みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

グローバル・マクロが間隙を衝いて大攻勢、イエレントレードを読み切る - リスクオンで円は急落

2013-11-17 | 注目投資対象・株価の推移
              ↑ USD/JPY(ZAI)対円でドル急伸だが、ここからが難関

市況好調で目立たないが、アイルランドが債券市場にカムバックする。
もはやユーロ危機は遠ざかり、当ウェブログの予想通り
昨年でユーロは大底をつけたと言って良いだろう。

散々「ユーロ崩壊」と喚いていた連中が全く信用できないのは明白だ。
紀元前から存在していたデマゴーグ達の生態は全く変わっていない。

さてドル円が大きく動き、東証は急騰した。
ドル円と東証の連動性は余りにも明らかであり、
東証の他力本願の本性が再確認できたと言えよう。

今回ばかりは脊髄反射の保守メディアといえどもアベノミクス効果を
臆面もなく喧伝するパブロフの犬的報道に白々しさを感じている筈である。
前回の円安期の所得停滞を覚えている世論が安倍政権に冷淡なのは当然だ。

機を見るに敏なエコノミストは、所謂アベノミクス効果と見えた現象が
米経済好転に支えられた偶然であることを示唆し始めている。

先週の東証急騰は、機を窺っていた海外ファンド勢の一斉突撃によるもので、
日米経済回復を当て込んだ「思惑」による作られた相場であるのは明白だ。

ドルが100円に達するスピードが速過ぎたため、
今後は梯子を外される反落の可能性を見ておくべきである。
IMM通貨先物では再び円ショートポジションが積み上がってきており、
海外ファンド勢には相場を吊り上げて売り浴びせるだけの力がある。

ドル円もクロス円も足元が危うくなるゾーンに入りつつあり、
軽率に上値を追うトレードには注意が必要である。
東証は元々ボライタルで良好なパフォーマンスが出る期間はごく短い。

「当ウェブログの予想通り、売り崩しは先週で終わったものと思われる。
 金曜は想定外の市場急変を嫌気した狼狽売りに過ぎない。
 今週以降はショート勢が強力な反撃を受け敗走するフェーズに入ってくるだろう」

「先週の不動産流動化は概ね軟調だったが、問題ないと判断している。
 ただのセンチメント悪化で回復基調は変わらず、慌てる必要はない」

「金曜にユーロ円に大きな買い戻しが来たこと、
 東証が崩れていいてもダウやフランクフルトが堅調であること、
 ヘッジファンドの決算期日が迫っていることから見て
 売り崩しの終わりはもう近いと判断する」

「早ければ今週、遅くとも次週までには売り仕掛けは峠を越えるだろう。
 米経済指標はまだまちまちで強気にはなれないが、
 市場の期待値が低下すればポジティブサプライズが出易くなる」

「脆弱な東証がダウに引き離された10月だったが、
 米経済の落ち込みが限定的であるのが鮮明になる11月は少しましになろう」

「金曜日に再確認できたように、米指標好転の威力は絶大だ。
 外乱要因に振られ易い脆弱な東証は、週明けに一転して急反騰するだろう。
 昨秋も、市場好転の真因はアベノミクスなどではなく米指標好転であった」

と書いた当ウェブログの予想は的中しているが、ペースが速過ぎる。
「余程の強い指標が出ない限り、100円までは時間がかかる」
とした予想は外れたが、市場がそれだけ無理をしている可能性がある。

そろそろトリガーに指をかけておく必要があり、
依然として上値を追うべき局面ではない。

「市況を見れば分かるようにアベノミクスはもう既に過去の材料になった。
 投資家の目はアメリカに集中している。
 米経済指標を睨みながら前のめりな姿勢を強めるだろう」

「米経済が回復し日米金利差が拡大すれば
 民主党だろうが自民党だろうが円安ドル高の恩恵で東証は上がるに決まっている。
 所詮はアベノミクスの3本の矢など誤差の範囲に過ぎない」

「たとえ民主党政権が続いていたとしても円安に転換し、東証は上がったであろう。
 しかしアベクロコンビがスタンドプレーに走ったせいで上昇が先食いされてしまい、
 来年、再来年の株式のパフォーマンスは総じて低下せざるを得まい」

