蝉殻を 精霊舟の ように見て
梅士 Baishi
盆の旅の宿で、朝の散歩会というのに参加した。
いろんな説明が聞けるのがよい。
ところが宿の回り２０ｍ四方で終わった。
観察したのは、昔おしろいやマニュキアに使っていたというオシロイ
バナ、黄金虫もどき、精霊の盆に出るショウリョウバッタ、森の掃除屋
オサムシかシデムシか黒い虫、ニイニイゼミの抜け殻、ハゼの大木・・・。
意外と身近に授業材料があるものだと感心したが、散歩にはなら
なかった・・・。
子供たちの夏休みもせつない八月下旬、蝉殻も思い出の精霊舟
のようである。
それにしても、子供たちよりも多動機症候群のように歩きまわった
夏休みであった。
（昆虫食）
カンボディアの昆虫食というのがweb newsに紹介されていた。
東南アジアには普通に見られるそうだが、たしかにバンコクの屋台
でもタガメやバッタの佃煮のようなものを売っていた。
タガメを食うのかよ、と顔をしかめたが、タランチュラを山盛りにして
売り、それを食っている娘の写真が掲載されていたのだ。
ぎえ～～～～～。
異文化理解とは言っても、ちょっと、近くに来ないでくださいと言い
たい。
タランチュラというのはあのでっかい毒蜘蛛でしょ。
あれって、虫じゃないよ。
それが食うほどいて、ほんとに食うわけでしょ。
申し訳ないけど、あんたら、宇宙人？
宇宙時代といっても、昆虫食的関門があるんでしょうなあ・・・。
【 宗教を洗脳だと言う唯物論の脳梗塞 】
運動不足と飽食の日本の、老後の不安とは「脳梗塞」である。
貧乏して昆虫食でもやっているほうが、よほど健康である。
鳥は昆虫食で空を飛んでいる人がいるくらいだ。
パーキンソン病といのも、運動神経に支障をきたす脳梗塞症状な
のではないか。
いや、そういう話なのではない。
宗教はアヘンだと言ったのは唯物論のマルクスだが、信仰を洗脳
と言うのはけしからん脳梗塞的症状であると言いたいのである。
唯物論で硬直した毛細血管が切れて、信仰世界が認識できなくなっ
ている症状である。
洗脳と言うのは、思考停止して主体的な善悪の判断ができない盲
信状態を言うのであろうが、オウム症候群や文鮮明症候群はそのよ
うな特徴を持っている。
これはいわば超能力信仰であるがゆえに、常識的批判を最初から
無粋と排除する仕掛けなのだろう。
たしかに、教祖というべき宗教創始者は超能力を発揮するものだ。
しかし、教えにこの世の法的正義を排除するようであれば、邪教の
疑いがある。
法の正義は本来宗教的正義に淵源を持つからである。
もっとも、新しい宗教は古い法制度の批判者として現れるものである。
法の創造者である以上、法の堕落や老化を新陳代謝する権威と
役割があるからである。
宗教家が革命家という性格をもつのは宗教的正統性のあらわれで
もある。
しかし、聖戦という考え方が本当に聖なる道理をもっているのかど
うかは、人々が理解できる幸福や救済を求めているかどうかという
常識的判断でもある程度は判定できるはずである。
成仏させるために殺すというオウム的「正義」は、この世の人生修
業を奪う殺人者の論理に過ぎない。
「この世とあの世を貫く幸福」の実現を掲げる幸福の科学は、邪教
に対する警告をも示していると言える。
しかし、神も仏もなく、信仰を洗脳だと揶揄する唯物論者は、邪教
徒よりも始末が悪い。
なにしろ、神仏を見間違えた邪教とはちがい、神仏を殺しているよ
うなものだからである。
これこそ究極の思考停止であり、霊的脳梗塞に他ならない。
まさに、自縛霊の症状である。
公明党の山口代表の守護霊インタヴューに認めている洗脳発言は、
既に信仰世界にない政治集団なのだと言うことをうかがわせるもの
であった。
本質的には共産党と同質であり、政党には欠かせない長期的展望
をもたない「今さえよけりゃ」党であることが読み取れる内容であった。
日蓮さまの恩を仇で返しては、人間としてもどうなんですかねえ・・・。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党
