みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

米QE縮小は1月との観測強まる、ロイターのプライマリーディーラー調査より -「12月開始もあり得る」

2013-11-10 | 注目投資対象・株価の推移
              ↑ USD/JPY(ZAI)変形だが矢張りダブルボトムになりそうだ!

金曜日に再確認できたように、米指標好転の威力は絶大だ。
外乱要因に振られ易い脆弱な東証は、週明けに一転して急反騰するだろう。

昨秋も、市場好転の真因はアベノミクスなどではなく米指標好転であった。
(米雇用や不動産の指標をモニタリングしていれば明白である)
2015年以降は、安倍政権や黒田日銀が何と言おうが
マーケットはそれを嘲笑し完全無視して動くであろう。

さて当ウェブログの予想通り、売り崩しは先週で終わったものと思われる。
金曜は想定外の市場急変を嫌気した狼狽売りに過ぎない。
今週以降はショート勢が強力な反撃を受け敗走するフェーズに入ってくるだろう。

「金曜にユーロ円に大きな買い戻しが来たこと、
 東証が崩れていいてもダウやフランクフルトが堅調であること、
 ヘッジファンドの決算期日が迫っていることから見て
 売り崩しの終わりはもう近いと判断する」

「早ければ今週、遅くとも次週までには売り仕掛けは峠を越えるだろう。
 米経済指標はまだまちまちで強気にはなれないが、
 市場の期待値が低下すればポジティブサプライズが出易くなる」

「脆弱な東証がダウに引き離された10月だったが、
 米経済の落ち込みが限定的であるのが鮮明になる11月は少しましになろう」

と当ウェブログは先週書いたが、ほぼ想定通りの展開である。
しかし、ドル上昇のペースが早まるとは判断できない。
余程の強い指標が出ない限り、100円までは時間がかかる。

「売り崩しの波状攻撃は最低でもあと一回は確実に来る。
 ドルが再度大きく浮上するのは12月以降になろう」

と先週書いた見方は変更せず、
11月中は急落があれば拾ってゆく局面だと見ている。
上値を追うとパフォーマンスを悪化させるだろう。

「市況を見れば分かるようにアベノミクスはもう既に過去の材料になった。
 投資家の目はアメリカに集中している。
 米経済指標を睨みながら前のめりな姿勢を強めるだろう」

「米経済が回復し日米金利差が拡大すれば
 民主党だろうが自民党だろうが円安ドル高の恩恵で東証は上がるに決まっている。
 所詮はアベノミクスの3本の矢など誤差の範囲に過ぎない」

「たとえ民主党政権が続いていたとしても円安に転換し、東証は上がったであろう。
 しかしアベクロコンビがスタンドプレーに走ったせいで上昇が先食いされてしまい、
 来年、再来年の株式のパフォーマンスは総じて低下せざるを得まい」

「上昇を先食いしたために東証の足元は脆弱になっている。
 2014年、2015年には無理をした今年前半の報いで
 相当厳しい市況になることは容易に予想される」

「論より証拠、IMFは今年の日本の成長率を2%程度、
 2014年の成長率は鈍化して1%程度と予想している。
 まさに「馬脚をあらわす」である」

「来年度、再来年度は上値が重い展開になると予想されるので、
 今年度の内に打つべき手は打っておかなければならない」

「ドルへの資金回帰の奔流はドルを押し上げ円を沈ませる。
 回り回って東証に資金を導く強力な援護射撃となろう」

「円安の援護のない東証は「片肺飛行」で
 モメンタムが著しく失われることがはっきりした」

「NY市場の活況だけでなくそれに円安も加われば
 東証の受ける好影響は二重に倍加されて優位に立ち、
 NYを東証がアウトパフォームする珍しい現象が持続するかもしれない」

「中国があのベア・スターンズ破綻の段階に近いとバロンズが書いているそうだが、
 個人的にはまだ2007年のパリバショックの前あたりだと考えている。
 まだ市場に強い恐怖感は漂っておらず、警報は弱い」

「「VaRショック」の10年ぶりの再来も警戒される。
 不動産セクターは安易に買ってはいけない。
 安直な黒田バズーカが国債市場を壊してしまっているので
 そのマグニチュードは予想外の域に達する可能性がある」

「IMFのブランシャール氏が所謂アベノリスクを事実上認め、
 財政再建や構造改革を実現できなかった場合、投資家の信認が失墜し
 世界経済のリスクとなる恐れがあると指摘した」

