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流出雑記 

2015/3/21

2015年03月21日 | Weblog

洗濯物を干すときに使う、真ん中から放射状にタオルとかを引っ掛けるところが何本ものびている、あれのことを私はたこ足と呼んでいるけれど、それは母がそう呼んでいたからで、たこ足でどこでも通じるのかどうかそういえば知らない。そのたこ足が今年に入ってからちょっとしたことで折れるようになった。最初20本あったのが今じゃ15本になってしまって、そのたこ足を買ったのはたしか今の家に引っ越してきたときにホームセンターで必要だけどそんなに凝らなくてもいい部類の生活必需アイテムをいろいろと一緒に買ったのを覚えているから8年前で、8年目に入ったとたん急に骨粗鬆症みたいな折れていき方をしている。5本干すところが減ったくらいどうってことないようでいて実はけっこう難儀するところがあって、たこ足に引っ掛けて干すのはキャミソールとトランクスとフェイスタオルなのだけれど、それでだいたい20本全部を使っていたのに15本になると足りない。足りないぶんを干すためにトランクスを1本に2枚かけたりしなくてはならない。かといってまだ4分の3の足を残しているたこ足を新品に買い替えるのも気の毒というか、まだこんなに足あるんだから十分使えるよと言わなければならない気持ちになる。これがもし10本折れてしまったらさすがにもうご苦労様でしたと言える気がするけれど、今の段階ではやっぱりまだ早いような気がする。

午後からクロッキーの仕事に行って、帰りに土14ℓとついでにパクチーの種も買って自転車のカゴに積んで帰る。ばらの植え替えを明日する。

タイでなんとなく買った箱にRamingと書いてあるジャスミンティーを入れてみたらすごくおいしかった。グリーンティーベースにジャスミンが香るくらいで、ジャスミンの主張が強すぎなくていい。調べるとRamingはラミンと読むそうで「タイ王国で初めて茶畑を開拓し製茶工場を創設したお茶のパイオニアであるラミン・ティー(チャー・ラミン)社は、アッサム種茶樹栽培において、タイ国内で唯一国際規格認定のオーガニック・ティープランテーションを所有する国内シェアトップクラスのお茶メーカー」だそう。おいしいけれど飲む前はそれがわからなかったから25パック入りのをひとつしか買ってこなかった。成分表にはグリーンティー99%ジャスミン1%と書いてあるから、それと同じブレンドをすれば似た感じになるかもしれない。

タイで買って来たいろんな種類のタイ料理の素のなかにあった煮物的なものを作ってみた。作り方はとてつもなく簡単で、鍋に湯を沸かして粉になっている素を入れて手羽元と卵と厚揚げを煮るだけ。素を入れた煮汁を味見したら、八角の効いた甘めの角煮の煮汁みたいな感じだった。でもオリジナルはちょっと甘すぎたので、手を加えてから煮た。タイ料理のなかでも中華よりの雰囲気のもの、カレースパイスを使ったインドよりのものもあるけれど、これはやっぱり中華の印象でその煮物はたぶんカイパローという名前。厚揚げが思いのほか合うし、これはこの素を使い切ったあとでも日本にあるもので再現ができる。あとタイの屋台でよく見かけたきのこのスープ。炒め物とか炒飯をしてもなんとなくタイで食べたものの印象を反映させてしまう。道路の脇の屋台で大きな丸い鉄板で作ってもらう炒めご飯は青菜と豚肉が入っていた。炒めご飯ができたらパッタイを同じ鉄板で炒めていた。がたがたするアルミのテーブルで食べるあの感じを作りながら思い出している。