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イタリア高級車メーカー・マセラティ、小笠原諸島の環境保護支援を表明 - …日本企業はどうする??

2011-02-25 | いとすぎの見るこの社会-地球環境を考える
クルマ好きな人なら知っているかもしれないマセラティですが
(ジローラモ氏が乗ってそこらを走っているらしい)
日本法人を立ち上げたのを機に面白い試みを始めています。

世界遺産登録を目指している日本の小笠原諸島の
環境保護支援に踏み出すと昨年末に報じられました。

マセラティはそれほど資金力があるわけでもないですので
よく考え抜いたフィランソロピー(社会貢献)だと思います。
もちろんこれもブランディングの一環です。

○日本市場に本格挑戦する自社の立ち位置と重なる
○他にない独自性を持つ点において共通する
○日本の持つ貴重な自然環境への造詣を表明できる

ハイエンド商品を市場投入、或いは
輸出しようとする日本企業も見習うべきところが多い。


▽ エコはもう数年前から完全にブランド化、高所得者の方が関心は強い





『エコブランディング―なぜ富裕層はエコ商品を選んでしまうのか?』(中野博,東洋経済新報社)


雑記帳:伊マセラティが小笠原の環境保護支援(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20101203k0000m040047000c.html

”イタリア高級自動車メーカー傘下の「マセラティ ジャパン」が2日、来夏の世界
 自然遺産登録を目指す小笠原諸島(東京都小笠原村)の環境保護を支援すると発表。
 手始めに50万円を村へ寄付した。
 「良いものを長く大切に使う」という欧州の価値観と「エコ」の視点は共通点があ
 る、と同社。カッツォーリ社長は同日のイベントで「挑戦的なプロジェクトが好き
 だ」と述べ、世界遺産を目指す小笠原の姿勢に共感したことが支援の理由と語った。
 小笠原には、厳しい環境で世代をつないだ固有の動植物が多数残る。生存競争の激
 しい自動車メーカーにも、得るものはきっと多いはず。【八田浩輔】”

寧ろ日本企業の方がなかなか絞り込みができずに
環境支援の広報効果が拡散しているように思われます。

エコカー10万台売れたらひとつの環境プロジェクトに支援、
といった新しい試みが必要だと思う。
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