追い山を 大群衆が 朝に追い
中村 梅士 Baishi
日の出とともに出勤の早朝ランニングを始めた。
日の出は5時24分だった。
4時59分、一番山中洲流れの櫛田入りをテレビに見な
がら朝支度を始めたのだった。
何事もないかのように、早起きの爺ばばが掃除をした
り、早出の人が仕事の仕込みを始めていた。
大博通りに差し掛かったところで、大黒流れに遭遇し
た。
追い山に遭遇するのはもう久しぶりのことである。
五時半を過ぎたころには、追い山は既に終盤、東流れ
と、走る飾り山で有名な上川端の帰り山で終わってしま
った。
それにしても、日の出から間もない早朝だと言うのに、
道と言う道を埋め尽くす大群衆は圧巻だった。
追い山と言うアイデンティティーに糾合した早起きの
大群衆に紛れながら、早すぎた出勤の朝を散策したのだ
った。
追い山は、博多の夏開きに相応しい祭りである。
やはり、遅くとも日の出までには現場にいたい。
４時起きを励行すればよいのだ。
来年の追い山は連休中日の日曜日だからさらに大群衆
が集まるだろう。
しかし、朝四時起きの試練は、決意あればこそである。
単なる群集心理ではない。
群衆一人一人にファイトがある。
ズシンとした重みがある。
それはまさに誉れである。
さて、夏開きを終えた。
いよいよ、追い山の勢いで夏の陣を戦う。
✿ 追い山後の大博通り
国連の役割は、本来は集団的安全保障制度による戦争
抑制にあるが、実効性のない会議体にすぎない。
かといって、全く意味がないわけではなく、報道番組
的インフォメーション機能は持っている。
ごちゃごちゃとした憲章や条約等は、実際的に機能し
ない死んだ配線である。
実際、北朝鮮は国連加盟国であるが、その軍事的挑発
を抑制する機能は国連にはない。
核兵器アピールを繰り返して軍事挑発を続ける北朝鮮
制裁決議にしても、ほとんど効果がない。
そもそも、北朝鮮と国交を持っている国は１６０か国
を越えており、大半の国が北朝鮮とは友好関係にあるこ
とを忘れてはならない。
実質的にはチャイナの衛星国家だからである。
国連は国際的大本営発表のできる報道機関である限り
において、規約やルールや機関があるに過ぎない。
集団的安全保障体制は別に作らなければならない。
一つはアメリカを中心とする安全保障体制である。
もう一つは、地域的な安全保障条約である。
国際紛争の原因は、中東問題とアフリカの国境線紛争
問題があるが植民地支配に起因する欧米の責任問題と言
うべきであろう。
もう一つは、選民思想から侵略的国家の拡大を狙うチ
ャイナの共産帝国主義である。
これを助長したのはアメリカである。
いずれにせよ、アメリカには国際的武力衝突を抑制す
るべき責任がある。
日本にはアジアの安全保障責任がある。
チャイナの息の根を止めなければならない。
同時に国内の共産主義勢力や社会主義勢力を公的な場
から追放しなければならない。
国連による防衛論など、悪質な防衛反対論にすぎない
ことを警告しておきたい。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party
