憧れの老僧の描写・・3
昔は自分もこういう老僧にあこがれていましたがいまは程遠い存在になっています。しかし憧れだけは持っています。
中勘助「銀の匙」
「(文脈から小石川源覚寺の近くらしいがいま文京区内にはここで出てくる少林寺という寺はない)・・・いつもかたくとざされてもの音もしない離れの障子があいて脇息に凭よつた老僧の姿のみえるのはこの頃である。離れのまへには老僧の秘蔵の牡丹の古木があり淡紅のひ . . . 本文を読む
平成の即位礼がちぐはぐだったとの批判が出ています。ここにあります。
新憲法下で初めての即位式だったからという理由で憲法上の正教分離を厳格に考えてすぎて構成されたといわれていますが、それならば々憲法上の国民の統合としての天皇、という面も考えるべきだったと思われます。またむしろ敗戦後はじめての即位式だったからと考えるべきで、敗戦は国家神道体制を抜本的に見直す最大の機会だったのを中途半端になってしまっ . . . 本文を読む