「上昇を先食いしたために東証の足元は脆弱になっている。
 2014年、2015年には無理をした今年前半の報いで
 相当厳しい市況になることは容易に予想される」

「論より証拠、IMFは今年の日本の成長率を2%程度、
 2014年の成長率は鈍化して1%程度と予想している。
 まさに「馬脚をあらわす」である」

「2015年以降は、安倍政権や黒田日銀が何と言おうが
 マーケットはそれを嘲笑し完全無視して動くであろう」

「来年度、再来年度は上値が重い展開になると予想されるので、
 今年度の内に打つべき手は打っておかなければならない」

「ドルへの資金回帰の奔流はドルを押し上げ円を沈ませる。
 回り回って東証に資金を導く強力な援護射撃となろう」

「円安の援護のない東証は「片肺飛行」で
 モメンタムが著しく失われることがはっきりした」

「NY市場の活況だけでなくそれに円安も加われば
 東証の受ける好影響は二重に倍加されて優位に立ち、
 NYを東証がアウトパフォームする珍しい現象が持続するかもしれない」

「中国があのベア・スターンズ破綻の段階に近いとバロンズが書いているそうだが、
 個人的にはまだ2007年のパリバショックの前あたりだと考えている。
 まだ市場に強い恐怖感は漂っておらず、警報は弱い」

「「VaRショック」の10年ぶりの再来も警戒される。
 不動産セクターは安易に買ってはいけない。
 安直な黒田バズーカが国債市場を壊してしまっているので
 そのマグニチュードは予想外の域に達する可能性がある」

「IMFのブランシャール氏が所謂アベノリスクを事実上認め、
 財政再建や構造改革を実現できなかった場合、投資家の信認が失墜し
 世界経済のリスクとなる恐れがあると指摘した」

「参院選での野党の自滅で自民党の古い体質が墓場から蘇るだろうから
 今後警戒すべきは「ねじれ解消リスク」である」

「自民党は歴史的に利益誘導・分配型の政党であり、
 80年代以降の自民党政権の実績が証明しているように、
 経済政策を成功させる力量に欠けることは明らかだ。
 自民が参院選で盛大に勝てば勝つほど、次回の選挙は惨敗することになる」

「マーケットはねじれ解消で政治が安定すると見ているがそれは甘い。
 ねじれを解消させてしまったために電力利権や道路利権等の抵抗勢力が続々と蘇り、
 財政悪化と人口動態の劣化が容赦なく進むであろう」

「東京オリンピックは結構なことだが既に政治の道具にされている。
 数値から見て成長率改善効果は殆どないに等しく、
 歴史的教訓から考えて景況の落ち込みは必至である。
 今の喜びが大きければ大きいほど、かつがれたと知った時の怒りは大きくなる」

当ウェブログは以上の見解を依然として維持している。
VaRショック再来は当面遠ざかったが、
東証のアウトパフォームも同時に遠ざかり、
恐らく年明けになるので決して望ましい話ではない。

一方、長期金利の動きから見て「事実上のマネタイズ」との見方は的中しつつある。

「目先の円安に幻惑され、日本の将来に不吉な影がかかっている」

「当ウェブログが予測していた「悪い円安」が、異様な速度で到来することになる。
 安倍・黒田コンビが市場を軽視したために、財政危機もほぼ確実に接近する。
 「剣によって立つ者は剣によって滅びる」との箴言と同じく、
 金融政策によって立つ者は金融政策によって滅びるのであろう」

「黒田総裁の「次元の違う」量的・質的緩和は、事実上のマネタイズである」

「日本の国債市場は再起不能になり、財政再建を果たす可能性はほぼ失われた」

「黒田バブルに便乗して億単位の稼ぎを得る者が続出するだろうが、
 今から警告しておく。決して調子に乗って騒いではならない。
 ツケを回された国民の強い怒りは決してそのような輩を許さないであろう」

一方、以下の当ウェブログの見解はほぼ的中と言えるだろう。
ユーロ大反転はほぼ確定した。

ここで言うゴールドはドル建ての想定であり円建てでは高値だが、
金利も配当も付かないゴールドを持つ理由は全くないので修正する必要は感じない。
FRBの緩和縮小観測で更なる下落の可能性が高い。

