ロマンチックディナーもそうだったけど、ピーカンの空とはまた違う
感動にめぐり合えた。


昨日でも、おとといでもこの景色は見られなかったはず。更に言えば、
この1時間後にはまた雨が降り出したので、チャンスはホントに
「今日この時間」しかなかった。 僕達は運がいい。



「やっぱり、僕達はバリの神様に歓迎されていたのかもしれない」

そう自惚れてもおかしくない気がしてきた。




帰りは、下まで歩いて帰ります。


バリ2007(その26):そして、最後の朝

2007-07-26 21:59:11 | バリ旅行2007
Fukunosukeです。
6月29日(金)/7日目の朝




夜中の3時頃、目が覚めてしまった。


旅の最後にとっておいたピクニックブレックファーストに行けるかどうか
心配なのだ。ここまでの旅は完璧だったのに、、、。



暗闇に耳を澄ます、、、。雨音は聞こえないようだ、、、。










浅い眠りの後、また目が覚めた。







あっ! 東の空が明るい。昨日おとといはこんな事なかったのに!







外に出てみる。いや、空全体としては厚い雲。だけど、東の空だけは、
そこだけくり抜いたように青空が覗いている。







雲が流れつつ、遮られつつ、それでも更に明るさを増してゆく。







あぁ! 朝日だ! 

考えてみれば、アマンキラでは初めて見る日の出。







その時、東の山から海に向かってひと筋の光の矢が放たれた。

まるで、山の神と海の悪魔が行き交う「光の橋」が渡されたかのよう。






神々の島バリ、それは本当のことなのか? 思わず息を飲んだ。



この光景が見えたのはつかの間。再び厚い雲が空を覆い、「光の橋」は
ひと時の間にかき消された。






我に返る僕ら。今のうちならなんとかピクニックブレックファーストに
行けそうだ。早く仕度をしよう!






「バリの神様が、僕達に微笑んでくれたのかな」

慌てて着替えをしながら、一瞬だけ本気でそう思った。















バリ2007(その25):ロマンチック・ディナー

2007-07-24 21:45:43 | バリ旅行2007
Fukunosukeです。
6月28日(木)/6日目の夜



日が暮れた頃から、また雨が降り出した。




あ~ぁ、ビーチでのディナーは無しだねー。
まぁしょうがない。ビーチクラブのレストランでもいいじゃん。



アマンカーでビーチクラブへ下る。暗闇の中に、そこだけ明かりが
灯るビーチクラブが僕らを待っていた。















えー! うっそぉ素敵じゃない! これ全部貸し切りなのぉ!?

昨日の昼に来たビーチクラブが、今夜はすべて貸切りです。真っ暗なジャン
グルの中、ダウンライトに照らされたダイニングに一卓だけ設えられたテー
ブル。遠く波の音、静かに降る雨の音。

ご覧のように、他のテーブルを端によけただけですが、どうしてなかなか!
昼とはまたちょっと違ってまさにロマンチック!(←お前の口が言うか!)





「今夜はお客様だけのスペシャルディナー。私達がサーブします。」

わー、専属のシェフと給仕さん!ヨロシクお願いします。 




僕らだけのスペシャルメニュー。名前入り!

バリ介:「いーんじゃなーい」




こんな“お大臣待遇”初めての僕はいきなり大興奮、鼻血出ちゃいそう。 
ワインはオーストラリアのCape Mentelleのシャルドネをhiyokoがチョイス。

バリ介:「お、おれにも飲ませちくりー」
お嬢:「キャー、ステキー!」




スターター代わりのソト・アヤム。

もうなんだかわからないけどウマイ!今まで食べた中で一番好きな味。





サテ・カンビン(ヤギの串焼き)

グゥ! サテ・アヤム(鳥の串焼き)より好きかも!
※ メニューには、SATE KAMBING/lamb(ラム)と書いてありました。
  KAMBINGは“ヤギ”と思うのですが、、、どうなんだろ。





極めつけのロブスター、野菜のグリル添え。

ありきたりのグリルに見えますが、ロブスターも野菜もバリのブンブ
(マリネ用のバリスパイス)でマリネしてあって美味しい。




昔、プーケット・ロブスターを食べた時はそれほど感動しなかったので、
大して期待していなかったのですが、いやぁ美味しかった。

とにかく身が「ゴムか!」ぐらいブリブリしてる。みそも美味しい。

hiyoko:これ一口で食べたと思わないでね!これは殻から身を出したところ!




