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+ 初春のお慶びを申し上げます・・・ 月暦再興の願い  風流とは退廃ではない 

2011年02月03日 07時57分21秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 


 

 

  初春のお慶びを申し上げます。


      月暦元旦

 

 

 

 

 

  寒牡丹  化粧を直し  春を明け

    梅士 Baishi

 

 

 

 

 今日は江戸の正月元旦、おおいにめでたい一日である 

 小正月と言うより、大正月だとさえ思う。

 ところが、節分に取って代わり、元旦のめでたさを見失った。

 

 寺社は、除夜の鐘を鳴らし、掛取りを走らせ、元旦のめ

でたさを演出すべきである。

 国民の祝日とするべきである。

 

 

 

 

  

  年越しの  そばなどすすり  夢枕

    梅士 Baishi

 

 

 

 

 小正月前の大晦日など、現代人はほとんど思うまい。

 江戸の賑やかな大晦日は、この季節のことであった。

 小春が梅に香る立春である。

 

 昨日は38度の平熱に臥せった。

 ひそかな大晦日の年越しそばでさえも、夢枕のつゆと消

えた。

 今年の風邪は5ヶ月目を迎えた。

 いったい、どうなっているのだろう。

 

 ああ、めでたい初春だと言うのに・・・。

 

 

 

 

 

 風流とは退廃ではない  

 
 司馬遼太郎の街道を行く「韓のくに紀行」を読んだが、

思い巡らせる味わいのほかに、多少の違和感を感じる。

 飛鳥時代の大和の国をずいぶんとみすぼらしく、非文明

の部族集合体のように書いているからである。

 

 中大兄の皇子が唐の侵略に対して百済救済の援軍数万

人を送ったこと自体が、部族集合体でやれることではない

し、造船技術にしても、唐の軍船ほど大きくなかったにせ

よ、劣るものではなかったはずである。

 異議を唱えておきたい。

 

 もう一つ、南北朝時代の南宋、六朝時代を倣ったとされ

る百済文化を仏教三昧、一言で言えば風流に堕したとい

う趣旨の表現についてである。

 しかし、風流という文化的感性を、政治経済をないがし

ろにする貴族文化のようにいわれることには、風流の一角

に生息する自分としては異議申し立てしたいところである。

 

 風流とは、いわば忙中閑ありのクリエイティブな遊び心

を言うのである。

 論理だけで人間関係が成り立つわけではない。

 文化とは、そもそも、退廃を意味するものでもない。

 政治や仕事を放り出すような歌舞音曲ではむしろ無粋で

あろう。

 武士の茶の湯のたしなみのような一時こそは風流と言

うのである。

 

 司馬遼太郎という大先生に向かって、まことに恐れ多い

ことではあるが、後進の誤解とならないことを願うものである。

 

 

         立憲女王国・神聖九州やまとの国

          梅士 Baishi 
       

          

 

 

 


 

 

 

 

 

 



 


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