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流出雑記 

2015/3/7

2015年03月07日 | Weblog

帰国してからうっかり治ればいいのにと思っていたけれど、やっぱり花粉症の諸症状がフェードインであらわれ始めた。

小6からのおつきあいだと鮮明に覚えている。卒業式の予行練習が目が痒いのと鼻水でものすごく辛かった。花粉症はなぜか遊んだり、自分が動いて何かをやって集中している間はそれほど症状がでないけれど、動いていないとき、例えば順番を待っている間とかが辛い。特に証書をもらったり、順番待ちの多い卒業式の予行練習は苦行だった。増田は予行練習で泣いていると言われる。違う。

耳鼻科に連れて行かれると、鼻の奥に棒を突っ込まれるし、熱もないのに錠剤の薬を飲むのも始終マスクをしているのもいやで、その上外で遊ぶから花粉に晒されほうだいなので、目は掻きすぎ鼻はかみすぎて赤かった。

今は早めに薬を飲んで症状を抑えているからそれほど辛くはない。けれど、寒いところから温かい部屋に入ったりするとくしゃみがしばらく止まらなかったりする。一昨年までアレグラでしのげていたのが去年からどうも効かなくなってアレジオンに変えた。

昨夜寝る前に目がちょっと痒いなと思って暗がりでかばんから目薬を取り出してさしたら、心地よい清涼感とは呼べないレベルの刺激が目に刺さってきた。毒を盛られたと一瞬思ったりしたけれど、そんな冗談すっとぶくらい目の中で痛みが暴走し始めた。目薬と思って目にさしたのは台湾の白花油という薄荷などから抽出したアロマオイルみたいなもので、つまりメントールの原液みたなものを裸眼にさしてしまった。だからとんでもなく染みる。痛い。うめきながら急いで流しのところに行って目の中を洗う。こんな凡ミスが原因で失明したらどうしようと思った。最初まともに目が開かなかったけれど、痛みは徐々に引いてどうにかまばたきができるようになった。視力も問題無さそうだった。

久々に甥のぴよに会いに行く。バイクで20分くらいのところに妹夫婦は住んでいる。去年の夏に生まれたぴよは最初ぐらんぐらんだった頭をもう自分で持ち上げられるようになり、座ったり這ったり、縦横無尽に動き回るようになった。つかまり立ちしたそうに挑戦するけれど、足の裏の使い方がまだわからないのか、立つのを手伝って支えてあげてもなぜか爪先立ちしている。妹の家の台所でタイ料理を作るというお土産。タイで仕入れて来た調味料でガパオとクンパッポンカレーとトムカーガイ。妹の旦那さんはエスニックなものとか、食べなれない味のものをあまり好きではないけれど、この日は出張でいなかった。でもきっとガパオライスに目玉焼きを乗っけたやつならいけるんじゃないかとガパオの素を一袋妹にあげた。夫はぴよを笑かすのがうまかった。