FIFAクラブワールドカップ 2016 決勝戦
2016年12月18日(日)19:30キックオフ
横浜国際総合競技場(NTV)
レアル・マドリード 4 - 2 鹿島アントラーズ
鹿島を応援することは、生涯ありえない。なぜなら、鹿島が嫌いだからだ。Jリーグのクラブじゃないかって?それでも絶対応援しない。なぜなら、鹿島が嫌いだからだ。TVから聞こえてくる、あのチャントが耳障りだ。なぜなら、鹿島が嫌いだからだ。頑張れレアル!というわけで、当然のようにレアルがクラブ世界一となった。相手のベンチ前まで潜入するジネディーヌ・ジダンは、監督になってもカリスマである。延長で2ゴールを決めるクリスティアーノ・ロナウドは、やはりスーパー・スターである。しかし、セルヒオ・ラモスへのカードは提示されるべきであった。そこが揺らいだら、サッカーはおしまいだ。
羽生善治
10 FEB 2011
角川oneテーマ21
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「体力や手を読む力は、年齢が若い棋士の方が上だが、「大局観」を使うと「いかに読まないか」の心境になる。将棋ではこの「大局観」が年齢を重ねるごとに強くなり進歩する。同時に熟練になり精神面でも強くなると六十歳、七十歳になって、この「大局観」は闘うための柱になる。若い人は「大局観」がないが、経験を重ねて「大局観」を身につけていくと大筋で間違っていない選択ができることになる。」
という本を読みました。いつまでも若い頃と同じようには行かない。あらゆる面において、それを実感するようになりました。一番はやはりサッカーで、どう頑張っても20代の選手と対峙したら敵いません。ではどうするかと言えば、まともに対峙しないように工夫します。スピードで裏を取られないように、ポジショニングに気をつけるとか。
そんな折に読んだのがこの本です。確かに「大局観」というのは、ある程度の経験を積まないと養われないものでしょう。それを強みとして受け入れて、若者と勝負するための武器とする。そういう発想が凄いなあと思いました。まだまだ頑張れる!という勇気をもらいました。
Babyface
14 NOV 2000
iTunes
http://www.babyfacemusic.com
我々世代にとってBabyfaceは、どちらかというとプロデューサーとしての認知度が高いと思われる。しかしアンプラグドのライブ盤を聴いてから、その考えは少々変化した。その後もソロアルバムがリリースされるたびに、聴いたり聴かなかったりしていたのだが、こうしてベスト盤を聴くと改めて良いなあと思う。夜、寝る前に聴く。朝、通勤電車で聴く。夜には夜の良さがあり、朝には朝の良さがある。やはりすごいアーティストなのだ。
時代の寵児が作り出す音は、時代に寄り添っている、あるいは時代が寄り添っている故の聴こえ方をする。それはある程度仕方のないことだよなあと思う。特にアレンジ面においては、どうしても流行り廃りがある。あの時はあんなにかっこよく聴こえたのに、みたいな。今聴いても十分かっこいいけど。