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+ ぼたん雪・・・ 筥崎宮の花庭園  著作権とコピーのバランス

2008年02月16日 15時35分01秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

  初雪に   蓑傘さしぬ   冬牡丹

     馬糞 Bafun

 

 

 

 筥崎宮の花庭園に、牡丹が見ごろをむかえている。

 入場料500円だが、惜しくはない。

 一周目は写真をとり、二周目は鑑賞した。

 

 蓑傘が牡丹の花を引き立てる。

 蓑傘は雪よけであるが、その日は日傘になっていた。

 夕陽の牡丹も絵になるものである。

 

 その翌日、博多にも雪が降った。

 初雪はぼたん雪だった。

 やっぱり、牡丹の花には雪景色が美しい。


 

 

 

著作権の保護と活用のバランスについて


  著作権とは個性が生み出す文化的価値を持った表現を

保護する法律上の地位をいう。

 なぜ保護するのかというと、文化的表現に利用価値が

あり、かつ、それが、個人の投資と努力によって生み出

された創造物だからである。

 

 創造者に利用の対価を保障することにより、創造の意

欲と資源の供給を確保する意味がある。

 

 ところが、多大な投資と才能と努力によって生み出さ

れた表現物も、無断で大量にコピーされ、出回っている。

 映画も音楽CDもデザインも、まんがも写真もWeb

著作物もである。

 

 かといって、現行の著作権法を厳格に強制したら、著

作物の活用は大幅に制限され、教育も、著作活動も停滞

してしまうだろう。

 すなわち、表現や教育という精神的自由を失わせるこ

とになる。

 創造とは連想でもあるからだ。


 特に、教育現場では、学校法人か否かに関わらず、広

くコピー活用を認めるべきである。

  

 

 

 

 初雪や  嫁入り前の  牡丹かな

         馬糞 Bafun

 

 

 

 本来、表現は創造者単独の創造物ではない。

 他人の表現や教育によってはぐくまれたものである。

 さらには、インスピレーションという形で霊的な世界

から無償で下された価値だともいえるのである。

 

 著作物を独占させることは、理にかなっていないとい

うことである。

 

 では、表現者への対価保障と文化的活用のバランスを

どのようにとるべきか。

 

 取り締まるべき違法コピーとは、コピー物を商品とし

て、不特定多数の者に有償配信ないし、販売する行為に

限定すればよい。

 紹介、参照、参考として使用されている場合にまで厳

しく禁止すべきではあるまい。


 ただで使わせてもらう以上、コピー物について金を取

るべきではない。

 それが道理である。

 その程度でよいのではないか。

 

 結局は、コピーを禁止することではなく、コピーより

も正規品を購入したほうが結局は満足度もコストも経済

的だという環境を作ることだ。


 実際、本の場合、部分的なコピーはともかく、数十ペ

ージものコピーは、コストも手間もかかるから馬鹿らし

い。

 予想される購入者が少ないものであれば、コピー禁止

技術を使って高額商品にすればよい。

 市場性とコストのバランスを著作者側でも問われるこ

とになる。

 

 コピーは味見のようなものである。

 広く味見が行き渡ると、それだけ、購入動機も広がる。

 コピーは、CMと同様の効果があると考えて、活用す

るべきなのではないか。

 

 

 

 

 もっとも、チャイナの違法コピーは目に余る。

 映画館で映画をビデオ撮影して流出させるのだからた

ちが悪い。

 

 しかし、そもそも、チャイナが法治国ではなく、自由

主義経済の仲間にしてはならない闇の国である。

 にもかかわらず、付き合うというのであれば、無法な

振る舞いも計算のうちというべきであろう。

 

 基本は、コピーが市場を大きくするという効果を活用

する工夫に力を注ぐべきであろう。

 

 Webの世界も闇の世界であり、法治社会ではない。

 そのことをこそ、問題とするべきである。

 

 経済は欲望の手段ではない。

 経済を私利私欲の闇にしてはならない。

 経済とは世の中を豊かにし、人々を貧困から救う愛で

あるのだから。 

                              

梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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