千代流 東流よ 山立ちぬ
馬糞 Bafun
7月1日、いよいよ博多祇園山笠の飾り山が立った。
山笠の初日、お汐井取りの日である。
一陣が櫛田を出て、箱崎宮の浜の汐に清める。
博多の山のぼせにとっては、感慨の一入となる。
まずは、めでたい!
博多祇園山笠⇒ http://www.nakasu.org/yama_topics.html
お汐井⇒
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070702/20070702_006.shtml
飾り山の雄は、何といっても、千代流と東流である。
伝統というのは、なんともありがたい。
博多人形の伝統芸能が博多祇園山笠を支え、
山笠が、博多人形を養ってきた。
古来からの武の誉れを語り、
美と躍動の物語を伝える。
【民族衣装の伝統美とクールビズ】
民族衣装は、どの国も美しいものだが、日本の衣装は殊に美しい。
現代の日常生活から見失っているものは、民族的な美意識なのかもしれない。
エアコンがなかった時代、武士の服装はどうだったか。
そこに、「クールビズ」の原点があるのではないか。
「クールビズ」といっても、競争にさらされない、役人と大企業で
もないとやれない省略である。
本来、襟をただすべき公務員、政治家がだらしなく見えるところ
に問題がある。
機能主義が礼節を省略する発想は安易である。
公務員と政治家は、スーツを止めて、フォーマルな和服にする
べきである。
ついでに、ちょんまげを結ってはいかがだろうか。
役所もまた、風通しの良い木造建造物にして、こじんまりとする
とよいだろう。
それが、環境に順応した伝統の智慧である。
Bafun
千代流の飾り山笠、 源氏物語の優美・「紅葉賀」の巻