TGS5

改修工事ばかりやっていると、杭工事を見る機会がありません。せっかくの杭工事なので、じっくりと見て来ました。今回は既成コンクリート杭を使用しています。支持層までは40mくらいです。ちょっと想像してみると、建物なんてかわいいものだなあと思います。昨今、何かと話題の杭工事ということで、現場の管理体制も厳格になっているようです。試験杭のデータと比べながら、逐次モニターでチェックされます。これが最終的に報告書として提出されるわけです。もし、改ざんされるとしたらコレですね。支持層まで届いていないのに、届いたことにしてやめちゃう！みたいな。私が立ち会ったのは、全28本中2本目と27本目ですが、試験杭と同様の位置で支持層が確認されました。まあ、私が立ち会ったからといって、別に何がどうなるわけでもありませんけど。最も大切な試験杭は、構造設計部の山下さんが立ち会っているのでご安心ください。