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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

下北半島旅行その3

2009-09-13 21:18:56 | 写真

2日目の宿は、下風呂温泉の長谷旅館、井上靖氏が「海峡」を執筆した宿として有名です。


明治4年創業の老舗ということで、昔ながらの宿です。窓がサッシになっていたり、壁も新しくなっていますが、作りは昔のまま。

2階の客室を歩けば、「みしっ、みしっ」と音がします。部屋と部屋の間も壁ではなく、板で仕切ってあり、当然、遮音効果はほとんどありません。

しかし、宿の主人の配慮か、客室、食事用の部屋、客室、食事用の部屋・・・というように割り振ってあり、隣室の物音は聞こえませんでした。私たちが泊まった部屋は10畳、食事用の部屋は7.5畳でした。


食事は、前述のとおり、隣の部屋でいただきました。

満点の夕食でした。

・さしみ(マグロ赤身3切れ、サーモン3切れ、カンパチ3切れ、ホタテ3切れ、いか、甘エビ1匹、とても新鮮!)

・焼き魚(しゃけ切り身、ボリューム満点!)

・あわびの和え物、さざえ、数の子

・いかの塩辛

・たこの頭の和え物

・焼きほたて1匹(これもボリューム満点!)

・うに

・茶碗蒸し

・こんぶ

・かに(ボリューム満点!!、この辺でもう満腹、苦しくなりました)

・海鮮なべ(味噌仕立て、ホタテ、えび、白身魚、野菜)

・オレンジ   等


温泉は、硫黄泉。以前、大学のクラブのOB会で行った塩原の新湯温泉以来で、温泉に入ったという気分に浸れます。

ということで、雰囲気満足、食事満足、温泉満足、久々に感動した宿です。


もう一つ、下風呂で興味を持っていたのは、大間線(未成線)の跡です。

大間線は、大湊線の下北から大間に到る線として計画され、昭和18年には、下風呂の先まで路盤が完成していましたが、突然、工事が中止になってしまったのです。大畑から下風呂に行く途中に、大きなアーチ橋がありました。下風呂にもアーチ橋が残っていて、現在は整備されて足湯になっています。長谷旅館に昭和中期の頃と思われる写真が飾ってありました。もちろん海沿いを走る道路もなく、温泉街の道路も舗装されていない(と思われる)ところに、立派な大間線のアーチ橋があります。当時は道路より鉄道の整備の方が進んでいたのです。


3日目は、むつ市内の「まさかりプラザ」でお土産を購入。宣伝文句では、下北半島のお土産が全て揃っているということでしたが、実際は・・・少なかったです。薬研温泉や佐井で見かけたりんごのお菓子がありませんでした。


その後、田名部駅跡を発見しました。


で、無事に大湊駅に帰着、帰りの列車に乗りました。


ちなみに今回は、JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」を利用しましたので、鉄道部分の値段は12,000円のみでしたが、普通に乗車券類を購入すると以下のとおりになります。

磯部~大湊 往復19,460円

高崎~大宮 新幹線自由席 往復3,580円

大宮~八戸 新幹線指定席 往復11,600円

八戸~大湊 指定席券510円

野辺地~八戸 特急券 700円        計41,850円(29,850円お得、72%引き!)


(長谷旅館さん)                            (大間線のアーチ橋上から温泉街を望む

                                       右端にアーチが見える)

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