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懐かしの指揮者 - ヘンリー・ルイス

2014-03-31 19:27:02 | 協奏曲

 久方ぶりにヘンリー・ルイス指揮ジャニス・ヴァカレリ(ピアノ)ロイヤル・フィルによるガーシュイン「ピアノ協奏曲ヘ調」のLPに針をおろした。(写真/RPO-8009) このレコードは1986年に発足した「ロイヤル・フィル」によるオリジナル・レーベルである。レコーディングはLP第2面に収録されている同じくガーシュイン「パリのアメリカ人」と共に1987年7月22日、23日の両日に渡りロンドンの「ヘンリー・ウッドホール」において行われたもである。(デジタル・ステレオ録音)演奏もさることながら録音が大変素晴らしいところも特筆に値する。また筆者にとっては指揮者ヘンリー・ルイス(Henry Lewis/1932~1996)も思い出深い懐かしの指揮者の一人である。筆者が初めて彼の指揮を生で接したのは確か1977年9月、「読売日響」の定期に客演した時だったと思う。読響創立15周年を迎えたこの年、客演指揮者もはなやかさを加え10月定期には幻の指揮者とまで云われたセルジュ・チェリビダッケ、12月定期にはズビン・メータが登場している。因みに9月の定期は確か当初、名誉指揮者のウィレム・ヴァン・オッテルローが振る予定だったが急病でアメリカのヘンリー・ルイスが代役を務めたことを思い起こした。当日のプログラムはモーツアルト歌劇「コシ・ファン・トッテ」序曲、バルトーク「ピアノ協奏曲第3番」、ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」だったと記憶している。またソリストには当時ハンガリーの新進ピアニスト、デジュー・ラーンキが客演した。

 

 

 

 

 



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