みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

有権者が民主党を見捨てつつある - 対照的に、みんなの党への支持率が急伸!

2010-03-09 | いとすぎから見るこの社会-全般
今週、民主党が短期決戦に失敗し、
参院選で単独過半数が取れないことが明らかになりました。
幹事長が開き直って地位にしがみつけば、更に2桁の議席を失うでしょう。

なぜ現内閣は、自らが「お試し政権」であることを理解できないのでしょうか?

幹事長が辞めて、仙谷国家戦略相による第2次事業仕分けが成功しても
辛うじて現状を維持することしかできません。
もし東シナ海などで「有事」が勃発したらもっと悲惨になります。


私は昨年8月末に「勝ち過ぎた民主党、308議席の重みによろめく」と書きました。
    ▽    ▽
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/0d9914958b29966b436694ff9b3cf17b

「民主党は今、「改革か死か」の瀬戸際です。
 もし民主党がひとつでも大きなミスをしたら
 有権者は冷然と民主党を見捨て、参院選で大敗するでしょう」


自民党が末期症状なので大敗の可能性は低いですが、
(総裁選で負けた人間が今さら騒いでいるのが理解不能)
衆院選とうって変わった「辛勝」に終わり、
みんなの党や新党に議員が流出するでしょう。

みんなの党・公明党・自民党のいずれかとの連立を強いられ、
「問題児」社民党は政権からキックアウトされる。
次の内閣はまたがらりと面々が変わりそうです。


参院選 「民主に投票」22% 急落…自民と拮抗 新報道2001調査(産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20100308021.html

”7日放送のフジテレビ系「新報道2001」の世論調査によると、今夏の参院選の
 投票先で民主党が2週間前の前回調査時に比べ5.2ポイント減の22.0%となり、
 政権交代後のワースト記録を更新した。微増傾向の自民党との差は1.2ポイントに
 縮まり、両党の支持率が拮抗(きっこう)してきた。内閣支持率も6.4ポイント減
 の37.2%で初の3割台に突入し、不支持率も5.6ポイント増の55.8%。民主
 党内に動揺が広がりそうだ。
 調査は4日、首都圏の男女500人を対象に実施。
 参院選で民主党に投票するとの回答は、政権発足直後の昨年10月に39.6%を記
 録したが、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題に引きずられる
 ように下落。自民党は昨年12月下旬から20%前後の横ばい傾向だが、民主党の急
 落で一気に差が縮まった。
 一方、1%前後で推移してきたみんなの党への支持が3.6%に急伸。「新第三極の
 動きをどう思うか」との問いに対しても、「期待する」との回答が69.8%を占め、
 同党への期待の高まりをうかがわせた。

 同党の渡辺喜美代表は7日の新報道2001で「鳩山内閣は昔の自民党と同じ。政治
 とカネだけでなく、脱官僚もできていない」と指摘。民主党の細野豪志副幹事長は、
 「平成22年度予算を執行して成果を積み上げたい」と反論した。
 一方、共同通信社が6、7の両日に実施した世論調査でも、内閣支持率は36.3%
 に下落。参院選比例代表での投票先も民主党26.9%、自民党26.3%とほぼ横並
 びになった。


 → 崩れるのが早かったですよね。
   支持率急落の犯人はもちろん幹事長です。

   私が先月書いた通り、みんなの党へ
   急速に有権者の期待が集まりつつある。
   矢張り次の政権の帰趨を左右するのは、みんなの党だ。


民主支持率「まだ高い」=前原氏の辞任要求に反論-小沢氏(時事通信)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-100309X883.html?fr=rk

”民主党の小沢一郎幹事長は9日午後、名古屋市で記者会見し、前原誠司国土交通相が
 小沢氏の自発的辞任を求めたことについて、同党が高い支持率を保っていることを理
 由に挙げながら反論した。
 小沢氏は前原氏の発言について「直接聞いたわけでないので論評する立場ではない」
 としつつ、「(政党)支持率で言えば、一番高い時より少し下がってはいるが、かつ
 ての民主党に比べたらまだまだはるかに高い」と述べた。”

 → こういうのを「開き直り」と言います。
   この発言で議席がぼろぼろ減る音が聞こえるようです。


北教組「不当な組織弾圧」 日教組は「おわび」談話(asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0301/TKY201003010419.html

”幹部らが逮捕されたことを受け、北教組は1日夜「北教組役員の不当逮捕について」
 と題したコメントを発表した。「逮捕容疑のような事実は一切なく、不当な組織弾圧
 と言わざるを得ない」「このような不当逮捕に対して、嫌疑を晴らすべく組織一丸と
 なってたたかっていくこととする。今後もこれまで同様、不当弾圧にひるむことなく、
 憲法を守り民主教育を確立する運動を引き続き推進する」としている。
 一方、北教組が加盟する日教組は同日、「捜査段階とはいえ、逮捕されたことにより
 結果的に子どもや社会に不信感を抱かせることにつながり、深くおわび申し上げます」

