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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

えちぜん紀行その2

2012-04-16 19:24:33 | 写真

永平寺口駅の駅舎は、大正3年に開業した当時のままで、国の登録有形文化財に指定されています。

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その永平寺口駅、えちぜん鉄道の前身、京福電鉄時代は、東古市駅という駅名でしたが、平成12年12月17日に、永平寺線からの東古市止まりの列車のブレーキが効かなくなり、本線の列車と衝突し、運転士が亡くなるという痛ましい事故が発生しています。原因はブレーキロットの破断とされていますが、そもそも、二重系が常識となっているこの時代に、古い一重系のブレーキを使っていること事態、ショックでした。一方で、運転士は、最大限の努力をして、被害を最小限に食い止めました。乗客を後ろに移動させたり、空気抵抗を増すため窓を開けさせたりし、自らは運転台に最後まで留まり殉職したということです。

翌年も列車衝突事故が発生したため、運行停止に追いやられ、廃線ということになりました。

えちぜん鉄道のその線路を引き継いで開業した第3セクターの鉄道会社なのです。


永平寺口駅のうらには、桜の木があります。

この日は残念なことに3分咲きくらいでした。例年でしたら満開ではなかったと思います。また、桜の木の近くには、変電所跡と思われるレンガ造りの建物がありました。

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