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ローラ・ボベスコの名盤ー「ヴィオッティ/ヴァイオリン協奏曲第22番&第23番」

2010-03-03 05:58:30 | 協奏曲
 ベルギーの名女流ヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(Lola Bobesco/1921~2003)の名盤ージョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(Giovanni Battista Viotti/1755~1824)のヴァイオリン協奏曲第22番イ短調・第23番ト長調(写真)を紹介したいと思う。作曲者ヴィオッティはイタリアのヴァイオリニストでもありパリでその名声を高めた人で指揮者としても活躍した。彼は29曲にも及ぶヴァイオリン協奏曲を作曲しているが中でも今日紹介する第22番・第23番は代表作として知られている。
 写真のLPは「フィリップスNEWグロリア・シリーズ」として1985年に廉価盤で再リリースされたものだがレコード盤はオランダ・フィリップス・プレスのオリジナル盤を使用している。ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲はやはりその旋律美に魅力がある。ボベスコのエレガントで繊細な表現力はヴィオッティの作品に見事にマッチしておりこのLPは彼女の魅力が充分に発揮された1枚と言えると思う。指揮のクルト・レーデルとライン・パラティナ国立管弦楽団とのハーモニーも美しい。録音は1980年3月。余談ながら今日3月3日は作曲者ヴィオッティの命日にあたる。


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