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この先・・・

鼻水から咳に変わり、ここ数日は家庭内マスク生活。

なんたって受験生がいるもんんで。



今朝は夜明け前から咳が止まらなくなり、寝不足気味。

止まらない時は朝一で病院へ、と思っていたけど、いざ起きるとそれなりに落ち着いていて、結局、
行かず仕舞い。

熱でもあれば速攻病院行きなんだけれど、ちょっと考え、どうせろくな薬は出してくれない、と思い、
思い留まる。

妻にも、

「病院、行ってきたの?」

と詰め寄られるんだけれど、とにかく強い薬が飲めないんだから、どうにもならない。



ならば、ビタミンCでも摂って、旨いもん食べて、ゆっくり休んで(休めないけど)といった方が
治りが早いのでは、と超自己中心的な判断で済ませようとする。





それにしても、と思う。

免疫抑制剤の服用量は、おそらくもう少なくできないくらい少ないはずなのに、風邪はひきやすく、
のどはすぐにやられ、体調は極端に悪くなる。

そして、もっと大変なのが、治りが、遅い。




だから日常、マスク、手洗い、うがい、かなり気をつけているつもりなんだけれど、それでもやっぱり。


この防衛力の無さはなんだ?

治癒力の低さは?



今後、また何かあったら、その時はきっと、移植で劇症肝炎を克服したようにはいかないんだろうな。
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« 日本シリーズ... 冬の術後 »
 
コメント
 
 
 
おだいじに (チャイ)
2012-11-09 15:21:43
かんぞうさん、こんにちは。
風邪が長引いている様子ですね。

免疫力…抵抗力…

日常に染み込んだ言葉ですね、お互いに。

弱く儚い抵抗力で、細々頑張る人もいれば、ある日突然ダメになる人もいますね。

どうぞお大事になさってください。

追伸. カンフーパンダご存知なんですね~
 
 
 
カンフー (かんぞう)
2012-11-09 22:54:41
チャイさん、こんばんは。

どうも体力が弱ると気も弱くなってしまいます。

何度も何度も病院に舞い戻された入退院の日々を思うと、明日何があってもおかしくないと考えて、常々色々な準備だけはしているのですが、先が読めないっていうのは嫌なものですね。

自分的にはもう慣れたものなのですが、仕事のことを考えると、全てを急に投げ出すわけにもいかず、そこだけは難しいところです。


カンフーパンダ、観てはいないのですが、何かしらの活字で目にした記憶があります。
カンフーはカンフーでも、ブルース・リーなら何度も観たのですが。
基本、カンフー好き、です。
 
 
 
Unknown (チャイ)
2012-11-10 01:10:21
ブルース リー、私も結構観ましたよ。
主人がよく観ていて…。
最初は興味なかったんですけど。
黄色い服と、おかしな気合いのインパクトが強すぎて誤解してましたが、苦労してあそこまで行き着いた人なんですよね。
意外に普通の人だなあと思いました。

明日は何があるかわからない…
分からないですよね、本当に。
老若男女、みな平等に分からない訳ですが、病気をした事があると殊更に感じますよね。
私も、いま脳の血管に問題があって、来年手術を考えています。
確率は非常に低いものの、これが原因で明日倒れないとも限りません。

明日も、元気で過ごせますように。
 
 
 
明日 (かんぞう)
2012-11-10 22:22:26
チャイさん、こんばんは。

『燃えよドラゴン』を見て、子供心にカッコいいなぁって思って、ドラゴンシリーズはTV放映されたものは全部見ました。

あの頃の少年は、みんな憧れたんではないでしょうか。
あっと言う間に死んでしまいましたが、それこそ明日何が起こるかなんて誰にもわかりませんね。

あれだけ肉体を鍛えていてもそれだけではだめなんですね。


それよりなにより、チャイさんの脳の方が心配です。
肝臓は所詮肝臓ですけど、脳は人間の根幹ですから。
内蔵の手術は、今後あっても苦もなくできそうですが、首から上はやはり怖いです。

どうか大事にしてくださいね。
あまり考え過ぎてもダメなんでしょうが、でも色んな経験を積まれているチャイさんですから、きっと乗り越えて元気でいてくれると信じています。

わたしは、また明日も精一杯生きてみます。
 
 
 
結局 (チャイ)
2012-11-12 21:36:46
こんばんは。
私は、ドナーとして多少の侵襲はありましたが、結局のところ、病気の辛さ、苦しさは芯からは理解できていないのです。
病気の怖さを頭で理解しても、体では分からないのです。
仕方がないですが…。
脳の方も、普段は無症状なものですから、つい忘れちゃって。
これを病気ては言わないんじゃないかな、なんて思ったり。
手術をすれば、少しは病気に苦しむ人の気持ちに、近くなれるのでしょうか…

そうそう、ブルースリーのお師匠だった、イップマンという人の映画もビデオで観ましたが、すご~く面白かったです(≧∇≦)
 
 
 
知らない方が・・・ (かんぞう)
2012-11-12 22:56:38
チャイさん、こんばんは。

自分として考えれば、移植はむしろレシピエントよりドナーの方が、精神的な部分での苦痛、負担は大きいと思っているのです。
なので、移植手術における病院でのドナーの扱い方が、あまりにも軽んじて考えられているようで、入院中からずっと不思議でした。

以前はよくブログにも書いていたのですが、あまりに早過ぎる退院とか、あり得ないっ!って思ったり。

たしかに、体ではわからないのかもしれませんが、でもつくづく思うのは、病気の苦しさなんか、知らなければ一生知らない方がいいんですよね。

実際、そうやって天寿を全うする人の方が多いんでしょうから。

移植の後、よく考えるんですけど、自分の病気で周りに迷惑をかけて、色んな意味で心配をかけた中で、一番の罪は、「健康であるこそが一番」で、それこそが自慢すべきことなのに、周りの人たちに(少なくとも自分に対しては)それをさせてあげられてないんじゃないか、ということなんです。

