みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

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早春の新刊 -『欧州分裂クライシス』『搾取される研究者たち』『証言 沖縄スパイ戦史』他

2020-03-20 | こんな本を読んでいます
春の好天のもと、外出に注意の必要な時期だからこそ?
連休恒例の新刊紹介です。長閑な季節とは裏腹に
重厚な本格的内容の新刊が出ています。



 → 英国は欧州最大の格差の国だから不満が高まりブレグジットに繋がった、
   ドイツでも置き去りにされた旧東独で極右が勢力を伸長させているという実態
   (歪んだナショナリズムと極右が、貧困と経済格差を養分として肥え太る……)




 → 産学協同にたかってくる悪人達、
   何も知らない善人をたぶらかして
   産学協同の旗を振り煽った無責任な連中の罪は重い。




 → 沖縄選において民間人は中野学校の教えに従った同胞によって虐殺され、
   大本営では「非戦闘員(つまり一般庶民)は自決してくれれば」と語っていた。
   歴史を歪める自称保守やネトウヨはこの厳然たる歴史の前に頭を垂れて自省すべきであろう。




 → 今年の日本史関連の一般書でナンバー1かもしれない、
   コロンブスの卵的な知的刺激がある。


『日本人のためのイスラエル入門』(筑摩書房,大隅洋)


 → 内容自体は興味深いが『知立大国イスラエル』よりも劣る、
   官邸に近い著者だからか上から目線で、
   しかも隠蔽された思惑の気配が濃厚に漂う警戒が必要な一冊。




 → これはお薦めできない典型的な例。
   根拠のない扇動的な売文で原稿料を稼いだ著者が、
   今更に書店減少を嘆くという自業自得なブーメラン?




 → 休暇のお供に意外に良い、
   知っている高校を改めて調べてみると驚きの発見あるかも




 → 日米で同時に浮かび上がってきた「働くことを諦めた中高年層」、
   官邸や自治体の「氷河期支援」がいかに底の浅いものかが分かる好著




 → 新書とは思えない充実ぶりでお薦め、
   外に出にくい今だからこそじっくり読みたい。




 → 伝統野菜の本は時折にしか出ないので貴重、
   首都圏の殆どは昔は畑だったからかつては多様な作物があった。

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