『Let's4バスケットV125(K7) K7エンジン内カーボン除去』
カーボン除去したV125(K7)エンジンを乗せて倉庫へ行ってきます。
これまたいつ購入したか忘れましたが
購入後、そのまま倉庫で眠っていたV125(K9)エンジンを引っ張り出してきました。
一応、実動車からの取外しエンジンと言われておりましたが
なぜエンジンを降ろしたのか?理由を聞いておりませんので
期待半分、部品取り半分です。走行距離も不明です。
今回アドレスV125Sのジャンク車を手に入れてみたのも
このV125(K9)エンジンの動作確認がしてみたかったって理由もあるんです。
V125(K5~K7)までの速さを求めずに
ノーマルでの全波整流化されているエンジンで
125㏄クラスとして、見劣りするものではないので
Let's4にスワップするには充分だろうという意味で所有してました。
エンジン右側、シリンダ下部にオイル汚れが・・・
このオイル汚れって、プロはどう判断しておられるのでしょうかね?
シリンダヘッドカバーを外してみました。
ちょっと黒いかな?
カム側の方が、それほど汚れは溜まってませんね
先日のK5エンジンに比べればですが・・・
『Let's4バスケットV125(K7)のエンジン修理のための準備作業』
バルブクリアランスのみチェックして、カバーを閉じました。
駆動系のチェック
ウエイトローラーは19g
クラッチのギヤ側の汚れ具合はこんな状態
駆動系内を簡単に清掃
スロットルバルブも清掃していよいよエンジンを載せ換えます。
ブラシやエアブローで汚れを軽く落としながらの作業。
ホースやコネクタ類を外しながら
ブラシ(小)も使って細かい部分の汚れも簡単にですが清掃
良く外し忘れてしまう、リヤブレーキワイヤーを最初に外して
ハーネス関連を外します。
セルモーター周りのハーネス類が外しづらいです。
エンジンを降ろす作業
V125のエンジンは、センタースタンドがエンジン側にありますので
センタースタンドを立てていれば、エンジンが倒れる心配はありません。
動かす方向に気を付けないと絶対に倒れないという事はないですが・・・
それ以上に、フレーム(ボディ)側が倒れる可能性が大ですので
気を付けましょう。
フレームとインジェクションの位置関係上引っかかるので注意しながら
フレーム側を持ち上げ過ぎると、フレーム(ボディ)が倒れますので
持ち上げ過ぎに注意して、エンジン側を少しずつ後方にずらしていきます。
フレームを持つ際、変なところを持つとフレームを掴む力が入った際
手が痛くて、支えれない事になったりしますので、
しっかり掴める位置を掴んで作業しましょう。
はじめはエンジンのタイヤを後方に回しながら
ある程度すると、タイヤを回せなくなるので
エンジン本体を後方に押しながら
少しずつエンジンを後方にずらしています。
そうすると、センタースタンドも外れる心配が無いので
エンジン降りました。
今回の作業、フレームの上っ面はキレイにしたのですが
燃料タンクとリヤフェンダーをキレイにするのを忘れてました。
本当は、この状態で燃料タンクとリヤフェンダーを外して
洗剤で洗うべきでした。(後悔)
なぜかと言うと
リヤフェンダーの裏側(エンジン側)にオイル汚れがひどかった
言い訳、リヤフェンダーを洗剤で洗うのって意外と時間がかかるです。
でもエンジンを降ろす機会じゃないとリヤフェンダー外せないんですよね
次に機会があれば、時間に余裕をもって洗いましょう。
K9エンジン合体
この時リヤフェンダーの裏側を洗わなかったことを非常に後悔することに
載せ換え作業時は、意外とリヤフェンダーの裏側を触るんですよ
だから、手が真っ黒に・・・
インジェクション付近の青っぽいカプラーと黒のカプラーが同一形状ですので
差し間違いに注意しましょう。間違うとエンジンかかりません。
K9エンジンとV125S(L0)エンジンはほとんどポン付けに近いのですが、
一ヶ所コネクター形状が違うのと
スピードセンサーの配線処理が必要でした。
年式やグレードによっては、他にも必要な作業が発生するかもしれません。
赤い配線はエンジン始動確認用に
仮組している画像です。あまりお勧めできる作業内容ではありませんが・・・
始動することを確認したので、カプラーをキボシで代用して
この様にバイパスにしました。
このカプラーは廃棄またはお蔵入り
マフラーカバーの位置が悪かったので、修正しておきました。
L0エンジンから、K9エンジンに積み換え完了。
エンジンも無事に始動確認が出来ました。
ここで良くあるミスを一つ書いておきます。
エンジンを積み換える作業をしているとサイドスタンドを出したり
引っ込めたりするケースがあります。
エンジンの始動確認中にキーONで、スピードメーターのオープニングはするが
『FI』ランプが点灯せずに『ジー』と言う音がしない時は
サイドスタンドの位置を確認してください。
ただし、このままでは登録して保険入っても走行できません。
なぜか?
V125Sのスピードメーターが機能していないからです。
V125S(L0)はギヤボックスのギヤで速度検知してますが
V125(K9)はフロントタイヤの回転でメーターを動かしていますので
V125(K9)のエンジンを使用するとなると
フロントにメーターギアとメーターワイヤをV125(K9)以前の物を移植するか?
