枯葉舞う もう一二歩の テニスして
梅士 Baishi
今日は、11月11日、ポッキーの日だそうである。
その11時11分、「ポッキー時間だあ~」と歓声が上がった。
子供は楽しい。
昨日は三十年ぶりに硬式テニスをした。
バスケットも楽しいが、基本的には格闘技である。
その点、テニスは気持ちの上で華麗に楽しめる。
たまにスーパーショットが出るとお互いにめでたい気
分になる。
晩秋はテニスに限る。
さて、明日はイカ釣りのリベンジである。
初回は十時間しゃくり続けたのにゼロだった。
今回はマイエギングロッドで臨む。
ただし、Pラインではなくナイロンというハンディーはあ
るが、天才にはナイロンで十分だ。
イカを攻略できないでは習近平の攻略はできない。
明日が勝負である。
人生は遊び心である。
一生懸命努力して生きていれば、「あー、こけちゃった」
といって笑える力走になる。
明日のイカ釣りには、職場の期待がかかっている。
これで釣れなかったら、面目丸つぶれだ。
いや、習近平との戦いがかかっていると思えば、敗北
などありえない。
釣れない坊主に終わってなるものか。
万が一つれなければ、対馬に渡る。
禍転じて福となす憧れの対馬でイカとの対話を楽しみ
たい。
イカの美しい裸体を対馬の光に透かしてみたいもので
ある。
自分は心理学的性格分析をすれば、宗教的人格に分
類されるかもしれない。
しかし、戦闘的である。
お助けくださいが信仰なのではない。
イカも食い、チャイナも食う。
中華料理を食う日本人がたくさんいることをチャイナ人
指導部はもう一歩二歩、深く考えるべきである。
【 相続制度の意義は何か~ 相続税の罠 】
法律学から離れて二十年以上が過ぎた。
しかし、法律楽の精神は健在である。
そこで、相続制度の意義についてゼミ討論をした。
「資産家に生まれなければ、相続と言っても関心がな
いかもしれません。では、相続制度はなくてもよいでしょ
うか。相続制度廃止法を審議してください。」
これを、ゼミの課題とした。
配偶者は財産分与の趣旨から相続を認めるべきとし
ても、自分で稼いでもない子供の相続は認めないこと
にして、財政赤字の補填にまわすことにしようと言う趣旨
の法案である。
結果、相続財産は、一端国庫に帰属する。
これに対して、学生たちは反対の理由がうかばないもの
の難色模様だった。
「親が死んだら、住んでいるところから出て行けという
ことになるのはあんまりではないでしょうか。」
「ほお、痛いところを突いてきますねえ、じゃあ、成人
に達するまでは処分保留という特例を認めるという修正
をしましょう。それでいかがですか。成人したら自立する
べきですから。」
「・・・。」
「でもですよ、配偶者がいないまま、うどん屋の父が死
んだときは、国営うどん屋になるんでしょう。公務員から
いらっしゃいませと言われるのもどうかと思いますが。」
「いや、公務員がいらっしゃいませとは言わないでしょ
う。下手すれば、態度が悪いと、公務執行妨害で逮捕
されるかもしれませんよ。」
「そんなうどん屋には行きたくありません。」
「ということは、子供への相続を認めないということは、
一代限りの私有財産制度と言うことになって、農業もうど
ん屋も国営になっていしまいかねませんよね。資産家
の子供が濡れ手に粟の相続をすることはけしからんと
言って嫉妬すれば、結局社会主義になってしまいそう
ですね。自由を愛するなら、持てる者に嫉妬してはいけ
ないということです。」
まあ、そういうことになった。
相続否定的な考えに基づいている制度が相続税の仕
掛けである。
社会主義の罠に注意しなければならない。
自由を愛するならば、嫉妬をしないことだ。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi