My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2022-01-29 18:46:09 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 交響曲第8番 クーベリック/バイエルン放送交響楽団 1982年9月7日?(ライヴ)

クーベリックのドヴォ8は、ひところライヴ盤が多く発売されました。
私が持っているのは、このHALLOO盤、そして録音時期不明のMETEOR盤、1976年5月エルランゲン・ライヴののオルフェオ盤、CD-R仕様の1975年6月大阪ライヴがあります。1975年大阪フェスティバルホールでのライヴがお気に入りで、それ以外は、ほとんど聴かなくなったのですが、久しぶりのこの演奏を聴いてみたら、とても良かったです。
この演奏は、かなり以前にあったクーベリックのファンサイトのデータによると表記のとおりで、ルツェルンでの演奏の録音ではないかとしています。
1975年大阪ライヴ録音と比べると、音質がとても良いように思えます。もちろん大阪ライヴの音質も十分素晴らしいですが、こちらの録音は、より艶やかさが感じられます。また、大阪ライヴではあまり気付かなかった対向配置の第2ヴァイオリンがよく、そして新鮮に聴こえ、先日紹介したアーノンクールのドヴォルジャーク第7と同じ感動を覚えました。

私が大阪ライヴが好きな理由の一つは、ティンパニが元気なところで、こちらの演奏はそこまで凄くはありません。
こちらはクラリネットの音が独特で、少し強めに吹いているのか、他の演奏と比べ目立っています。
第3楽章主部の途中、メロディが静かに消え行こうとしているところで、第2ヴァイオリンが強調されていて、とてもチャーミングです。
終楽章では、穏やかな変奏ののち、騒がしくなるところに入ってから少ししたところで、急にテンポを落としているところがあり、ヤルナという感じです。
大阪ライヴでもそうですが、スダジオ収録ではありませんので、それなりにおやっと思うところはあります。第1楽章展開部でホルンの音がちょっと詰まったように聴こえたり、終楽章の出だしのトラッンペットも一音目がやはり少し詰まったように聴こえるなど、そういった箇所が何箇所かありますが、それほど気になるものではありません。
コメント
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