社外メーターを使う際のマグネットセンサーにする必要があります。
フロントホイールはV125Sの物で大丈夫そうです。
それと、スピードメーターも交換が必要にあります。
V125Sのスピードメーターを使用するのであれば
V125Sのエンジンを載せるのが一番簡単だと思います。
電気的知識が高い方は、K9エンジンでも無理はないと思いますが・・・
K9エンジン交換時のメーター表示『39444km』
あら、シートに小さい穴が開いてました。
これは直さないとダメですね
カーボン除去したV125(K7)エンジンを乗せて倉庫へ行ってきます。
これまたいつ購入したか忘れましたが
購入後、そのまま倉庫で眠っていたV125(K9)エンジンを引っ張り出してきました。
一応、実動車からの取外しエンジンと言われておりましたが
なぜエンジンを降ろしたのか?理由を聞いておりませんので
期待半分、部品取り半分です。走行距離も不明です。
今回アドレスV125Sのジャンク車を手に入れてみたのも
このV125(K9)エンジンの動作確認がしてみたかったって理由もあるんです。
V125(K5~K7)までの速さを求めずに
ノーマルでの全波整流化されているエンジンで
125㏄クラスとして、見劣りするものではないので
Let's4にスワップするには充分だろうという意味で所有してました。
エンジン右側、シリンダ下部にオイル汚れが・・・
このオイル汚れって、プロはどう判断しておられるのでしょうかね?
シリンダヘッドカバーを外してみました。
ちょっと黒いかな?
カム側の方が、それほど汚れは溜まってませんね
先日のK5エンジンに比べればですが・・・
『Let's4バスケットV125(K7)のエンジン修理のための準備作業』
バルブクリアランスのみチェックして、カバーを閉じました。
駆動系のチェック
ウエイトローラーは19g
クラッチのギヤ側の汚れ具合はこんな状態
駆動系内を簡単に清掃
スロットルバルブも清掃していよいよエンジンを載せ換えます。
ブラシやエアブローで汚れを軽く落としながらの作業。
ホースやコネクタ類を外しながら
ブラシ(小)も使って細かい部分の汚れも簡単にですが清掃
良く外し忘れてしまう、リヤブレーキワイヤーを最初に外して
ハーネス関連を外します。
セルモーター周りのハーネス類が外しづらいです。
エンジンを降ろす作業
V125のエンジンは、センタースタンドがエンジン側にありますので
センタースタンドを立てていれば、エンジンが倒れる心配はありません。
動かす方向に気を付けないと絶対に倒れないという事はないですが・・・
それ以上に、フレーム(ボディ)側が倒れる可能性が大ですので
気を付けましょう。
フレームとインジェクションの位置関係上引っかかるので注意しながら
フレーム側を持ち上げ過ぎると、フレーム(ボディ)が倒れますので
持ち上げ過ぎに注意して、エンジン側を少しずつ後方にずらしていきます。
フレームを持つ際、変なところを持つとフレームを掴む力が入った際
手が痛くて、支えれない事になったりしますので、
しっかり掴める位置を掴んで作業しましょう。
はじめはエンジンのタイヤを後方に回しながら
ある程度すると、タイヤを回せなくなるので
エンジン本体を後方に押しながら
少しずつエンジンを後方にずらしています。
そうすると、センタースタンドも外れる心配が無いので
エンジン降りました。
今回の作業、フレームの上っ面はキレイにしたのですが
燃料タンクとリヤフェンダーをキレイにするのを忘れてました。
本当は、この状態で燃料タンクとリヤフェンダーを外して
洗剤で洗うべきでした。(後悔)
なぜかと言うと
リヤフェンダーの裏側(エンジン側)にオイル汚れがひどかった
言い訳、リヤフェンダーを洗剤で洗うのって意外と時間がかかるです。
でもエンジンを降ろす機会じゃないとリヤフェンダー外せないんですよね
次に機会があれば、時間に余裕をもって洗いましょう。
K9エンジン合体
この時リヤフェンダーの裏側を洗わなかったことを非常に後悔することに
載せ換え作業時は、意外とリヤフェンダーの裏側を触るんですよ
だから、手が真っ黒に・・・
インジェクション付近の青っぽいカプラーと黒のカプラーが同一形状ですので
差し間違いに注意しましょう。間違うとエンジンかかりません。
K9エンジンとV125S(L0)エンジンはほとんどポン付けに近いのですが、
一ヶ所コネクター形状が違うのと
スピードセンサーの配線処理が必要でした。
年式やグレードによっては、他にも必要な作業が発生するかもしれません。
赤い配線はエンジン始動確認用に
仮組している画像です。あまりお勧めできる作業内容ではありませんが・・・
始動することを確認したので、カプラーをキボシで代用して
この様にバイパスにしました。
このカプラーは廃棄またはお蔵入り
マフラーカバーの位置が悪かったので、修正しておきました。
L0エンジンから、K9エンジンに積み換え完了。
エンジンも無事に始動確認が出来ました。
ここで良くあるミスを一つ書いておきます。
エンジンを積み換える作業をしているとサイドスタンドを出したり
引っ込めたりするケースがあります。
エンジンの始動確認中にキーONで、スピードメーターのオープニングはするが
『FI』ランプが点灯せずに『ジー』と言う音がしない時は
サイドスタンドの位置を確認してください。
ただし、このままでは登録して保険入っても走行できません。
なぜか?
V125Sのスピードメーターが機能していないからです。
V125S(L0)はギヤボックスのギヤで速度検知してますが
V125(K9)はフロントタイヤの回転でメーターを動かしていますので
V125(K9)のエンジンを使用するとなると
フロントにメーターギアとメーターワイヤをV125(K9)以前の物を移植するか?
社外メーターを使う際のマグネットセンサーにする必要があります。
フロントホイールはV125Sの物で大丈夫そうです。
それと、スピードメーターも交換が必要にあります。
V125Sのスピードメーターを使用するのであれば
V125Sのエンジンを載せるのが一番簡単だと思います。
電気的知識が高い方は、K9エンジンでも無理はないと思いますが・・・
K9エンジン交換時のメーター表示『39444km』
あら、シートに小さい穴が開いてました。
これは直さないとダメですね