久しぶりに写真のLP、アバド&ポリーニのコンビによるバルトークの「ピアノ協奏曲第1番・第2番」に針をおろした。(独グラモフォン2530 901)管弦楽は「シカゴ交響楽団」、アバドがこのオケの首席客演指揮者に就任するおよそ5年前の1977年2月、シカゴ・オーケストラホールにおけるセッション録音である。またこのコンビとシカゴ響との初顔合わせレコーディングだったと思う。かれこれ40年近く前の録音だがその古さを感じさせない。演奏もアバドとの息もピタリと合った名演である。またポリーニの協奏曲録音というとウィーン・フィルやベルリン・フィルとの録音が先ず思い浮ぶが「シカゴ響」との録音となるとなぜかまた新鮮さも感じる1枚である。
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