月面に サンタは走り 旧のイブ
馬糞 Bafun
何と言うことだろう。
昨日が、旧暦のクリスマスイブだったとは。
誰も知らない旧暦のクリスマス・イブ。
ところが、世間的日常につい目を離した隙に、
目算の旧暦イブが過ぎていた。
しかし、今日は、裏クリスマスである。
復活のクリスマスケーキは売れただろうか。
そういう楽しみが旧暦のストックに並んでいる。
めでたいことは、何事も新旧あげて祝いたいものだ。
来週は忙しい。
3日は節分。
4日は立春。
5日は旧暦すす払い。
6日は、旧大晦日。
そして、7日は、日本伝統の元旦である。
立春の 月細りつつ あらたまり
馬糞 Bafun
如月の新月とは、旧暦の元旦である。
新月だから、新月の出は拝めない。
今年は、2月7日Thur. が元旦。
月は女性を指導する星である。
女性の時代を迎えているのだ。
女も男もないというジェンダーフリーの無粋はやめて、
江戸正月、女正月ともいうべき旧暦の正月を祝ってよいものを。
合理主義だけでは、魂の潤いを見失う。
旧暦の元旦を休日に定める企業があるならば、
ああ、なんて粋な社長だろうか。
そういう会社が伸びるのである。
しかし、そういう会社を聞かない。
そこに、日本の傾城が伺えるのである。
せめて旧正月には、
年始のあいさつなど、
したいものである。
梅士 Baishi