TGS7

ウェルポイントの可動に合わせて、掘削工事が始まりました。まずは一次掘削でGL−1,500まで掘り進めます。思うように水位が下がらないらしく、現場作業は若干遅れ気味です。水は非常に厄介なものです。掘削していくと、以前の工事で残置されたモノが色々と出現しました。配管配線なんかはかわいいもので、鋼製杭まで出てきました。もっともこれは試掘の段階でわかっていたので、今回工事に影響がないことは確認済みですが。この一帯は施設や設備のスクラップ＆ビルドが繰り返されており、残置埋設物についても、どこまで正確な情報が管理されているのか怪しいものです。とりあえず残土は敷地内に集積されていますが、乾燥して砂埃になると出荷場からクレームが来るので、しっかりシート養生されます。すっかり日が落ちた頃、どこかで消防車のサイレンが鳴り響いていました。こんなところで火事に巻き込まれたら、本当に洒落にならないわ。さっさと退散しよう。というわけで、今日はこれまで。