Let's4バスケットV125 K7エンジン内カーボン除去

2020-04-23 10:39:06 |  Let's4-CF46A
バルブスプリングコンプレッサを買ってきました。
工具は良いものが良いのはわかってはいますが、
安いのだと1,000円台から10,000円オーバーするものまで、
どれを買えばいいのかわかりません。

使ってすぐ壊れちゃうのは困りますが
使用頻度が高いものでもないので
アタッチメントの数が多いものを買いました。
大きいアタッチメントを使う機会があるのか?疑問ですが・・・
本当は、ケースの色で買おうかと思ってたんですがね

エンジンは降りた状態なので、
前回の作業の所まで一気に進めていきます。

シリンダヘッドを外そうとしたら、
シリンダまで外れそう、
ピストンまではアクセスしたくないので慎重に

相変わらず素手で作業していますがゴム手袋使用を推奨

シリンダヘッドが外れました。
本当は、ピストンリングとか、ピストン周りも
部品チェックや交換した方が良いんでしょうが
何回も作業をするデメリットもありますが
スキルアップのため、手間をかけようという趣旨と
ここまででどうなるかも知りたいので経験のためです。

約一週間前に、プラグ穴とインジェクション側(IN)からたっぷりと
エンジンコンディショナーを吹きつけておいたから
どこぞのカーボンがピストンヘッド付近にたっぷり剥がれ落ちてます。
どこのかはわかりませんが、すごいなぁ

バルブスプリングコンプレッサーを使用してバルブを外します
慣れてない為か?ちょっと工具の使い方がぎこちなく苦戦しました。

素人の私でもとりあえず外すことが出来ましたよ
バルブの状態はこんな感じ
左がOUT側、右がIN側

バルブを外した、シリンダヘッド側はこんな感じ

だいぶキレイになりました。
バルブもキレイにして、すり合わせをしておきました。
写真撮ったはずが見当たらない・・・

オイルが減るのは、たぶんこのステムシールだろうと
思っている(期待している)ので、ステムシールを交換します。

09289-05008 オイルシール、5x10.5x8.4
1個、400円位税別 (2020/04頃) 2個使用

ラジオペンチを使って外しました。
キレイに外せませんでしたが、交換するのでいいでしょう。

ワイヤーがついてないので、取付は簡単でした。

バルブの方、漬け置き洗いした方が良かったかなぁ?
と思いつつも、組付けてますが・・・

始動用のキックパーツを取り付けていないので
ファン側をぐるぐる回して、気持ち馴染ませて
効果あるかはわかりませんが・・・

バルブクリアランスを調整
V125サービスマニュアル3-21参照
冷機時
(IN) 0.05~0.10mm
(OUT) 0.10~0.15mm

IN側を0.07mm、OUT側を0.13mmに合わせました。

今回交換した部品
ステムシールの他に
11173-33G00 ガスケット、シリンダヘッドカバー  (1個) 710円位(税別)
09161-11008 ワッシャ、10.6x25.5x2.3 (2個) 140円位(税別)x2 (k5/k6/k7)
シリンダヘッド用ガスケットは再利用(ケチっちゃいました。)

とりあえず完成
K5エンジンの調子を見たいので、
このK7エンジンはしばらくこのまま保管します。

シール剤、スリーボンド”1207B”を持っていなかったので
後日やり直さねば・・・
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Let's4バスケットV125 K7エンジン状態とリヤタイヤ交換

2020-04-19 08:33:31 |  Let's4-CF46A
外出自粛中で、引き籠り生活も嫌いじゃない私です。
今日は、降ろしたK7エンジンのシリンダヘッドを外して
ピストンとバルブの状態を見てみましょう。

まず最初に、エンジンカバーの油&砂汚れを
歯ブラシとエアブローを使って簡単にですがキレイにします。

エアブローだけではほとんど汚れが落ちませんので

汚れ箇所を、歯ブラシでこすってはエアーで飛ばしての繰り返し

シリンダヘッドカバーを外しての作業をすればいいのですが
マイクロスコープを使ってプラグ穴からシリンダーの中を見てみましょう。

格安マイクロスコープの実力です。
プラグ穴入口

シリンダー内の映像
左がピストンヘッドです。

ピストンヘッドの状態

格安マイクロスコープがピストンに近づきすぎると
ピントが合いません。
マイクロスコープですが、接写がイマイチ苦手だったりします。
あと、バルブ側が映せません。
工夫すれば映せるかもしれませんが・・・

さぁ、実際にシリンダヘッドカバーを取っての作業開始

エンジンオイル管理は自分が所有してからはしっかりやっていたので
そんなに汚れてはいないと思いますが、所有する前の状態は
わかりませんので、正確な事はわかりませんが・・・

さぁ、ここから先は私の未体験ゾーン!

