一生の 一会を咲きぬ 彼岸花
馬糞 Bafun
彼岸明けである。
まあ、とにかく猛暑、残暑の夏だった。
それがやっと、彼岸の夏止めで止まった。
しかし、ついに、エアコンは使わなかった。
団扇と氷と扇風機という伝統の技で記録的な猛暑を乗り越えた。
「36℃? 平熱だ、うっちゃっとけ。」
「37℃? まあ、微熱だな。氷で首筋でも冷やしとけ。」
てなもんだった。
夏は暑さを体感して楽しむものである。
その暑さゆえに、秋がうれしいのだ。
猛暑の思い出で、冬の寒さが乗り越えられる。
今日は満月。
中秋の名月が、18時16分、博多の空に上がる。
【オカルト・アジア】
アジアの時代だというが、外国為替市場の表示にはインドネシア
のルピアも、タイバーツも、台湾ダラーも、マレーシアリンギも隠され
たままである。
オカルト、すなわち、隠されたるものを意味する。
いまだ、アジアはオカルト地帯である。
銀行もそうしたアジア諸国の支店もなければ提携銀行もない。
「アジアの時代」というのは、オカルトブームということなのか。
VISTAというのが、ポストBRIC'sの発展国なのだそうである。
ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンの五ヶ
国である。
なぜ、タイではなく、ベトナムなのか。
チャイナ資本が支配しつつあるからだろう。
いずれ、チャイナの自治区に編入される運命である。
東南アジアを、かつての地中海文明のように繁栄させたいもの
である。