「参院選での野党の自滅で自民党の古い体質が墓場から蘇るだろうから
 今後警戒すべきは「ねじれ解消リスク」である」

「自民党は歴史的に利益誘導・分配型の政党であり、
 80年代以降の自民党政権の実績が証明しているように、
 経済政策を成功させる力量に欠けることは明らかだ。
 自民が参院選で盛大に勝てば勝つほど、次回の選挙は惨敗することになる」

「マーケットはねじれ解消で政治が安定すると見ているがそれは甘い。
 ねじれを解消させてしまったために電力利権や道路利権等の抵抗勢力が続々と蘇り、
 財政悪化と人口動態の劣化が容赦なく進むであろう」

「東京オリンピックは結構なことだが既に政治の道具にされている。
 数値から見て成長率改善効果は殆どないに等しく、
 歴史的教訓から考えて景況の落ち込みは必至である。
 今の喜びが大きければ大きいほど、かつがれたと知った時の怒りは大きくなる」

当ウェブログは以上の見解を依然として維持している。
VaRショック再来は当面遠ざかったが、
東証のアウトパフォームも同時に遠ざかり、
恐らく年明けになるので決して望ましい話ではない。

一方、長期金利の動きから見て「事実上のマネタイズ」との見方は的中しつつある。

「目先の円安に幻惑され、日本の将来に不吉な影がかかっている」

「当ウェブログが予測していた「悪い円安」が、異様な速度で到来することになる。
 安倍・黒田コンビが市場を軽視したために、財政危機もほぼ確実に接近する。
 「剣によって立つ者は剣によって滅びる」との箴言と同じく、
 金融政策によって立つ者は金融政策によって滅びるのであろう」

「黒田総裁の「次元の違う」量的・質的緩和は、事実上のマネタイズである」

「日本の国債市場は再起不能になり、財政再建を果たす可能性はほぼ失われた」

「黒田バブルに便乗して億単位の稼ぎを得る者が続出するだろうが、
 今から警告しておく。決して調子に乗って騒いではならない。
 ツケを回された国民の強い怒りは決してそのような輩を許さないであろう」

一方、以下の当ウェブログの見解はほぼ的中と言えるだろう。
ユーロ大反転はほぼ確定した。

ここで言うゴールドはドル建ての想定であり円建てでは高値だが、
金利も配当も付かないゴールドを持つ理由は全くないので修正する必要は感じない。
FRBの緩和縮小観測で更なる下落の可能性が高い。