スプロケット、カムシャフトを止めている六角穴付きボルトを
六角レンチをしっかり奥まで入れて回します。

シリンダヘッドを固定している、10mmナットx2個をはずし
12mmナットx4個を均等に少しずつ緩めて外します。

ピストンヘッドが見えました。
格安マイクロスコープ見ていたので、まぁこんなもんかなって印象。

シリンダヘッドのバルブ側、真っ黒
正常な状態を知りませんので、何とも言えませんが
バルブが浮いているような気がします。

OUT(排気)側を上にして、エンジンコンディショナーを
たっぷり注いでみました。

バルブの全域から漏れてきます。
たぶんこれって間違いなくダメな奴ですよね・・・

この状態で圧縮が約8bar(8.1kgf/cm2)くらい

バルブを外す工具をまだ手に入れていませんので
本日は、エンジンコンディショナーを
たっぷり吹きつけ作業に専念しましょう。

エンジンコンディショナーを吹きつけて
しばらく放置を繰り返しますので
合間に、リヤタイヤ交換をしましょう。

気温がまだ暖かくなかったですが
古いタイヤの取外しはさほど苦労せずに済みました。

タイヤ交換は合間作業ですので
エンジンコンディショナーをいろいろな方向から噴霧

ピストンヘッドにも噴霧して、
ショップタオルで湿布したりしながら

ある程度繰り返していると
ショップタオルで拭き取れる状態になってきましたので

だいぶきれいになってきました。
素手で作業していますが、使い捨て手袋を使用することをお勧めします。
ピンクの石けんで洗い落としますが、手荒れが酷くなりますので・・・

ある程度キレイになったら、
バルブを外す工具を買ってくるまで元に戻しておきます。
戻した際に、プラグ穴とインジェクション側(IN)からたっぷりと
エンジンコンディショナーを吹きつけておきます。

合間合間の作業になりましたが
タイヤ交換も無事に終了。
もちろんエアバルブも新品に交換しましたよ

この時は4月5日でしたのでスタッドレスタイヤですが、

もう大丈夫だろうと、新しく組み込んだ夏タイヤに交換です。

本日の作業時のメーター表示
『4276km』
新しく交換したリヤタイヤの製造が2017年と言うのは見てないことに

さぁ、試運転と行きたいところですが
外出自粛中のためおあずけ
暫くすると、雨が降ってきました。
自粛していてよかった。
 
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Let's4バスケットV125(K5) 電圧が低い

2020-04-18 09:57:43 |  Let's4-CF46A
外出自粛中につき、お家でまったり過ごしております。
とりあえず、K5-全波整流エンジンに積み換えて
エンジンの調子や実力がわからないまま、
一週間に一度くらいの割合で、エンジンをかけています。
一応、アラーム機能を装備しているので、
バッテリー状態維持と盗難対策を兼ねて・・・
アイドリング中、ヘッドライトが点灯しているので、
バッテリーに優しいかはわかりませんが
月に一度くらいの割合で、バッテリー補充電も実施しています。

エンジンかけての電圧が低いんですよね
バッテリー端子で測ると、13V位

レギュレーターで測ると13.5V位
どうなんでしょうか?14V以上になるはずなんですが・・・

配線間違っているのかなぁ?
リーディオの時に経験したケースも考えられるし・・・

ジョルノクレアのレギュレーター2種類(31600-GEE-003、31600-GEE-901)
両方試してみたけどさほど変わらない、

このエンジンについていたレギュレーターで試してみると

バッテリー端子付近で13.5V近く上がった

メーターに付けている電圧計でも
アイドリング時の電圧がジョルノクレアレギュレーターより高い

回転数を上げてみても、電圧上昇が高い

どうなんだろ?
まだまだ、街乗り&ツーリングまでは出来ないので
じっくり様子をみて、ハーネスチェックでもしましょうかね・・・
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Let's4バスケットV125 降ろしたK7エンジンの外観

2020-04-13 18:32:40 |  Let's4-CF46A
降ろしたK7エンジンのオイル漏れ(?)状態のチェックです。

シリンダヘッドカバーを固定するネジの下側の漏れが酷いですね

エンジンはカバーがあるのでどのあたりから漏れているか?
どの位漏れているかわかりませんので、
エンジンカバーを外して見ましょう。

シリンダヘッド辺りが特に汚れていますね

エンジン側を見てもシリンダヘッドカバーとシリンダの間からの漏れかな?