ですから、できる限り普段も元気でいたいですし、のど自慢とか、時に「何だ?」と思わせる様な感じでありたいと思っています。


ただ、その反動がブログで愚痴る要因になっている気はします・・・・。



イップマン師匠、気になります。
面白い、の意味は、笑っちゃう、の面白いでしょうか。
それはそれで凄く興味を惹かれるのですが。
 
 
 
ドナー (チャイ)
2012-11-13 20:15:11
かんぞうさん、こんばんは。

私は、まだ若くて体力があったことと、レシピエントが娘だった事もあり、ドナーとなる事に、抵抗も不安もありませんでした。
むしろ、ドナーセイフティーなんていらないから、なんとしても移植を成功させてほしいと思っていました。
自分が死ぬより怖い事があったから、自分の事は全く考えませんでした。

でも、ドナーに対するレシピエント側の気持ちも分かります。
簡単な事でないのは、確かですからね。
いつか娘がもっと良く分かるようになった時、私に頭が上がらない、なんて思って欲しくないなと、思ってます。
あなたが生きていなければ、お母さんも生きていけないから、お互いに命びろいしたね、ありがとう、と伝えたいです。
人は欲張りですから、生死をさまよっている時には、命だけは…と思い、回復すればもっと健康になりたいと思い、健康であれば満足かというと、若々しくありたいと思い…願いはつきませんよね。

ドナー手術の朝、私は娘の回復以外、欲望が一切消えました。
それは本当に清々しい、穏やかな気持ちでしたよ。
あれは不思議な感覚でした。

ドナーは、レシピエントが生きていてくれたら、幸せなんです。
痛みや、精神的苦痛なんて、忘れちゃいます。

長々とスミマセン…

イップマン、葉問、と書きます。
ドニー イェンという俳優が主演です。面白いとはお笑い的な面白さではありません。
カンフー映画のアクション的な面と、ヒューマンドラマ的な感動とがストーリーの中にバランスよく出てくる、見応えある映画です。
二作ありますよ。
時代背景もあり、かなり日本人が悪く描かれていますが、なぜか不快感を感じないのは、主人公の人柄によるものだと思います。








 
 
 
その通りですね (かんぞう)
2012-11-13 21:42:58
チャイさん、こんばんは。

ドナーとレシピエントの関係の中で、母親と子、というのは、もしかしたら他の関係のどれよりも高貴で愛おしいものかもしれません。
たぶん、わたしの母も、妻も、きっと同じ状況であればチャイさんと同じ思いを持つのだと思います。

それだけ、女性は、母は、強くて優しくて、特に子供に対しては男は絶対勝てないなぁ、と感じます。



娘さん、頭が上がらない、なんて感情はきっと欠けらも起きないと思いますよ。
ただあるのは「感謝」、この思いだけだと思います。
そしてやっぱり、ドナーであるお母さんの健康、これはもう絶対いつまでも心に存在し続けることと思います。

この感謝の気持だけはどうぞ受けとめてあげてください。



でも、親子関係、兄弟、等に限らず、チャイさんの
「レシピエントが生きていてくれたら、幸せなんです。

という言葉は、レシピエント全てにおいて、本当に心安らげる言葉だと思います。

おそらくほとんどのレシピエントが、何かしらの思いをドナーに対して秘めています。
言葉に絶対できないものも含めて。
だからこそありがたい言葉なんです。

一年間の入院中、色んなドナーとレシピエントの関係を目にしてきました。
表現の仕方もまちまちでした。
必ずしも良い関係ばかりではありませんでした。

でもはたから伺えるに、レシピエントの回復を願うドナーとレシピエントのドナーへの感謝の思いだけは共通事項でした。


終わりが始まりでもある生体移植って、本当に難しいですね。



イップマン、ヒューマンドラマであれば尚更見てみたくなりました。
結構好きなんです、そういうの。
もう少し若かったら、カンフーとか少林寺とか、習ってみたいものです。
ブルース・リーとかジャッキーにはなれなくても、武田鉄矢になら・・・

 
 
 
Unknown (チャイ)
2012-11-14 19:47:57
こんばんは。

ドナーの気持ち、幼い娘からは知ることができないので、かんぞうさんのブログの中に、色々な答えを見出しています。
ありがとうございます。
娘からの感謝を、まっすぐ受け止める優しさと素直さを忘れないようにします。

ところで…だんだん私の素姓がバレますが…(・_・;
大学時代、ずっと少林寺拳法をやっておりまして…。
とても、楽しかったですよ。

雪になるんですね、そちらは。
ロマンチックだなあ、なんて言ってられない厳しい現実もありそうですが、やっぱりホワイトクリスマス、うらやましいです…>_<…
 
 
 
少林寺 (かんぞう)
2012-11-14 21:27:15
チャイさん、少林寺拳法の使い手、でしたか。

道理で、カンフー話しに詳しいと思いました。
でも、なぜ少林寺?という疑問は消えませんが、あまり深入りはしないほうが・・・よさそうですね。

少林寺、やっぱり永遠の憧れです。
剣道をやってなかったら、きっと野球か少林寺、やっていた様な気がします。

だけど・・・それならきっとチャイさんは、娘さんにとって強くて優しい存在なんでしょうね。
これから娘さん、成長に従って、色んなことを知って、色んな考え方を持つようになんるのでしょうが、チャイさんはドーんと構えて、受け身が強そうです。

自分にとってのそんな存在、間違いなく妻、です。
妻には、それこそ頭が上がりません。
もちろん感謝はしてますよ。
 
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