福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

金沢文庫指定国宝一部公開中

2016-04-27 | おすすめ情報
金沢文庫ホームページによると、国の文化審議会が3月11日、「称名寺聖教(16,692点)」と「金沢文庫文書(4,149通)」などを国宝に指定するよう文部科学大臣に答申したのを受けて一部を特別公開しているということです。
資料は年内随時特別公開されるようですが
5月8日までは「天台法華宗伝法偈 ( 伝伝教大師撰)」「 真言宗所学経律論目録 ( 伝弘法大師撰)」が展示されています。「真言宗所学経律論目録」は弘仁14年(823年)正月、大師が太政官符により東寺を真言密教の道場とされたのに続き、真言学徒の修めるべき経・梵字・律・論の膨大な内容を「真言宗所学経律論目録」として朝廷に提出されたもので、経は金剛頂瑜伽真実大王経、大毘盧遮那経、守護国界主陀羅尼経、普賢行願讃・・等二百巻、梵字では、梵字胎蔵曼荼羅諸尊梵名・梵字悉曇章等の梵字四十巻、律では根本説一切有部百一羯磨等百七十五巻、論では金剛頂発菩提心論、釋摩訶衍論の二部十一巻となっています。見るたびに何度生まれ変わればこれらの習得ができるのか気が遠くなります。
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