シリンダの付け根部分(SCEM?の文字あたり) も汚れていますが
エンジンカバーの影響か?漏れか?どっちだろう?

プラグ側のカバーも外して見ましょう。

シリンダヘッドカバーを固定するネジの上側からも軽く漏れているようです。

こちら側のオイル漏れ具合は微妙な気が・・・

マフラー側は下になるから、エンジンカバーを伝ってオイルが溜まった感じですかね

プラグ付近、シリンダとシリンダヘッドの間が漏れている?

エンジンカバーを見てみると、微妙な気も・・・

さぁ次は、エンジンを開けての作業に取り掛かりましょう。
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Let's4バスケットV125(K5) K5-全波整流エンジン始動動画

2020-04-12 16:39:30 |  Let's4-CF46A
Let's4バスケットV125(K7) K5-全波整流エンジン換装後
エンジン始動と、アイドリングの動画
変な音してないと思うですが・・・

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2020年 夏タイヤへ

2020-04-12 02:47:18 | その他
3月29日、雪が降りましたね
今年の冬は暖かかったので、早々に夏タイヤに交換する方が多かったですが
八王子は数年に一度は4月に氷点下になることがありますので
万が一の時のためのスタッドレスタイヤを
万が一の時に履いてないというのはどうなの?って思っていますので
4月に入ってから交換するようにしています。
走行距離が短いので、溝が無くなるよりも経年劣化の方が先に来るからですが・・・

さぁ、夏タイヤに交換です。
家内いわく、ロードノイズが大きくなったと言ってました。
空気圧が高いのかなぁ? 気になるので近いうちにどこかで空気圧調整してもらおう。

スタッドレスタイヤ&ホイールはキレイに洗って、。

まだ新しいからか?汚れは簡単に落ちました。
一日乾燥して、保管します。
今シーズンありがとう、来シーズンもよろしくね
 
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Let's4バスケットV125(K7) K5-全波整流エンジンへ換装

2020-04-11 07:28:06 |  Let's4-CF46A
目に見えないウイルスはいつまで続くかわからないから
みなさん、外出自粛大変でしょうが、乗り越えていきましょう。
という事で、今日も外には行かずに自宅の駐車場での作業です。

K7エンジンを降ろす前に、最終的にエンジン始動チェック
メーター表示『4276km/』

シートやリヤカウルなど取り外します。
ドライブレコーダーの配線があるので、
慣れてはいますが、慎重に作業します。

緑に矢印の、インジェクターに繋がる燃料ホースを
クリップを使ってガソリンを止めての作業です。

ここからは、スロットルケーブル、リヤブレーキワイヤー
ハーネスやホース類を外して、エンジンを降ろします。

エンジン降りました。
センタースタンドがエンジン側に付いているので
フレーム(ボディ)側は、ブロックなどを使って倒れないようにしておきます。

降ろした、K7エンジン
状態確認は、K5-全波整流エンジンを載せたあとにしましょう。

この状態で、足りないものをK7エンジンから取り外して取付けます。

エンジンハンガーと、セルモーターの配線以外は
載せたあとで入換します。

エンジンハンガーは、エンジン側に取り付けてから
フレームとドッキングさせる方が、私は楽な気がします。
チャレンジする方は、どっちからでも良いです。

エンジンハンガーを固定する前に、エンジンをだいたいの場所に移動させた後
配線やホース類が変な位置にないかを確認して
問題ないことを確認して、エンジンハンガーとフレームを固定します。

ひとり作業だと、エンジンハンガーとフレームを固定する際
シャフトを通すのがひと苦労しますが、怪我したり
配線などを壊さないようにしましょう。

エンジンを載せたので、ハーネスやホース類と取り付けていくのですが
バッテリーのマイナス端子を外して作業します。
電気は目に見えませんので、何かあったら面倒なので・・・

スロットルケーブル、リヤブレーキワイヤーも取付けて

リヤタイヤ&ホイールもK7エンジンの物と入換

駆動系のパーツとマフラーも入換

続いては、全波整流エンジンですので
リヤブレーキランプとヘッドライトのDC化

Let's4はリヤ側に使えるDCの配線がありませんので
バッテリーBOXかフロント側からアクセサリONの配線を引っ張ってきます。
メインハーネス側の黄/白線が交流電源で使われていたので
代用も可能かもしれませんが、メインハーネスのどの位置で分岐等しているのか
わかっている人は良いのですが、私はわからないし
探す労力が大変だと思うので、別に配線をひきました。