「ゴールドは「完全に終わった」と断言して良い」

「香港や上海市場を見ても分かるように、
 今の中国では内需主導で高成長を持続するのは不可能である」

「円安は明確に日本経済にとってポジティブである」

「ユーロ大幅下落は遠ざかったか、もしくは消えたと考える」

「ユーロ圏は深刻な経済悪化ではないだろうが停滞は必至」

昨年の予想通りドル円、ユーロ円が反転した。
今年は慌てさえしなければ豊穣の年となるはずだったが、
危険な「悪い円安」の時代が早くも始まりそうだ。

↓ EUR/JPY(ZAI) ECB利下げショックで急落したが、米雇用指標に助けられ強烈な反発


↓ GBP/JPY(ZAI) 160円台に抜ける形になりつつある


木曜には急落、金曜には急反発と忙しい週だった。
特にこの両日にフォーカスして振り返ってみたい。


ユーロ/ドル下落、ECB利下げと堅調な米指標受け(reuters)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE9A600W20131107
”7日終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルで一時、約7週間ぶりの安値をつけた。欧州中央銀行(ECB)が予想外に利下げに踏み切り、必要な限り金融緩和を維持するとの方針を示したことを受けた動き。
 また第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回る伸びとなり、米新規失業保険週間申請件数が前週から減少したことは、米連邦準備理事会(FRB)が年内に金融緩和縮小に着手する可能性があるとの見方を支え、ドルを押し上げる要因となった
 ロイターのデータによると、ユーロ/ドルは一時、9月16日につけた安値に並ぶ1.3295ドルまで下落。終盤は0.7%安の1.3422ドルで推移している。ユーロの下落は、7月上旬につけた安値から引いたトレンドライン上の下値支持線である1.3462ドルを割り込んだことで加速した。
 ドル/円は一時、約7週間ぶりの高値となる99.41円に上昇したが、その後は上げ幅を縮小して終盤は0.8%安の97.87円。アナリストは99─100円の水準にオプション関連の分厚い売り注文があると指摘。99円を割り込んだことで、一部のトレーダーがドルのロングポジションを縮小し、下げ足を速めた。
 ユーロは対ポンドで10カ月ぶりの安値に下落、対円でも1カ月ぶりの安値をつけた。
〔中略〕
 ECBは7日、インフレ率の急速な低下に対応し、主要政策金利であるリファイナンス金利を引き下げて過去最低となる0.25%とした。今週の序盤には市場関係者の一部が利下げを予想していたものの、大半はECBが12月まで様子見を続けると見込んでいたとトレーダーは話している。
 ECBのドラギ総裁は理事会終了後の記者会見で、低インフレ局面が長期化する可能性があると指摘し、ECBは政策金利が長期間にわたり現行水準もしくはそれを下回る水準にとどまると見込んでいると述べた。
〔中略〕
 ソシエテ・ジェネラルの通貨ストラテジスト、アルビン・タン氏は「市場は利下げを織り込んでいなかった。このためユーロは下げ方向に向かい、1.32ドルの水準へ向けた動きもあり得る」と話した。
 米商務省が7日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は年率換算で2.8%増と、2012年第3・四半期以来の高い伸びとなった。エコノミストは2.0%の増加を予想していた。
 アナリストの話では、8日に発表される10月の米雇用統計が強めの内容となって、米経済が10月前半の政府機関の一部閉鎖を乗り越えたことが示唆されれば、ユーロ/ドルは一段安となる可能性がある。
 雇用統計が強い内容であれば、FRBが金融緩和を早期に縮小する可能性が高まったと解釈され、ECBの緩和スタンスとの対比が鮮明となるだろう。
 一方で雇用統計が弱めの内容に終われば、ドルを下げる要因となる。〔以下略〕”

ボラティリティの低い週前半とは打って変わって、
木曜日から突如として乱戦模様になった。

この後にダウや東証が大きく下げたのは、単なる驚きによるものではなく、
米から欧州への輸出が停滞するという懸念だったのかもしれない。

ポンドロングなので楽勝だと思っていたら
途中から株安円高に転じて大変な日だった。


NY外為市場=ドル/円1%高、雇用統計で米緩和縮小観測高まる(reuters)
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPL3N0IT69X20131108
”8日終盤のニューヨーク外為市場ではドルが全面高となり、対円では1%上昇した。10月の米雇用統計で雇用者数の伸びが予想外に加速したことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が年内に量的緩和縮小に着手する可能性があるとの観測が高まった。
 米労働省が発表した10月の非農業部門雇用者数は前月比20万4000人増と、市場予想の12万5000人増を大きく上回る伸びとなり、景気の足取りがしっかりしていることを示すとともに、政府機関の一部閉鎖による影響が懸念されたほど大きくないことを示唆する内容となった。
 欧州中央銀行(ECB)や日銀が緩和モードにある中でFRBが資産買い入れ縮小に踏み切れば、ドルの投資妙味が増すことになる。
 ウエストパックのシニア為替ストラテジスト、リチャード・フラヌロビッチ氏は「政府機関閉鎖や米経済の基調的な弱さの中で雇用統計は見事に強い数字だった」と述べ、統計を受けて米国に関する見方が完全に書き換えられたと指摘。「これまで12月の緩和縮小は否定的にみていたが、(雇用統計を受けて)可能性として浮上してきた」と語った。
 ドル/円 は1%高の99.10円。一時99.21円まで買われた。
〔中略〕
 ユーロをめぐっては、ECBが前日に予想外に利下げに踏み切ったことや、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスの格付けを「AA」に引き下げたことを受け、ネガティブなセンチメントが強まった。
 短期金融市場や通貨オプション市場は目先のユーロ相場について、主要通貨に対し利回り面で投資妙味が薄れ、徐々に下落するとの見方を織り込んでいる。
 シティグループはユーロが1.3050ドルまで下落すると予想している。
 INGの首席為替ストラテジスト、クリス・ターナー氏は「ユーロ圏の低インフレが長期化するとECBがみていることを踏まえると、消費者物価指数(CPI)の伸びが一段と鈍化すれば中銀預金金利がマイナスに引き下げられる可能性が高まり、ユーロにとっては大きなマイナス要因になる」と指摘した。
〔中略〕
 10月の米雇用統計発表後、米短期金利先物市場ではFRBが2015年4月に利上げに踏み切る確率が47%、2015年6月の利上げ確率は55%との見方を織り込む水準となり、それぞれ7日時点の43%および51%から確率が高まった。
 ただ雇用統計をめぐっては、労働参加率の低下など詳細にはなお懸念材料が見受けられるとの慎重な声も一部で出ており、こうした見方がドルの上値を抑えた。”

