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亀井郵政担当相「経営見通し試算は出さない」- 竹中元郵政担当相との力量差は歴然、郵政天下りも放置

2010-03-16 | いとすぎから見るこの社会-全般
最初この発言を知った時、聞き違いかと思いました。
明らかに「出さない」ではなく「出せない」の誤りでしょう。
政治的に出せないのか、出す能力がないかのどちらかは不明ですが。

多分参院選まで真実を隠し通す予定でしょうが、
郵政関連の天下りもバレてしまっているので、
「郵政利権」の存在を有権者に隠すことはできません。
政権から排除される日が刻一刻と接近中。。


亀井担当相:郵政改革見通し試算「出さない」(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/money/news/20100313k0000m020084000c.html

”亀井静香金融・郵政担当相は12日の参院予算委員会で、郵政改革に伴う日本郵政グ
 ループの経営見通しの試算について「出さない」と述べた。昨年10月にテレビ番組
 で試算を出すと述べた大塚耕平副内閣相も「出す努力をする」とあいまいな発言にと
 どまった。
 世耕弘成議員(自民党)の質問への答弁。試算を出さない理由について亀井担当相は、
 現在の日本郵政グループが従来の試算で示された収益見通しを大幅に下回っているた
 め、「予測できない」と説明した。
 05年の郵政民営化法案の国会審議では、竹中平蔵郵政改革担当相(当時)が民営化
 後の試算を提示していた。
【望月麻紀】”

 → 望月記者の最後の一言が効いています。
   殊勲賞ものではないでしょうか。
   ま、これが両者の実力差と言うべきでしょう。


▽ ただ、竹中教授は社会保障政策と積極的雇用政策に関しては弱い。





『「改革」はどこへ行った?―民主党政権にチャンスはあるか―』(竹中平蔵,東洋経済新報社)



郵政天下り:「ファミリー企業」8社に62人再就職(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/money/news/20100313k0000m020044000c.html

”旧日本郵政公社時代を含めて日本郵政グループと多額の取引がある「ファミリー企業」
 8社に、旧郵政省や旧公社の出身者が62人再就職していることが、12日新たに分
 かった。これで郵政関連の公益法人、ファミリー企業への天下り数は716人、全役
 職員に占める天下りの割合は3割に達した

 柿沢未途衆院議員(みんなの党)の再質問主意書への答弁書で政府が明らかにした。
 原口一博総務相は同日の会見で「聖域なく天下りの禁止に取り組みたい」と述べた。
 【望月麻紀】”

 → 「かんぽの宿」問題で思わず「釣られて」しまった人々が
   驚くほど多数に上りましたが、政策リテラシーの欠如が原因です。
   彼らは、自らが擁護したのは利権の塊だとまだ気づかないのでしょうか。

   大量天下り先が「蒸発」する大事件ですから、関係者各位は
   組織防衛のため情報操作でも醜聞作成でも何でもやらかすものだ。


内閣支持率、続落30.9%=参院選投票先、民・自並ぶ-時事世論調査(時事通信)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-100312X535.html

”時事通信社が5~8日に実施した3月の世論調査によると、鳩山内閣の支持率は30
 .9%となり、前月から4.8ポイント下がった。不支持率は3.8ポイント増の48.
 5%。参院選比例代表の投票先でも、民主は2.9ポイント減の21.1%で、自民の
 20.5%(前月比2.5ポイント増)との差が一段と縮まった。
 内閣支持率が政権運営の「危険水域」とされる20%台目前となったのは、鳩山由紀
 夫首相と小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」の問題に続き、小林千代美同党衆院
 議員をめぐる違法献金事件が表面化し、鳩山政権への批判が高まったことなどが背景
 にあるとみられる。
 調査は、全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。回収率は66.3
 %だった。
 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」11.3%が最も多
 く、「政策が良い」6.9%、「首相を信頼する」6.4%が続いた。不支持の理由は、
 「リーダーシップがない」26.5%、「期待が持てない」25.9%、「首相を信頼
 できない」17.2%が上位を占めた。
 「支持政党なし」とした無党派層をみると、内閣支持率は21.9%で、前月から6.
 2ポイントも減少。不支持は4.1ポイント増の50.0%に達した。
 参院比例の投票先では、民主と自民の差は前月の6.0ポイントから0.6ポイントに
 縮小した。公明5.1%で横ばい。みんなの党は3.2%で、共産2.4%、社民1.7
 %を抜いた。


有権者は現在の連立内閣に明確に「No」を突き付けています。
私の先月の予想通りみんなの党が不満票を集めて躍進。
有権者が支持していない社民党と国民新党が「都落ち」する日は近い。

現実路線としては民主・公明・みんなの「呉越同舟」連立内閣か?
民主と自民の連立さえあり得るかも。
いずれにせよ民主単独政権はあり得ない。
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