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+ 九十九島をあとにして・・・  美の世界観について  「白雪の梅」一首

2008年02月12日 23時27分21秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

   

  早春の   九十九島の   松青く

   馬糞 Bafun

 

 

 

  

 星の王子様の小さな星のように、小さな島をちりばめ

た九十九島。

 小さな星の岩山に、松の木が小さな山を作っている。

 透明な、よく冷えた海には、名物のカキと真珠貝が育

っている。

 西海の島々のなんと美しいことか。

 

 

 美しさをめでるということはどういうことなのだろう

か。

 とって食べるでもなく、所有するでもない。

 美しさというのは、五感に感じるもののようでありな

がら、五感でわがものにできるということでもない。

 

 宝石の社会的意義は値段による高級感のアピールにあ

るが、美しさについては、自分のもののようでありなが

ら、自分ではないのである。

 

 人は、何かと自分のものにしないと心残りなものであ

るが、五感では支配できない領域にあるのが、美しさと

いうことではないだろうか。

  

 

 

 

 女性に対する憧れもまた、それに似たところがある。

 自分のものにしたくて結婚したり、愛人にしたりして

も、あらたな悩みを抱えてうんうんと苦しむことになっ

たりする。

 

 支配したつもりでも、それによって得るものは、美し

さとは別のものであって、かえって、美しさから遠くな

ってしまうことにもなりかねない。

 

 五感の外のものを、五感で支配しようとする矛盾に苦

しむのである。

 

 九十九島の美しさは、佐世保近海から逃げるわけでは

ないが、その美しさは、五感では触れることもできず、

置いて帰るほかはない。

 

 

 

 

 美しさというものは、愛するということでしか得られ

ない価値というべきか。

 

 実は、五感で感じるものではなく、霊感で感じている

というべきかも知れない。

 

 心に美しさを住まわせることが、美しさの真価である

と悟るのである。

 美くしさというものは、この世に現れた霊的心象風景

なのである。

 

 

 この世にあっては、心は穢れやすい。

 疲れた心を癒すためには、花鳥風月の美しさを心眼で

楽しむことだ。

 

 芸術とは、心眼で見た美しさを写実する表現である。

 

  

 

 

 去る人に   白雪香る   梅の花

 去りつつ積もる   白雪の花

   馬草 Magusa




梅士 Baishi



 

 

 

 

 

 

 

 

 

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