「ゴールドは「完全に終わった」と断言して良い」

「香港や上海市場を見ても分かるように、
 今の中国では内需主導で高成長を持続するのは不可能である」

「円安は明確に日本経済にとってポジティブである」

「ユーロ大幅下落は遠ざかったか、もしくは消えたと考える」

「ユーロ圏は深刻な経済悪化ではないだろうが停滞は必至」

昨年の予想通りドル円、ユーロ円が反転した。
今年は慌てさえしなければ豊穣の年となるはずだったが、
危険な「悪い円安」の時代が早くも始まりそうだ。

↓ EUR/JPY(ZAI) リスクオンで見事なV字反発、これは絶対に独力ではない


↓ GBP/JPY(ZAI) 先週の予想通り160円台に抜けた! まだモメンタムは残っている


先週の相場を作ったのはイエレン次期FRB議長である。
正確には、イエレン相場を見切った海外ファンド勢の独壇場であった。


ドル99円後半、株堅調で上昇に転じる(reuters)
http://jp.reuters.com/news/article/forexNews/idJPL4N0IZ0R520131114
”正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の99円後半。早朝に公表されたイエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長候補の証言原稿で圧迫されたが、日経平均株価の堅調推移でクロス円が買われ、ドル/円も上昇に転じた。
〔中略〕
 早朝のマーケットではドル安に傾いた。次期FRB議長に指名されたイエレン副議長の上院銀行委員会での指名承認公聴会が14日に開催されるのを前に、イエレン氏の証言原稿の内容が伝わると、ハト派的と受け止められて米金利が急低下した。
 証言原稿では、引き続き潜在的水準を下回る状況となっている経済と労働市場を下支えするため、FRBにはまだなすべきことがあるとの見解が示された。
 大手信託銀行の関係者は、原稿内容よりも公聴会に先立って発表されたことが市場にサプライズをもたらしたと指摘した。内容に驚きはなかったが、アジアの主要株式市場がまだ開いていなかったため、まずは文言通りドル売りで反応したと話す。
 その後、アジアの主要株価指数が上昇するなかでクロス円が買われ、ドル/円は持ち直した。麻生財務相が14日午前の参議院財政金融委員会で、為替介入という政策手段を有しておくことは大事だと語ったことも、ドル/円の戻りを支援したとみられている。
 この間、朝方造成されたドル売りは巻き戻しを迫られた。輸入企業の買い、輸出企業の売り双方が観測されたが、全体的に商いは膨らまなかったという。

  <イエレン氏公聴会>
 イエレン氏の公聴会について、大手邦銀の関係者は「きょうの公聴会で株が崩れれば、イエレン氏は就任前から信認を失うことになる」と指摘、緩和縮小について今後の具体的なスケジュールを示すなどのタカ派的な発言は出ないと予想する。
 同関係者は、公聴会を通過すれば不透明感が払しょくされるため、リスクオンムードがさらに強まって株高/円安に向かうとみている。
〔中略〕
 午前8時50分に発表された7─9月期実質国内総生産(GDP)1次速報は市場予想を上回ったが、反応は鈍かった。国内勢の関心は低く、株価動向やイエレン氏の公聴会に注目が向かっていた。 (和田崇彦) ”

先週の市況を決定づけた木曜の報道。
麻生発言もドル高に寄与したとの話も出ているが全く違うと思う。

この日の午前、ドルは力技で急角度に持ち上げられている。
「相場を作った」のが海外ファンド勢であったことは明白である。


ドル100円前半、急上昇の反動で利食いに押される(reuters)
http://jp.reuters.com/article/forexMarketOutlook/idJPL4N0J01HV20131115
”午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の100円前半。日経平均株価の堅調推移で円売りが優勢となった。短期間に急上昇した反動で、午後は利益確定の動きがドル/円の重しとなったが、投機筋の円売り余力も指摘され、先高観は強い。
 ドル/円は午前に100.31円まで上昇、9月11日以来の高値をつけた。次期米連邦準備理事会(FRB)議長に指名されたイエレン氏の議会証言で緩和長期化観測が強まり、株高・円安が進んだ。ドル/円の急速な上昇の反動で、午後は利食いに押されたが、先高観は後退していない。
 外銀関係者は、ドル/円が100円を回復したことで「投機筋の興味が上がってきている」と指摘した。
「投機筋のポジションは重くはないはずで、円売りポジションを積み上げやすい」(同)状況にあるため、ドル/円には上値余地があるという。
〔中略〕
 ドル/円の先行きについて、上値余地が残されているとするアナリストが目立つが、年末までのタイムスパンでは5月の高値(103.74円)までは超えられないとの見方が多い。
 ある証券関係者は「リスクオンムードの中でもう少し上値を試すのだろうが、米国のファンダメンタルズ不安が解消されたわけではない。米金利も低下しており、一気に年初来高値を狙う雰囲気ではない」と指摘。その上で「5月に103円台をつけた後、6月以降は101円半ばが高値で102円をつけていない。101円半ばの壁は厚いだろう」との見方を示した。
 国内機関投資家の関係者は、急速に円安が進んだため、来週はドル/円にいったん調整圧力がかかると予想している。

東証は完全に力技のモメンタムで上がっている。
スペックがヒートアップして目の色を変えている様が見えるようだ。
余り調子に乗ると確実に12月以降が厳しくなるが、
「稼げる時に稼ぐ」のがトレーディングの鉄則である。
モメンタムがある限り、スペックは付いてくるだろう。


円が対ドルで2カ月ぶり安値、イエレン氏発言受けリスク選好度が上昇(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR201311160012.html
”15日終盤のニューヨーク外為市場で、イエレン連邦準備理事会(FRB)副議長が前日の上院銀行委員会の指名公聴会でFRBが現在実施する景気刺激策の正当性を主張したことを受け、円が下落した。ドルは対ユーロで下落した。
 イエレン氏は米経済が一段と力強さを増すまで緩和策を維持するとの立場を表明。これを受けリスク選好度が上昇し、低金利通貨である円が売られた。対ドルで約2カ月ぶりの安値を付けた。円は他の通貨に対しても下落し、対英ポンドでは約4年ぶり安値を更新した。
 終盤の取引でドル/円 は0.2%高の100.24円。週初からは1.1%高となり、ドルは対円で3週間連続で上昇した。ユーロ/円 は0.5%高の135.27円と2週間ぶり高値を付けた。
〔中略〕
 この日に発表された米経済指標では、10月の鉱工業生産指数が公益事業や鉱業の落ち込みが響き前月比0.1%低下。ただ、自動車部門の低下にもかかわらず製造業部門が3カ月連続で上昇したことで、経済が引き続き緩やかな成長軌道に乗っていることが示された。
 バンク・オブ・ザ・ウエストのバイス・プレジデント、ショーン・コットン氏は、「米国では財政協議が難航したことと、労働市場で改善が見られないことで、経済成長が緩慢となっている。FRBが毎月の資産買い入れ規模を縮小しないのは、こうしたことが背景となっている」と説明。
 同氏はこうしたなかドルの下落が拡大しているとし、「ドル安観測はFRBが見解を変えない限り継続する」とし、こうしたトレンドは来年3月まで続く可能性があるとの見方を示した。
 ドル指数 は0.2%低下の80.83。週初からは0.6%低下し、1週間の低下としては10月18日終了週以来の大きさとなった。
 リスク選好度が上昇すると買われる傾向のある高金利通貨の豪ドルとニュージーランドドルは上昇。〔以下略〕”

週末にはこの報道。勿論、日経先物も堅調である。
米経済が病み上がりであるため、量的緩和を継続せざるを得ない状況だ。

米指標が左程良くない状況でのリスクオンには限度があるが、
スペックはここが稼ぎ時と判断したのであろう。

    ◇     ◇     ◇     ◇

注目銘柄、不動産流動化が凄まじい上昇を見せた。

 ↓ 不動産関連(Rakuten-sec) { 流動化 > 大手不動産 > REIT }の図式復活、サンフロンティア急伸



 富士重工(東証一部 7270) 467 → 670 / 573 → 1,283 / 1,938 → 2,563
               2,267      

 マツダ(東証一部 7261)  232 → 306 / 178 → 275 / 87 → 217 / 130
               298 → 314 / 332 → 425 / 380

 竹内製作所(JASDAQ 6432) 636 → 1593 / 743 → 1,672 / 1,678 → 2,200 /
                2,250 → 2,286 / 1,924 / 1,995

 ユナイテッドアローズ(東証一部 7606) 1,044 → 1,215 / 1,087 → 1,284
                     1,146 → 1,526 / 1,341 → 1,752
                     1,906 → 3,160 / 3,410 → 3,650
                     4,025