鳥のロースト?揚げたの? アヤム・ゴレンとは違うのかな?。

もう食べ切れない! スミマセンこれ明日のお昼用に取っといてください。

もちろん答えは"No Problem!"




異常な盛り上がりは落ち着きを取り戻し、オトナマッタリのいいムードに
なってきたところでデザートが運ばれてきました。






これ以上無いシチュエーションと満面笑顔のサービス、そして美味しい
料理。僕らもう雲の上にいるような気分。



こんなに素敵な夜に、二人の愛は燃え上がるのか!?
それは愚問だ! そうならずにいられないだろう!!!











お嬢:「、、、あのぅ、、、。大きいhiyokoの人は寝てますけど、、、」






え!?





あ、、、ホントだ、、、。






あのー、モシモシー、、、。





、、、かなり深いところまで落ちてるみたい、、、。







ZZZ..........ZZz.



この夜、ついにhiyokoは戻って来ることはありませんでした、、、。





ロマンチックディナーは、初めてバリに来たときにFSで体験しましたが、
うっとり感(我ながら恥ずかしいが)で言ったらこちらの方が数段上です。


満天の星空の下、ひんやりした砂の感触を感じながらのビーチディナーも
よさそうですが、こんなダイニング貸切での晩餐も捨てがたく素晴らしい!


「まさか新婚でもないのに、、、」なんて思ってたんだけど、やってヨカッタ。
むしろ新婚さんより、結婚生活が常態化してしまった我々のようなカップルに
こそオススメなんじゃないかな。いい刺激です。



にしても、寝るかよフツー。




明日は最終日。朝一番にピクニックブレックファーストだ。


この雨は止むのかなぁ、、、。








バリ2007(その24):3段プールとバレの午後

2007-07-23 20:39:42 | バリ旅行2007
Fukunosukeです。
6月28日(木)/6日目の昼



昨日はビーチクラブのプールを楽しんだので、今日は3段プールへ。

お客が少ないこともあり、難なくプールサイドのバレを確保。

、、、でけーよ。壁つけたら僕ここに住めるよ。




プールサイドのレストランでお昼ごはん。




何かのサラダと、、、


何かのパスタ。

ビーチクラブもそうですが、昼の食事は夜に比べ一段劣るかな。






晴れるでもなく雨でもなく、持って行った本がイマイチ面白くなく、
ちょっと時間をもてあました僕は、ある計画を考えた。


「3段プールは、どの段が一番居心地いいか、試してみよう」



















以下その様子↓

上段  
中段  
下段  
※ セルフタイマーを使って全部自分で撮りました(バカでー!)。







えー結論は、、、、、、ま、どれも大差無し。


しいて言えば上段。理由、大きいから。


なーんだつまんない。








そんなことより、僕は世紀の大発見をしてしまったかもしれない。







このオシャレな虫は何だ!?


ちょっとアップにしてみます。ギョエー!



丸いシルエットなのでテントウムシかと思いきや、体の周りは半透明!
本体は、カナブンのような縦長の形。

こいつがすぐ逃げるので、この写真撮るのホントに大変だった。人目
はばからず大立ち回りしてしまった。



こんな虫見たことないよ。もしかして新種? もしそうだったら「フクノ
スケカナブン」と命名して昆虫図鑑に載せてもらおう。


嬉々としてhiyokoに写真を見せたところ「何で捕まえてこないの!捕って
きて!日本にもって帰る!」と一喝された。ディマンディングな女王様。







4時頃から、薄日が射してきました。

お嬢様達プールの周りを回って愛想を振りまいてます。やはりウチの
ヒヨコに目が釘付けです。ゴメンね、あげられないのよ。この子達には
仕事があるの。

いや、もしかして「欲しい」わけじゃなくて「バカに」してたのかな。




アフタヌーンティーが振舞われました。ジンジャーティーとお菓子。

バリ介:「ちょっとお腹冷えちゃったんだ、助かるー」






さて今夜はロマンチックディナー。新婚さんでもないのに、
この選択はアリなのか?

でも雨が降り出してきた。ヤダナー。