○J.シュトラウス 「こうもり」序曲
○J.シュトラウス ペルシャ行進曲
○ヨゼフ・シュトラウス 鍛冶屋のポルカ
○J.シュトラウス トリッチ・トラッチ・ポルカ
○スメタナ モルダウ
○チャイコフスキー 「エウゲニ・オネーギン」からポロネーズ
○シベリウス 「カレリア」組曲から「行進曲風に」
○ドヴォルジャーク スラブ舞曲第3番
○ヨゼフ・シュトラウス ポルカ「騎手」
○J.シュトラウス 雷鳴と稲妻
○アンダーソン 踊る仔猫
○ドヴォルジャーク スラブ舞曲第1番
○J.シュトラウス 春の声
○J.シュトラウス 美しく青きドナウ
○J.シュトラウス(父) ラデツキー行進曲
川本貢司/群馬交響楽団
世界で一番早いニュー・イヤー・コンサート。今年で20回目になるとのこと。
今年は、チェコのピルゼン市と姉妹都市になって20周年というとこで、同地の放送オーケストラの音楽監督、川本貢司さんを招いてのコンサートでした。
さすがチェコのオーケストラの指揮者だけあってシュトラウス・ファミリーの曲だけでなく、チェコのスメタナ、ドヴォルジャークもあり、またチャイコフスキー、シベリウス、アンダーソンと多彩なプログラムでした。
最初は、ここ数年お決まりの「こうもり」序曲。ちょっと大人しいかなと思って聴いていたらコーダになって急に活気づいて一気に終わりまで持っていき、面白かったです。
よかったと思ったのは「モルダウ」。非常に明晰で、透き通っていて久しぶりにいい「モルダウ」が聴けました。「カレリア」も同じくよかったです。
川本さんのお話しの中にチェコ語の「ř」の発音がむずかしいという話がありました。「Dvořák」も日本語で表すとトボルザーク、ドヴォルザーク、ドヴォルジャークと表記がまちまちですが、実際の発音からするとドヴォジャークが近いようです。
最後は、お決まりの「美しく青きドナウ」「ラデツキー行進曲」で締めくくりました。
とても楽しい演奏会でした。