○エック フランス組曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年9月12~23日
○エック アブラクサス組曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年9月
○ハルトマン 交響曲第6番 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年9月19、20、23日
○ハルトマン アダージョ・アパッショナート フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年12月
○フォルトナー 交響曲第4楽章 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年12月
フリッチャイと親交のあった作曲家たちの作品を指揮した録音。それだけに、いずれの曲も規範となるべき演奏と思います。
エックのフランス組曲は、リアス放送局の委嘱によりラモーのクラヴサンのための曲集から5つの曲を自由に編曲した曲で、1950年1月31日、ベルリンのティタニア・パラストにおいてフリッチャイ/RIAS交響楽団により初演されています。
曲は、ラモーの曲を主題としていることから親しみやすいものばかりですが、私は第4曲「ヴェネツィアの女」が快活で活き活きとしていて好きです。
その他の曲はそれほど聴きこんでいないので、くわしいことは触れませんが、少なくとも明るく楽しくなる曲ではないと思います。
(フランス組曲と交響曲第6番のジャケット)