このK5-全波整流エンジンが始動するかもわかっていないので
簡易的にヘッドライトは、配線を外しておいて
エンジン始動確認をするために、マイナスアースを接続
エンジン側のアース配線も取付けます。

キーONする前に、ACEWELLメーターに電気がきていることを確認

セルを回さず、キックを数回踏んで
無事エンジン始動OK
めちゃめちゃ格安で購入したK5-全波整流エンジン
エンジンかかりましたよ
常用できるかはまだわかりませんが・・・

レギュレーターはジョルノクレアの物

いまいち電圧低いなぁ

エンジンも異音無さそうだし、
ヘッドライトのDC化をして、いつでも走れるようにしておきますが
外出自粛期間中は、走行することは無いんだろうなぁ
定期的にエンジンかけてアイドリングさせるくらいですね

さぁ、次は取り外したK7エンジンの状態を見ていきましょう。
 
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Let's4バスケットV125(K7)のエンジン修理のための準備作業

2020-04-05 21:09:00 |  Let's4-CF46A
Let's4バスケットV125(K7)のエンジンのオイル滲み(漏れ)があったのですが
気にだけはしていて乗っていたので、慣れって怖いもので
パワーが出ていないのも、ずっと乗っているためにそれが普通になってしまっていて
制限速度は出るし、それ以上の速度域で走行することもほとんど無いので
余計気にしてなかったのですが、先日圧縮測ってみて
知り合いにその話をすると、ギリギリっぽい話だったので
とうとう重い腰を上げて、オイル滲み(漏れ)の修理に取り掛かる決心をしました。

普通は、エンジンを降ろすかして修理に取り掛かるんでしょうが
何年も前に、格安で手に入れていた自称K5エンジンを倉庫から引っ張り出してきて
Let's4バスケットV125(K7)のエンジンの修理の間は
自称K5エンジンを載せておこうと思います。

手に入れた時は、前オーナーは入手しただけで手を付けずに
未装着&未使用の未確認状態らしい。

その前のオーナーの情報だと
規制前K5エンジン、実動で
走行距離約13000km以内、異音無しの全波整流化済みらしい。

全波整流化の際に、外したボルトはステンレスのキャップボルトに変更したみたい。

エンジンオイルはちゃんと入っているみたい。

プラグは新品(?)、黒くなっている煤?らしいのが気になるところ
と言っても私が手に入れてからもう5年以上は倉庫に保管していたので
消耗品は要交換なのですけどね

知り合いが規制前のクラッチ部分が欲しいというので
規制後(K9)と交換するために、クラッチを取り外します。

プーリー側を外そうとしたら、かなり硬く締まっていて
ぐっと力を入れたら、プーリーフェイス(ドライブフェイス?)が割れちゃいました。

その後悪戦苦闘して、プーリー側のナットを外しましたが
クランクシャフトにダメージが無ければいいのですが・・・
?その前にこのエンジン自体が動くかどうかもわかりませんが・・・

ハーネス&ワイヤー類とクラッチパーツを取り外し完了。

動作するかはわかりませんが、スロットルボデーを清掃しましょう。

エンジン単体ですので、スロットルボディを取り外してキレイにします。

エンジンコンディショナーをたっぷり吹きつけてを繰り返して
綿棒で汚れを落としました。

吸気側はこんな感じにきれいになりました。

スロットルボディを取り外しての作業でしたので
スロットルの向こう側もキレイにしました。

シリンダ側はこんな感じにきれいになりました。

シリンダヘッドカバーを外すとこんな感じの状態。
私の4stのエンジンを開けての作業経験値がほぼ無いので
この状態がどうなのかはよくわかりませんが、
ちょっと黒いのかなぁ?

今回はここの清掃はせずに、バルブクリアランス調整のみで済ませます。

IN側は、0.05~0.10mmという事なので
0.06mmで調整

OUT側は0.17mmでしたので

0.11mm程で調整

さぁ、このエンジンが始動するかはわかりませんが
破格の安さで手に入れたので動けばラッキーですね、

以前、車両で手に入れて、ちょっと乗っていたV125(150cc)エンジン
動作するんでしょうがこれまた永い眠りについていたので
動作確認するのが面倒で、知り合いに引き取っていただきました。
動かしたとしても、軽二輪登録してまで乗ろうと思わないのでドナドナです。
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