毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

前科のあるものが信頼を回復する事の難しさ…北斗市

2007年02月07日 18時19分39秒 | Weblog
女性を子供の産む機械、装置と例えたのは労働厚生大臣として、いささか容認の範囲を超えた発言であり批判されて然るべきであろう。かの大臣が昨日、その釈明を記者に求められて行った発言が次に記述したものである。

「若い人たちの雇用形態が、例えば婚姻状況などに強い相関関係を持ち、雇用が安定すれば婚姻率も高まるような状況なので、まず若者に安定した雇用の場を与えていかなければいけない。また、女性あるいは一緒の所帯に住む世帯の家計が、子どもを持つことで厳しい条件になるので、それらを軽減する経済的支援も必要だろう。もう一つは、やはり家庭を営み、子どもを育てることには人生の喜びのようなものがあるという意識の面も若い人たちがとらえることが必要だろう。そういうことを政策として考えていかなければならない。他方、当人の若い人たちは結婚をしたい、それから子どもを2人以上持ちたいという極めて「健全」な状況にいるわけだから、本当にそういう若者の「健全」な、なんというか希望というものに我々がフィットした政策を出していくことが非常に大事だと思っている。」

この二回使用された「健全」と言う言葉が問題だと言うのである。
大臣の第二段目の失言として報道されており、健全の反対は不健全であり、女性を産む機械発言を裏付けした女性蔑視の内容だとし、容認出来ないなどとするものである。

この「健全」云々と言う発言を通常の記者会見で行った場合、失言とも問題発言ともならないと思うのです。ところが「産む機械」発言の当事者として辞任を迫られる中での発言は、まさに大臣の真意を見たとする報道が行き交います。またインタビューする記者連中も、大臣から失言を引き出す事でスクープとなり、失言を引き出すに有効な、あの手この手の質問を投げかけてくるようです。貝になれない大臣なので辛い…

犯罪においても一度、過ちを犯して前科者になった人が刑期を終えて社会復帰をしても、実社会で本当の信頼を回復するまでには大変な苦労を伴います。
あの人は前科者だとするレッテルを貼られ、やる事なす事を色眼鏡で見られる事になるのでしょう。近くに犯罪が発生すると一番最初に疑われます。仕事でも一度、間違いを起すとそのジャンルの仕事で関係者に「大丈夫かな?」と言う疑心暗鬼を与えてしまいます。

人の行う事に絶対はありません。受取る方も寛容性、寛大さが必要と思われるのですが…
写真は今日7日、ファース本部に届いたファースのユーザーさんからの手紙です。
不具合のあったファースの家が完全に復旧した事を告げる報告とお礼状でした。

短期間に二回も不具合を生じさせてユーザーさんには再三にわたり迷惑をかけたのですが、そのユーザーさんの寛大さが完全復旧に導いたのでした。
人間の行う事や発言にパーフェクトを求めるのか…このユーザーさんのような寛容さもまた必要なのではないでしょうか…
受け取る側の寛容さが物事に丸みをつけて課題の解決に役立つような気もします。

上手く行って当たり前の住宅産業ですが、このようなお礼状もあるのです。
建主さんの心の広さに感謝、感激です!!!
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
下のコメント欄にご意見を!!