○ブラームス 交響曲第1番 ジュリーニ/ロサンゼルス・フィル 1981年11月17日
全曲を通して極めて遅いテンポのもと、集中力の高い演奏をしています。要所要所でティンパニが存在感ある打撃を落とし、演奏を引き締めています。また箇所によっては考え込むようにさらにテンポを落として、ことさら印象を強く与えています。そのような中、2楽章の美しさは格別です。
ジュリーニ/ロス・フィルの最高の遺産ではないかと思います。
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