goo

冒険

先日届いたあるDMにこんな事が書かれていた。



『ある人が、病気で余命を告げられている人にアンケートを実施して、「今、
後悔している事、何かやっておけば良かった事は何ですか」と聞いたところ、
ほとんどの人が「もっと冒険をしておけばよかった」と答えたそうです。』




昨日、闘病仲間だったSさんのお宅に伺ってきた。

7年に渡る闘病生活の末、先月、残念ながら亡くなってしまったのだが、奥
さんの話しによると、意識が無くなる寸前まで悲愴感を見せず、それどころ
か冗談を言って周りを笑わせていたという。

そんな死に様に対してみんな共通に、

「なんだか死んでしまったのが嘘みたいだよね。今もフッと帰ってきそう。」



そう、今でもSさんから、

コンニチハです。調子はどうですか。

と、メールが来そうな気がしている。






たぶんSさんを知る人みんなの思いを、昨日奥さんがポロっと話していた。


「私も最期の時はこんなふうにありたい、と思いました。」と。





そこら中に、たくさんの「人の輪」を残して逝ったSさん、きっといっぱい
冒険をし尽くした人生だったんだろうと思います。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« I belie... のど自慢予選... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (junseok)
2009-11-02 20:22:49
こんにちは。

僕の叔父が脳梗塞で半身不随になり、
その後に癌で余命を告げられた生活を送ってて、
次男が3ヶ月、四男が半年ほどでしたが、
二人とも年単位で行き続けました。

次男なんか7年も生きました。

亡くなる1月前に会いに行きましたが、
勿論会話すらきつそうでしたが、
表情は決して瀕死の状態には見えず、
死んだのが納得できるような出来ないような…
そんな感じだったのを覚えてます。


実は僕が10歳の時にも似たような経験をしていて、
祖母の弟の家に遊びに行った時です。

その叔父の嫁は糖尿病で当時は経つことすら大変だったらしいのですが、帰り際に僕だけ部屋に呼び寄せて
「大人になったら何になりたいの?」という会話をしたのを今でも覚えてます。

最後にぎゅっと抱きしめてくれて、
それで帰ったのですが、
結局その1週間後に亡くなりました。


どうも「え?死ぬ感じがしなかった」というのが
共通した思いで、僕もそういう死に方がいいなと思ってます。たまにいたずらをするんじゃないか?みたいな匂いをずっとさせたいな~なんて。
 
 
 
Unknown (かんぞう)
2009-11-02 23:12:42
junseokさん、こんばんは。

人間、いざとなったら開き直れるという事でしょうか。
先がみえない、中途半端、が精神的には辛いと言いますが、わたしはそんな中であがいて生きていく方がいいです。

でも「死に方」によって周りに与える影響が大きく違う事が、この歳になって分かってきました。
やっぱり自分勝手な最期にだけはしたくないですよね。

junseokさん、お互い悔いなく生きましょうね。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。