 とする岡本泰良書記長名の談話を発表した。「教育公務員としての政治活動へのかか
 わり方や教職員組合の社会的責任の重さについて学習を深めるとともに、法令順守の
 徹底を呼びかけてきた」「このような事態になったことは極めて残念」などとしてい
 る。”

 → このコメントには流石に仰天しました。
   本当にこの組織、大丈夫なのだろうか。
   有罪判決が出たら(出る可能性はかなり高い)組合員激減だろう。
   まあ、自業自得ではありますが。


福島党首「脱原子力」強調、政府・与党は冷や汗(読売新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20100305-567-OYT1T01366.html

”社民党党首の福島消費者相が5日の参院予算委員会で党是の「脱原子力」にこだわり、
 政府・与党が冷や汗をかく場面があった。
 自民党の加納時男氏が原子力政策の基本方針をたずねたのに対し、鳩山首相は「原子
 力はCO2(削減)に関しては優等生だ。推進すべきだ」と答弁。小沢環境相も「原
 発の稼働率を上げていく」としたが、福島氏は「社民党は『脱原子力』だ。再生可能、
 新エネルギーを開発すべきだ」と強調した。加納氏が「内閣の(原発容認の)方針を
 認めるのか」と詰め寄ると、福島氏は「社民党単独政権ではないので(原子力利用は)
 認めている」と述べ、かろうじて追及をかわした。
 福島氏は同委員会に先立ち、国会内で平野官房長官に会い、温暖化対策の基本方針を
 定める地球温暖化対策基本法案(仮称)に「原子力発電の推進」を盛り込まないよう
 要求した。
 社民党の要求の影響もあり、同法案は予定していた5日の閣議決定を週明けに先送り
 する事態となっている。参院で与党会派が社民党抜きで過半数を占めたことで、民主
 党内からは「福島氏は閣内から去るべきだ」と反発の声も漏れている。


 → 保守系の新聞が喜んで記事にするような発言を、
   どうしてわざわざ口にするのでしょうか。

   社民党の方針など殆どの有権者は関心を持っていない。
   聞かれもしないことを答えるべきではない。


「普天間」重大局面なのに… 内輪もめの社民(読売新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20100308022.html

”米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、政府が米軍キャンプ・シュワブ
 (同県名護市)陸上部への1500メートル級滑走路建設を軸に日米事務レベル協
 議で具体化を進めようとする中、社民党内は大荒れの様相を呈している。県内移設
 は社民党には受け入れがたく、連立離脱という選択もあり得る中、同党が8日の政
 府・与党の沖縄基地問題検討委員会に提示する「県外」移設案をめぐって党内を二
 分する対立が深刻化。党分裂に発展する可能性さえ生まれている。(山田智章)
                   ◇
 「党として決定もしていないし、個人案として出るのも非常に問題だ」
 社民党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は4日の党常任幹事会でこう述べ、阿部
 知子政審会長らがまとめた九州など日本国内の「県外」移設案を阿部氏の面前で非
 難した。
 福島氏の視線の先にいた阿部氏は、手元の資料を読んだり携帯電話をチェックする
 など、福島氏と目を合わせることはなかった。
 社民党は、移設先として米領グアム、サイパンを本命視している。だが阿部氏や党
 沖縄基地問題対策プロジェクトチーム座長の照屋寛徳国対委員長=衆院沖縄2区=
 らは「国外案だけでは、普天間がブーメランのように沖縄に戻ってしまう」として、
 県外移設先の明記を唱えてきた。
 一方、福島氏や重野安正幹事長らは、県外移設先の具体名の明記に強硬に反対して
 いる。候補地を抱える地方組織の反発による今夏の参院選への影響を懸念している
 ためだ。実際、阿部氏らの作った原案に名前が挙がった長崎や佐賀など6県2支部
 が抗議の声をあげている。
 福島、阿部両氏の対立には、普天間問題だけでなく、党内の主導権争いも絡んでい
 る。今年1月の党執行部人事の際には、福島氏が阿部氏の政審会長留任を嫌って他
 の人物の起用を模索した経緯もある。
 参院では、民主党による自民党議員の切り崩しが進み、現在、与党は社民党抜きの
 民主党系会派だけで過半数に達している。議員数にかぎって言えば、民主党にとっ
 て社民党は「不要」になりつつある。
 鳩山政権が県内移設で決着をはかれば、県外・国外移設が“党是”の社民党は重い
 判断を迫られる。そんな重大な局面を迎えつつある同党内で、福島、阿部両氏の対
 立が混乱に拍車をかけている。”

私は「村山政権の時と同じく、政権に入ることで社民党の党勢は衰える」
と当ウェブログで予想しましたが、余りにも予想通りなので逆に驚いています。

原理主義者が多い党ですから、これから「内ゲバ」開始でしょう。
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