金曜には状況が一変した。
しかし木曜のGDPや金曜の雇用者数増加が余りにもポジティブだったので、
この反動が半年以内に出ると個人的には考えている。

勿論、東証にとっては間違いなくポジティブである。
アベノミクスはしょうもないブラフだが、米指標改善は「実弾」である。
インパクトが比較にならないのは言う迄もない。


ロイター調査:米FRB緩和縮小、来年3月以前の開始予想強まる(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR201311090030.html
”ロイターが8日発表の米雇用統計後に実施したプライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)調査によると、米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小開始時期が来年3月より早まるとの見方が強まった。
 10月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比20万4000人増と、予想の12万5000人を大きく上回ったほか、最近の他の経済指標も米景気の底堅さを示唆する内容となっている。
 2週間前に実施した調査では、3月以前の緩和縮小開始はないとの見方が支配的だったが、今回の調査では、リスクは1月の縮小開始に傾いているとの指摘が上がっている
 回答を得た16社のうち、7社が3月の縮小開始を予想。6社が1月と回答した。3社がそれぞれ今年12月、4月、2014年半ばとの予想を示した。
 前回10月22日の調査では、15社中9社が3月縮小開始と予想。1月開始との見方を示していたのは2社だった。この他2社は2014年第1・四半期、1社は2月以降、もう1社は2014年6月までの縮小開始はないと回答していた。
 ゴールドマン・サックスの首席エコノミスト、JanHatzius氏は「雇用統計は市場予想を上回ったものの、来年3月の緩和縮小開始の公算が最も大きいとの見方を変えていない。だが12月開始もあり得る」と指摘。イエレン副議長の議長指名公聴会や10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録などで、さらなる手掛かりが得られるとの見方を示した。
 当初の買い入れ縮小規模に関する予想は前回調査から変わらずで、予想レンジは月額100億ドル─200億ドルだった。〔以下略〕”

米雇用統計の好転が市場心理を一気に好転させた。
ロイター調査でもその劇的な変化が分かる。

記事末尾には予想されるテーパリングの内容についても調査結果が記されている。
ここでは省略してあるが興味ある向きは参考にされたい。

    ◇     ◇     ◇     ◇

注目銘柄、特に問題はない。竹内は抵抗線を突破するだろう。
 
 ↓ 竹内(Rakuten-sec) それ以前の下落幅が大きかったこともあるが、先週は堅調だった



 富士重工(東証一部 7270) 467 → 670 / 573 → 1,283 / 1,938 → 2,563
               2,267      

 マツダ(東証一部 7261)  232 → 306 / 178 → 275 / 87 → 217 / 130
               298 → 314 / 332 → 425 / 380

 竹内製作所(JASDAQ 6432) 636 → 1593 / 743 → 1,672 / 1,678 → 2,200 /
                2,250 → 2,286 / 1,924 / 1,995

 ユナイテッドアローズ(東証一部 7606) 1,044 → 1,215 / 1,087 → 1,284
                     1,146 → 1,526 / 1,341 → 1,752
                     1,906 → 3,160 / 3,410 → 3,650
                     4,025

 ユナイテッド(東証マザーズ 2497)   2,800

 トーセイ(東証一部 8923) 25,170 → 59,300 / 83,600 → 102,100 / 67,200 / 82,100

 サンフロンティア不動産(東証一部 8934) 61,600 → 114,600 / 77,700 / 88,300

 マネックスG(東証一部 8698) 45,500 / 39,300

 丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453 → 587 / 450 → 587 / 542 → 608
             494 → 577 / 540 → 577 / 541 → 602 / 529 → 602
             489 → 706 / 518 → 706 / 705

 東京建物(東証一部 8804) 298 → 312 / 277 → 413 / 541 → 615 / 857 → 923

 昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966
                  716 → 723 / 688