 ユナイテッド(東証マザーズ 2497)   2,800

 トーセイ(東証一部 8923) 25,170 → 59,300 / 83,600 → 102,100 / 67,200 / 82,100

 サンフロンティア不動産(東証一部 8934) 61,600 → 114,600 / 77,700 / 88,300

 マネックスG(東証一部 8698) 45,500 / 39,300

 丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453 → 587 / 450 → 587 / 542 → 608
             494 → 577 / 540 → 577 / 541 → 602 / 529 → 602
             489 → 706 / 518 → 706 / 705

 東京建物(東証一部 8804) 298 → 312 / 277 → 413 / 541 → 615 / 857 → 923

 昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966
                  716 → 723 / 688

先週、マネックスとトーセイを安値で拾っておいて良かった。
輸出関連も良かったがそれが色褪せる程の上昇だった。

 ↓ 自動車関連(Rakuten-sec) ホンダが追い上げてきたが、今月に限れば竹内の勝利



株式相場を強気転換させた1000億円の買い注文 証券部 川崎健(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/markets/column/scramble.aspx?g=DGXNMSGD14094_14112013000000
「マクロ系のヘッジファンドが久々に戻ってきましたね。彼らのこんな積極的な動きを見るのは、5月以来のことですよ」
 日経平均株価が前日比309円25銭高の1万4876円41銭と、約半年ぶりの高値で引けた…〔以下略〕”

日経がタイミング絶妙の報道を出している。
14日の対円のドル垂直上昇を見て、「間違いなく海外ファンド勢が動いた」と確信したが、
矢張りそうか、といったところ。

…しかし彼らは足が速いので、神経を研ぎ澄ませて監視する必要がある。

『日経会社情報』2013IV 秋号


    ◇     ◇     ◇     ◇

  【 いとすぎの為替ポジション 】

先週は何する必要なし。うまく行き過ぎているので
今週以降は注意したい。

 2013/11/01 157.27 GBP/JPY Lev ×1.5

    現在 > 135.17 ユーロ/円(損益152%)← 今年の損益率
         161.48 ポンド/円
         100.16 米ドル/円

 ◎ 2012年の損益率(手数料等除外)> 142%
 ◎ 2011年の損益率(手数料等除外)> 138%
 ◎ 2010年の損益率(手数料等除外)> 147%
 ◎ 2008年秋~09年末の損益率(手数料等除外)> 353%

  ▼ ポジション解消済み
 2013/10/25 157.54 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/27 151.16 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/14 150.89 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/09 128.68 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/07/31 149.01 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/07/26 150.88 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/07/17 151.30 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/06/21  97.89 USD/JPY Lev ×2.0
 2013/06/11 152.83 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/06/07 150.87 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/05/24 153.41 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/05/16 101.94 USD/JPY Lev ×1.5
 2013/05/10 154.46 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/05/03 130.01 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/26 129.02 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/16 150.10 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/04/12 129.73 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/04 145.91 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/03/21 144.80 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/03/15 144.46 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/03/07 142.28 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/03/01 120.89 EUR/JPY Lev ×1.5
 2013/02/13 124.85 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/02/08 125.97 EUR/JPY Lev ×1.5
 2013/01/24 120.99 EUR/JPY Lev ×1.5
 2012/12/26 136.78 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/12/21 136.36 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/12/12 132.76 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/11/29 131.44 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/11/09 126.37 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/11/02 83.12 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/10/25 128.91 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/10/18 127.47 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/08/29 81.23 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/09/12 125.27 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/07/27 81.86 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/08/15 123.83 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/07/20 95.50 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/07/13 123.21 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/07/06 97.98 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/06/29 125.19 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/06/21 100.82 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/06/14 123.27 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/06/07 99.03 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/06/01 120.02 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/05/23 100.68 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/05/14 102.44 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/05/11 128.50 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/04/27 106.60 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/04/19 130.30 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/04/13 128.88 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/04/06 84.02 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/03/30 132.57 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/03/22 85.75 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/03/13 128.51 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/03/13 83.48 CAD/JPY Lev ×1.5

 …以下省略…

「資源国通貨は底打ちしましたが、
 豪中銀は政策金利を引き下げており、
 豪ドルは停滞の可能性が高まっている」

「金曜の米指標改善でひとまず今週は上方向になりそうだ」
と先週初めに書いた通りの展開となったが、
そろそろドル円、クロス円とも反落を警戒すべきゾーンに入りつつある。

※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
  収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
  (当ウェブログのこちらのカテゴリーも御覧下さい。)
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