毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

無いものが誕生する時…京都~東京

2007年02月01日 22時22分42秒 | Weblog
女性を子供の産む機械、装置だと形容して批判を浴びている大臣がおります。
女性蔑視と言うより、子供を生む神秘的で神聖な女性を形容するには、あまりにも無機質な表現であり、彼の内面をその言葉から推察されても致し方ないのです。

人間だけでなく植物などの生物が誕生するプロセスなどは、機械や装置と同等だと形容する部分など皆無だと思われます。生物に限らず、従来無かったものがこの世に出る時は、少なからず神秘的な現象の延長で誕生してきます。
発明王、エジソンは電球や蓄音機などを発明しましたが、その装置は極めてシンプルな発想と工夫で出来ています。しかし、その誕生するプロセスは単に努力しただけでなく、神秘的な体験を幾重にも重ねる事で出来上がっています。

私も多くの発明をして来ましたが、動機は極めて単純です。
このような装置や道具があれば便利だと言う事だけです。
しかし、その一番最初の発明動機で行動を興し、目的のものを誕生させるまでには、幾つかの想定外の事象に戸惑いを覚える事があります。この戸惑いの重なり合いが、とても神秘的だといえるのかもしれません。

機械や道具と言うような無機質なものでも、その開発途中では様々な神秘的な事象に行き当たり、その事象が目的達成への道標となる事が多いのです。まして女性を子供をつくる機械や装置に例えるのは、無神経以前の問題で情緒性の欠如と言えるのではないでしょうか。
人間社会は古代から男尊女卑が表向きであり、女尊男卑が根底にしっかりと息衝いているのです。つまり、どんな豪腕男子でも、その活力は愛しい女性が存在するからこそ発揮されるのでしょう。
実は女性の方がそのように常に上から男性を見据えているのが実状なのかも…

写真は京都市左京区静市に本社のある、織物繊維メーカー、㈱川島織物セルコンの新商品研究開発室の内装部材、実験ハウスで撮りました。右から営業グループリーダーの赤山洋二さん、技術開発グループ、チームリーダーの北村克之さん、同じくグループリーダーの後藤求さんです。ここでは、織物の技術と繊維関連の技術を活かして、触って柔らかい感触が何とも言えない従来に無かった内装部材の研究開発を行っていました。この触った感触が優しい女性のようにも…

しかし、ここでも想定外の神秘的といえる事象と葛藤しながら新しい商品が誕生して行く過程を見学できました。
この女性のような優しい感触の内装材を、いつかファースの家でデビューさせたいと思います。

今日は京都から東京日本橋で行われたファースメーカー協力会の役員会に参加し、上場メーカーの重役さん達と会議を行い、その後の懇親会で美味しい日本橋料理を戴きました。
今夜も悩める相談者のために東京のホテルでせっせと回答業務を…明日は信州です。
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
下のコメント欄にご意見を!!