寒牡丹 指凍えつつ 吾も立ち
梅士 Baishi
雪見の寒牡丹を見たいと思っていたのだが、先の日
曜日はかつてないほどの厳しい冬将軍だった。
嬉々として牡丹苑に出かけたが、地面も花も凍りつ
いていた。
指先が凍りついて感覚がなくなると、頭の芯まで凍り
つく。
雪一色の世界に、凍える人と花が一体になる。
見ごたえのある寒牡丹だった。
欧米列強がしたアジアの植民地支配の歴史は、アジ
アにとっては屈辱の歴史であり、その屈辱が今も尾を
引いている。
にもかかわらず、欧米に代わってアジアを植民地支
配に置き始めているのがチャイナ共産政府である。
共産主義支配に不都合があったとしてもそれも共産
主義の理想実現への一歩であると称賛するのだから
始末に負えない悪魔思想である。
チャイナ共産政府の支配に置かれたアジアは、ウィ
グル、チベット、チワン、満州など自治区と称する地域
であり、今も厳しい植民地支配下に苦しんでいる。
ベトナム、ラオス、カンボディアなど南シナはフランス
の植民地支配下に苦しんだ。
インドネシアはオランダに、フィリピンはスペインに続
きアメリカの差別的植民地支配に長く苦しんできた。
そして、中華民国の植民支配を受けているのが臺灣
である。
これを再び植民地支配下に置こうとしているのがチャ
イナ共産政府のしたたかな戦略である。
これを許してはならない。
そこに、大東亜共栄圏構想の新しい意味がある。
植民地支配の歴史的反省を欧米に問責するべきで
ある。
これを差し置いて、チャイナ共産政府を非難すること
は筋が通らないからである。
まずは、アメリカに反省してもらわねば日米の協力関
係は本物にはならない。
大きな外交課題である。
日本独立宣言・九州本部・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党