○ワグナー 「ラインの黄金」からヴァルハラ城への神々の入場 テンシュテット/ベルリン・フィル 1980年10月6、8、9日
○ワグナー 「ワルキューレ」からワルキューレの騎行 テンシュテット/ベルリン・フィル 1980年10月6、8、9日
○ワグナー 「神々の黄昏」からジークフリートの死と葬送行進曲 テンシュテット/ベルリン・フィル 1980年6、8、9日
○ワグナー 「リエンツィ」序曲 テンシュテット/ベルリン・フィル 1982年12月、1983年4月
○ワグナー 「ローエングリーン」から第3幕前奏曲 クーベリック/バイエルン放送交響楽団 1971年
○ワグナー 「タンホイザー」序曲 ゲルデス/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 1968年12月、1969年2、5月
テンシュテットのワグナーは、彼がⅠ集、Ⅱ集に分けて録音した管弦楽曲集から私がお気に入りの曲を抜粋したもの。
特に、「ヴァルハラ城への神々の入場」は、ベルリン・フィルの機能全開の演奏で聴いていて気持ちがいいです。
クーベリックのローエングリーン3幕への前奏曲は、ダイナミックなテンシュテットの演奏に比し、とても繊細な演奏です。どちらを採るか迷うところです。
ゲルデスのタンホイザー序曲は私が好きな演奏です。ゲルデスというとカラヤンやフリッチャイの録音などの名プロデューサーですが、指揮者でもあり、タンホイザー全曲は彼の代表的な録音のようです。
その序曲、早めのテンポですが、金管楽器が主題を強奏しているときの弦楽器の伴奏がとても爽やかに聴こえるのです。かなり以前にFM放送で聴いて、それがとても印象的でした。その後、色々な演奏を聴きましたが、この演奏が忘れられず、廉価盤のCDで出ているのを見つけ、即購入しました。