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+ 宋寺のさくら・・・ 博多復活の要諦

2008年04月01日 08時15分58秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 宋仏も   今はやまとの   花見して

 
   馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 

 博多東頂寺の桜は見事である。

 博多貿易に一時代を築いたのは,謝国明に代表される鎌倉時代

の宋の商人、博多綱首たちであった。

 

 博多の寺も、宋の商人が寄進したものが多い。

 その代表が、日本最古の禅寺、聖福寺や山笠の起源ともなっ

た承天寺である。

 日宋貿易は、元寇による宋の滅亡によって終焉するが、博多の

仏は帰化して残った。

 

 宋の仏も、安らかに花の季節に瞑目していることであろう。

 

 それにしても、博多の商業は、往時の繁栄をみない。

 

 やはり、文化文明を伴わない貿易は繁栄しない。

 ならば、高僧を得て、博多仏教を盛んにし、世界に発信するほ

どの気概がなければなるまい。

 仏教に目覚めたものがあるならば、それほどの気概を持たなけ

ればならない。

 いつまでも伝統ばかりにしがみついていては発展はない。

 仏陀もまた、東の国に生まれ変わると言い残して入滅したのだっ

た。

 宋寺であっても、新しい仏教理論を求めるべきである。

 

 宗教なき文明はない。

 

 宗教者は文明イノベーションの責任を深く自覚すべきである。

 

                               梅士 Baishi 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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