木金の急落にも関わらずUAが逆行高となった。
元々UAは妙な時に上昇する癖がある。

 ↓ UA(Rakuten-sec) 上昇のエネルギーを蓄積している



10月の東京都心オフィス空室率、4年4カ月ぶりの低水準(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL070O8_X01C13A1000000/
”オフィス仲介の三鬼商事(東京・中央)が7日まとめた10月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率は前月末比0.34ポイント低下の7.56%だった。改善は4カ月連続で、2009年6月(7.25%)以来、4年4カ月ぶりの低水準となった。
 空室率は2カ月連続で7%台を記録。新築ビルの供給量が少なかった半面、企業がオフィスの拡張や統合の動きを強めており、既存ビルで成約が進んだ。
 一方、都心5区のオフィス平均賃料は3.3平方メートルあたり1万6237円と、前月より0.04%(7円)上昇した。平均賃料が上昇したのは1年4カ月ぶり。景気回復を背景にした順調な成約を受け、新築ビルのオーナーが募集賃料を高めに設定し始めている。三鬼商事は「回復の兆しが見えてきた」との見方を示しており、今後も改善傾向は続きそうだ。〔中略〕〔日経QUICKニュース(NQN)〕”

先週の不動産流動化は概ね軟調だったが、問題ないと判断している。
ただのセンチメント悪化で回復基調は変わらず、慌てる必要はない。

記事の最後には名古屋や大阪の数値も出ているが、
投資先とはほぼ無関係なので省略した。

『日経会社情報』2013IV 秋号


    ◇     ◇     ◇     ◇

  【 いとすぎの為替ポジション 】

木曜のECB利下げサプライズで大慌て、
夜のクロス円急落時にショートヘッジしておいて金曜に解消。
概ね結果オーライとなった。やれやれ。

 2013/11/01 157.27 GBP/JPY Lev ×1.5

    現在 > 132.46 ユーロ/円(損益149%)← 今年の損益率
         158.66 ポンド/円
          99.07 米ドル/円

 ◎ 2012年の損益率(手数料等除外)> 142%
 ◎ 2011年の損益率(手数料等除外)> 138%
 ◎ 2010年の損益率(手数料等除外)> 147%
 ◎ 2008年秋~09年末の損益率(手数料等除外)> 353%

  ▼ ポジション解消済み
 2013/10/25 157.54 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/27 151.16 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/14 150.89 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/09 128.68 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/07/31 149.01 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/07/26 150.88 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/07/17 151.30 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/06/21  97.89 USD/JPY Lev ×2.0
 2013/06/11 152.83 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/06/07 150.87 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/05/24 153.41 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/05/16 101.94 USD/JPY Lev ×1.5
 2013/05/10 154.46 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/05/03 130.01 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/26 129.02 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/16 150.10 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/04/12 129.73 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/04 145.91 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/03/21 144.80 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/03/15 144.46 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/03/07 142.28 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/03/01 120.89 EUR/JPY Lev ×1.5
 2013/02/13 124.85 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/02/08 125.97 EUR/JPY Lev ×1.5
 2013/01/24 120.99 EUR/JPY Lev ×1.5
 2012/12/26 136.78 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/12/21 136.36 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/12/12 132.76 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/11/29 131.44 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/11/09 126.37 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/11/02 83.12 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/10/25 128.91 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/10/18 127.47 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/08/29 81.23 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/09/12 125.27 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/07/27 81.86 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/08/15 123.83 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/07/20 95.50 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/07/13 123.21 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/07/06 97.98 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/06/29 125.19 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/06/21 100.82 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/06/14 123.27 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/06/07 99.03 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/06/01 120.02 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/05/23 100.68 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/05/14 102.44 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/05/11 128.50 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/04/27 106.60 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/04/19 130.30 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/04/13 128.88 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/04/06 84.02 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/03/30 132.57 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/03/22 85.75 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/03/13 128.51 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/03/13 83.48 CAD/JPY Lev ×1.5

 …以下省略…

「資源国通貨は底打ちしましたが、
 豪中銀は政策金利を引き下げており、
 豪ドルは停滞の可能性が高まっている」

ドル上昇とユーロ下落のパワーバランスがどちらに傾くか。
金曜の米指標改善でひとまず今週は上方向になりそうだ。

※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
  収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
  (当ウェブログのこちらのカテゴリーも御覧下さい。)
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