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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

妙義山

2012-11-18 16:21:59 | 写真

妙義山は紅葉が見ごろです。


写真は自宅の近くから撮りました。

小学生の頃、図工の授業で写生大会がありましたが、多くの児童は妙義山の紅葉を描いたものでした。

(写真は、赤を強めに修正しています。)

20121118


下の写真の手前の橋は、人見堰の水道橋です。

人見堰は、1673年にできた灌漑用水で、この少し上流から取水し、磯部地区内の水田をうるおしています。


磯部地区は碓氷川より高い位置にあるため、水田を作っても水不足に悩まされ続けていました。そこで当時の地頭、仙石因幡守は、碓氷川の上流から取水して灌漑用水に利用しようとして工事を開始したのですが、人見村の反対にあい、工事ができなくなりました。そこで因幡守は、自分の領地を江戸幕府に返し、それにより工事を敢行できたということです。

仙石因幡守の機転(幕府の工事なら逆らえない)は、領民のことを第一にした行動で、上にたつものの鑑といえましょう。その偉業をたたえる碑が磯部地区(旭館さんの近く)に建てられています。


ちなみに、このときの人見村の領主は、忠臣蔵で有名な吉良上野介でした。

秋間地区には、赤穂四十七士の像がありますし、忠臣蔵と関係が深いなと感じる次第です。

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