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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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人生は寂しいもの、悲しいもの…山形県天童市

2007年02月23日 22時24分16秒 | Weblog
先日にある会合で、人は悩んでは駄目!常に前向きに明るく元気にしていなければ光明が見出せないのだ、と言うスピーチがありました。その通りなのですが…
誰もがそのようにして過ごしたいと思う事でしょう。しかし、人と言う生き物は悩むと言う特性を持っています。
どんなに明るく元気にしていたいと思っていても人は皆、否応無しに悩まなければいけない場面に突き当たるのです。

悩みもまた人生の1ページ、苦悩を重ねるからこそ本当の幸福の意義が実感できます。
苦悩を経験すればこそ本当の幸福に行き当たるのです。
つまり苦悩は幸福を掴む手がかりなのです。

人は絶対に一人では生きて行けません。
青いただ広い大空、膨大な大自然をボーっとして見詰めていると、人の存在の小さな事に気付きます。
関わった人々が自分の前を通り過ぎて行き、自分だけが取り残され、人生は寂しいものです。人生は悲しいものです。

特に工務店経営者は孤独感と恐怖感に包まれながら毎日を過ごしているのです。
30社以上もの協力業者さんの頂点に立ち、大手建材メーカーの社員にまで強権を使います。
その強権を行使すればするほど裸の王様に見られがちな疑心暗鬼に苛まれ、北の将軍さまのような憐れな時間を送る事になり易いのです。

今日は第8回ファース全国大会in山形に数百名の工務店経営者が集りました。
其々が苦悩して悲しみを抱え、悲しさに耐えているのです。そしてその苦難の先に大きな幸福の兆しを見つけるためにこの山形に参集しました。工務店経営者が相集い、厳しさを共有する仲間たちがいる事に気付き、勇気と希望を得るのです。
彼らの幸福は建主さん、協力業者さん、納品業者さん、建材メーカーさん、そして工務店社員の方々の幸福に直結するのです。

写真は式典のオープニングで、地元山形県に古くから伝わる、山伏祝詞を何と山形ファース会のメンバーである社長さんたちの合唱で迎えてくれました。
「住む人と幸せを分かち合う家づくり」の基本理念のもとに参集した参加者の方々は式典と大会懇親会の終了後、溢れるような笑顔がありました。
ファース本部と一緒になって大会運営を担って戴いた山形ファース会と関係者の方々のご尽力に衷心より感謝申し上げます。
疲労感こそありますが、参加者の笑顔が焼きついています…皆さん、ありがとう!!!
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