○チャイコフスキー アンダンテ・カンタービレ
○チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
○ラフマニノフ ピアノ協奏曲第２番
川久保賜紀（Ｖｎ）、清水和音（Ｐｆ）、現田茂夫／群馬交響楽団
アンダンテ・カンタービレは弦楽器がとても美しかったです。とてもしっとりしていました。
ヴァイオリン協奏曲は、ソロが最初に出る前のホルン、ちょっと品がないように感じました。続くソロはとても素晴らしかったです。曲に対して愛しみを持っているように感じを受けました。彼女は以前、ピアノ・トリオを聴いたことがあり、このときはあまり良い印象ではなかったのですが、今日は良かったです。曲の最後のテンポを落として締めくくっていました。
ピアノ協奏曲は、座席の位置が一番後の方だったこともあり、以前、彼の演奏で感じた出だしの迫力はありませんでした。オーケストラがこの甘い曲をよく表出していたように思います。ホルンやフルート、クラリネットなどのソロが出色でした。
群響さんは、１日、３日、４日と公演が続き、それも全て別の公演ということで、本当にお疲れさまでした。
（ベイシア文化ホール）
左の写真は前橋駅前通りのケヤキ並木。色づき始めました。右は夕暮れ時の広瀬川です。
