山頂に 白雲添えし 残暑かな
馬糞
【 教育改革の視点 】
汗が噴出す毎日である。厳しい残暑にさらされながら、九州の山々
もさすがに白旗ならぬ白雲を上げて参ったといっているかのようである。
しかし、処暑である。
残暑の中に秋がある。
6時早々にワシワシと夏を盛り上げていたクマゼミも、声出しが1時
間以上遅れている。
今を盛りと思えるときにも、すでに次の大きな変化の兆しが見える。
注意しなければならない。
上昇を限界付けるものは、一種のバランス感覚であろう。
調和の原理である。
アイデンティティーを失わせるもの、共存共栄を見失わせるもの、
フェアプレイの精神に反する貪り・・・。
政治家も経営者も、公務員も・・・。
発展は人間の本性である。
発展のためには競争が必要である。
競争社会は人間社会の正常である。
しかし、競争には良い競争と悪い競争がある。
良い競争とは切磋琢磨してともに発展する道である。
悪い競争とは弱肉強食、足の引っ張りあいの競争である。
椅子取りゲーム型の競争は発展のない醜い競争である。
椅子を作り、増やす競争でなければならない。
競争社会に必要なものは、スポーツマンシップであり、フェアプレイ
の精神である。
いわば道徳と倫理である。
思いやりと、正々堂々の精神である。
これは、競争から自然に身につくものではない。
教育が必要なのだ。
スポーツも同じである。
競争社会にはスポーツを通した体力作りと、教育が必要なのだ。
これを忘れてはならない。
スポーツ教育は競争社会には不可欠の柱である。
風俗顔負けの性教育を得意げにしている小学校は文部科学省の
指揮下にあるが、「学校法人」とは、スポーツマンシップもフェアプレ
イ精神も忘れた教育堕落集団ということである。
教育もまた、国民の選択権を保障しなければならない。
教育行政を独占した文部科学省の許認可行政が、教育改革を妨
げているということだ。
文部科学省認可の学校法人と、内閣府ないし、通商産業省認可の
学校とを競争させるようにするといい。
そうした教育改革を提案したい。
Bafun