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精神的にも肉体的にも疲れた一日・その三

なんとか前座の泌尿器科が終わり、痛みはかなり治まっていた。

やっと第一外科の診察。
この日の予定は12時からだったが、大抵1時間から2時間は遅れる。

CT検査が13時からなのでどうかと思ったが、40分頃には呼ばれた。


「移植の肝臓自体の調子はいいですよ」

先生の第一声でまずは一安心。

今日の先生は楽観主義者(個人的感想)のS医師。
いつも、いい意味であまり不安視させるような事を言わないので、特に
心配事の無い時は安心して帰宅できるのだが。


いつものやり取りの中、

「だいぶ安定してきたね。もうそろそろ2ヶ月位空けてもいいかな」

「でも先生、薬のことがありますよね」

「ああそうかMさん、B型だったか」

「ええ」

(そんな今更・・・)



などと会話しつつ、一番気になる抗体値の事を話してくれないので、

「先生、抗体値の方はどうなんでしょうか」

PCをチェックしつつ

「うん、ちょっと待って・・・今日は1.4ですね。でもまあ、薬(バ
ラクルード)飲んでるからね」

「大丈夫なんでしょうか」

「まあ、そっちを選んでいるわけだからね、しょうがないよね。
もしもの時は肝数値が上がる前に入院して、集中して投与(ヘブスブリ
ン)すればいいわけだから」

(好きで薬変えてるわけじゃないんですけど。急に入院って言われても
生活も仕事もあるんですけど)

「しょうがない」って言われちゃしょうがないんですけど。
大臣は辞めればいいけど・・・


とまぁ結局抗体値は「1.4」という事で・・・ますます微~~妙。


でも決めました。
理論的に飲み薬「バラクルード」で抑制できるわけだし、抗体値が
100だからといって安全というわけでもないし。
このままの状態を続けていこうと。


帰り際、この日までにということでお願いしておいた「特定疾患受給者
証」の申請用紙の記入、

「これ書いておきますからね。手分けして書きますけど、すぐにってい
うわけにはいかないんですよね」

(半月も前にお願いしてるんですけど・・・


忙しいのはわかってるんです。
一生懸命やってくれているのも良くわかるんです。
でも色々な事が、もう少し風通しが良くなれば、って思うのは贅沢なん
でしょうか。

医師や看護師さんにすれば大多数の中の一人の患者なんでしょうけど、
こうなってしまった身とすれば、病院と医師に頼らざるを得ないわけで。


でもやはりある程度、特に最近感じる事、
「自分の身は自分で守る」ということ、

医療を信用しないということではなく、病院と医師と意思の疎通を図り
つつ、自分自身も良く勉強をし、
「何がわからないか」
をハッキリさせておくことがとても重要なんだと思います。



せめてもの望み、
早く自由に体を動かせるようになって、最後にみんなと手をつなぎ合っ
て、こう叫びたい、

   ヴィクトリー!!   
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